「流す涙が美しい」ファーストラヴ ムービーブラザーズさんの映画レビュー(感想・評価)
流す涙が美しい
◯ストーリー
父親を殺害した容疑で女子大生・聖山環菜が逮捕された。彼女の「動機はそちらで見つけてください」という挑発的な言葉が世間を騒がせる中、事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、夫・我聞の弟で弁護士の庵野迦葉とともに彼女の本当の動機を探るため、面会を重ねるが、二転三転する環菜の供述に翻弄されていた。真実が歪められる中、由紀はどこか過去の自分と似た何かを感じ始めていた。由紀の過去を知る迦葉の存在、そして環菜の過去に触れたことをきっかけに、由紀は心の奥底に隠したはずの「ある記憶」と向き合うことになる。
とても難しい、「心」が題材の本作では鑑賞しながら色々考える。そもそも、行動に移すのにはそれに至る心理があるから。
本作では、由紀(北川景子)と環菜(芳根京子)が取材中に泣くシーンがあるがあの涙が綺麗だった。あの涙が全て。
また、裁判直前の映像で雲が晴れて太陽が見えて来る映像に胸打たれた。
鑑賞した感想を今回は事細かに書かないが心を学ぶ素晴らしき映画と思う。
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