サイレント・トーキョーのレビュー・感想・評価
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我々の平和は気付かぬ犠牲の上にある!
単身赴任になった10年ほど前からかな。映画館で鑑賞することが増えました。でも歳のせいでしょうか、忘れっぽいし、長い瞬きも増えたんだよね。
そんなわけで、定年後で時間の出来た今、以前見た映画を見直す日々が続いてます。鑑賞当時のレビューを読み直し、新たに書き綴っている次第です。
この作品も映画館で観た一本ですが、内容が思い出せない。あまり良い印象が無くて、渋谷の爆破シーンがスゴかったなくらいの記憶です。
今回見直して改めて感じたんだけど、最近の邦画って、かなり洋画っぽくなってきた気がする。 派手な見せ場は勿論なんだけど、昔の邦画って登場人物の掘り下げが半端なくて、アクション映画なのにほとんどがそこにとられていたような印象がある。
ところが本作品は100分弱、ポンポーンと展開して、すんなり見れました。
特に衝撃的なのは、やっぱり渋谷の爆破シーンですね。ホンッとスゴかった! 映画史に残るんじゃないかってほどの驚きです。何気にあのちゃんが出てたのにもビックリ。(すっかり忘れてましたけど)
西島さんの刑事もいつもながらカッコいいんだけど、昔なんかあったみたい。ところが、そこには触れずに話が進むからドキドキが継続できたんじゃないかな。
中村さんもいい味だしてた。一見、クールに振る舞う怪しい人物なのに、実は熱い想いがあったりして。
ワキを固める佐藤さん、石田さんのいぶし銀がまた良かった。あっと驚く結末!その語り人となる2人が、ホンっと印象的だった。何で、こんな衝撃的な内容、忘れちゃってたんだろう?
映画館で観たときには、それほどでもなかったのに、今回見直したら、この犯行理由はズッシーンとのしかかってきた。自分は、このままでいいのか?
確かに日本人って平和ボケしてると思う。それを否定するつもりはないし、生まれた時から争いのないこの日本に感謝している。
でも、本作品のなかで、爆破予告されている渋谷に祭りのように人が群がっていたのに対し、バカだよな~って思ったけど、現実に起こりそうな気も無きにしも非ず。集団心理か知らないけど、絶対に安全だと思い込んでるよね、みんな。
そして、今でも何処かで戦火に亡くなる人がいる。 人を殺める事が誉められる戦争という行為が、いつまでたってもなくならない。
日本でそれが起こっていないというだけであって、何時、巻き込まれてもおかしくない現実もある。 自衛官や報道カメラマンなど、実際に戦場を体験した人たちが、今の日本を見て、どう思っているんだろう?
ラストに流れるクリスマスソングが印象的でした。 物静かな歌声に平和を実感すると共に、底知れぬ恐ろしさを感じた気がします。
日本人は平和ボケなのかなぁ。それならそれでいいじゃん
日本人は平和ボケなのかなぁ。臨機応変にアイデンティティをビルト&スクラップ出来る民族なんだよ。
日本人とおぼしき犯人から『いいか。勘違いするなよ』と言う台詞のあと。『これは戦争だ』と字幕が登場し“発足したばかり”の総理大臣のコメントがテレビに映し出される。
以下台詞
『勿論、侵略行為は許されるべきではない。但し、近隣諸国との緊張が高まる中、従来の政策を貫いても、この国を守る事が不可能ではないか』
とどこかの総理大臣みたくこの映画のへっぽこ総理大臣は言い切ってしまう。そして、
『他国からの侵略行為があった場合、自らが立ち向かう必要になる』と締めくくる。驚き桃の木へっぽこ総理大臣である。
閑話休題。
これは戦争じゃなく
『シビル・ウォー』である。鑑賞者も含めた日本人はそれが分かっていない。アメリカ映画の『シビル・ウォー』を戦争と見る事しか出来ないのだ。しかし、歴史は『クーデター』、『革命』、『内戦』を繰り返してきた。その後に『戦争』や『侵略戦争』に発展するのだ。日本人はこう言った争いを全て『事変』『事件』としてまとめてきた。大戦や戦争への関連性をあやふやにする。
まぁ、それはともかく、へっぽこ総理大臣であっても、
総理大臣は行政機関の長。現行の憲法がある限り、こんな総理大臣は誕生する事は無い。
『鑑賞者はとんでもない思い違いをしているのかもしれない』
そうか?
『夫は妻を守る義務がある!??』
あと8分。もう二度とチャンスなんか無い。少なくとも今のままでは。
あおってあおって 2020年の12月4日から上映公開とは?製作会社はわかっているのか?
4日後の12/7と12/8がどんな日かわかっているのか!!しかも、その音楽がこの原作のインスパイアと言い切る。
全く、空気が読めていないとしか言いようが無い。
内容の無い悪趣味な薄気味悪いプロパガンダ映画に見える。製作会社の思惑なんだろうね。そっちの方が怖いかなぁ。
『ドライブ・マイ・カ◯』の俳優さんを『ハッピ◯クリスマス』で使う。しかし、
空気が読めていない使われ方なので、偉大なる文学賞まで、お隣の国に先を越される事になったと感じる、
リア充爆発した! ジョンとヨーコでも助走つけて殴るレベルのへっぽこさ。
東京都心を襲う連続爆破テロの顛末を群像劇の形式で描くクライム・サスペンス。
謎の男、朝比奈仁を演じるのは『ステキな金縛り』『ザ・ファブル』の佐藤浩市。
事件に巻き込まれる主婦、山口アイコを演じるのは『もののけ姫』『コクリコ坂から』の石田ゆり子。
事件の捜査にあたる刑事、世田志乃夫を演じるのは『風立ちぬ』『クリーピー 偽りの隣人』の西島秀俊。
若きIT起業家、須永基樹を演じるのは『ピースオブケイク』『狐狼の血』の中村倫也。
都内に勤める会社員、高梨真奈美を演じるのは『銀の匙 Silver Spoon』『AI崩壊』の広瀬アリス。
ジョン・レノンの名曲「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」(1971)にインスパイアされて執筆された、秦建日子の小説が原作。ジョン・レノンのファンである自分からすると、「お前真面目にこの曲聴いたことあんのか!?」と言いたくなる内容であり、こんなもんを映画化しようと思った奴は何を考えているのか問いただしたくなる。もしかしたら原作小説は面白いのもしれないけどさ。
「アベ政治を許さない」。今となってはこの言葉も古くなりにけりって感じだけど、本作の軸となっているのがこの思想であることは間違いないだろう。
現政権に対する強い不信感を作品として打ち出す。その点については何の異論もないし、むしろどんどんやるべきだと思うんだけど、映画の内容があまりにもへっぽこすぎる。
犯人だと思っていた人物が実は…。真犯人だと思っていた人物が実は実は…。という具合に、観客のミスリードを誘う描写が本作には頻出するのだが、裏をかくことに気を取られるあまり登場人物の行動が意味不明になっちゃってる。特に中村倫也演じるIT社長の言動は一から十までマジでわけわかめ。
「いやいや、あの行動の理由はよく考えればわかるはずですよ。わからなければもう一度観てみて下さい…😏」と制作陣は思っているのかも知れないが、馬鹿馬鹿しすぎて集中する気になれないし、ましてや2度観ることなんて絶対ないっつーの。
辟易したのは登場人物がとにかくうるさいこと。
冒頭、バイトくんの先輩の演技の臭さに「ちょっとこの映画やばいかも…」と思ったのだが、その予感は的中。
10分に1回くらいの割合でキャラクターが怒鳴ったり叫んだりする。大声コンテストかっつーの。いくらパニック映画だからって限度ってもんがあるだろうがっ!!
特にひどかったのが広瀬アリス。中村倫也の隠し撮り映像を観た彼女のクソデカ叫び声には鼓膜が破れるかと思った。うるせえっっ!!💢
サイレント要素は一つもなし。『ノイジー・トーキョー』に改題してほしい。
細かいところまで指摘し始めるとキリがないのだが、特にツッコミたいのは一番の見せ場でもあるハチ公前大爆破。
総理大臣がテロリストと交渉しなかったことにより爆発が起き、その結果多くの民間人に負傷者が出た。そのような総理の姿勢を批判的に描いていたが、いや別に総理間違ってなくないっすか?予告無しならいざ知らず、このテロリスト爆破する時間も場所も事前に教えてくれてるわけだからね。そりゃテロリストとは対話しないでしょう。
この件で一番ダメなのはどう考えたって総理じゃなくて警察。何でもっと徹底的に封鎖しないのよ。時間の猶予は結構あったぞ。第一、あれだけの大爆発を起こせるだけの爆弾を何で発見出来ないんだよおい。
とにかく警察組織が無能すぎて話にならないし、それを無理に政権批判に繋げようとしているから物語が歪になってしまっている。最大の大見せ場がこのポンコツ具合なのだから、もうどういう顔してこの映画を観れば良いのかわからなくなってしまった。
良かった点はランタイムの短さ!
99分とは何と良心的なことか。まぁ短くしすぎたせいで完全に説明不足なんだけど、スカートとへっぽこ映画は短ければ短いほど良いですからね。
あと、なんだかんだ文句をつけたけどハチ公前大爆発の、「渋谷のダニども 全員死刑に処す」という思い切りの良さはgood job👍
実寸大のオープンセットを作り、そこに大量のエキストラを投入して撮影するという徹底したリアル志向。そのことにより生まれる迫力は一見の価値ありなのではないでしょうか。
そういえば、渋谷のクソガキの1人を今や大人気タレントとなったあのちゃんが演じてましたね。あのちゃんにもこういう時代があったのかー。豪快な爆死、見事👏
鼻くそほじりながら書いたのかと思われる脚本。
陸上自衛隊の国連PKO活動に端を発するテロリズム、平和ボケした日本に「戦争」を思い出させるという一連の出来事は完全に『機動警察パトレイバー 2 the Movie』(1993)の丸パクリな訳だが、残念ながら『パト2』の模倣すら出来ていない。
へっぽこなのは間違いないが、渋谷大爆発や気狂い爆弾学校といった面白い絵面のおかげで割と観ていられた。やはり爆発と気狂いは映画の華なのです💥
にしても石田ゆり子のバックハグ、いいなぁ…。あんなんされたら、たとえ嵌められたとしても許しちゃうよね💕
俳優○映像○シナリオが……
日本人の危機感の薄さをテーマにしているが、シナリオがすでに平和に浸りきった人間側が書いているシナリオなのでどうしても妄想の域を脱していない。
例として作中では戦争帰還者が負うPTSD(心的外傷後ストレス障害)を扱っているがその体験がとんでもなくズレている。
このPTSDを取り扱っている映画で名作アメリカンスナイパーがあるので比較してみると
・サイレントトウキョー
地雷撤去ボランティア中に自衛隊を戦争当事国と勘違いした子供が自衛隊を巻き込もうと自爆テロを行われた。善意できた男性に叩きつけられた戦争の憎悪に苦悩する自衛隊員。作中の言動から一般人を巻き込んだ責任等を追求されているかもしれない。
・アメリカンスナイパー
軍が進行している進路上に女性と少年が現れ、対戦車用の爆弾を投げようとするが一歩間違えば民間人殺害の刑罰を受けるプレッシャーと仲間を守らなければならない重圧、決意して発砲するも爆弾が投げられた緊張感。進行中の味方に届かずひと安心するも女性と子供を射殺してしまった事へ苦悩する主人公。
この両者はそれらを何でもない日常を送る男性が非日常にいたという非現実感に悩まされる事になるがサイレントトウキョーとアメリカンスナイパーでは文字通り体験した世界が違う。
作中の人物はサイレントトウキョーの自衛隊エピソードが戦争と思っているようだがそもそも戦争ですらない。手段が爆弾であっただけで復讐先を間違われた事故であり、アメリカンスナイパーのように人を殺めていないし保身と仲間を天秤にかけることもない。善意だから好かれて当然と戦争で傷ついた国に安易に来てしまったただの世間知らずだ。
作中の人物が首相よりは戦争を知っていると発言しているがこれほど滑稽な言葉はない。戦争すら体験していない人伝てから聞いた者が戦争を語り、爆弾の知識だけ教えられた一般人が首相に話をしたいといっているのだ。
世間知らずな登場人物(キャラクター)があっても、シナリオ作家と監督が世間知らずではダメだと思う。
佐藤浩一さんの行動はミスリードを誘うため?なのか作中では説明ができていないと思う。爆弾の場所と範囲は犯人しか知らないはずなのになぜ息子に教えられたのか、なぜ教えたのか作中では説明できていない。
爆弾の被害も警察の立ち入り禁止区域の設定も被害の逆算したご都合展開に思えるし、ノイズとなる箇所がちらほら……
シナリオ以外の俳優、映像が高レベルであるにも関わらずシナリオで損をしている作品。星2つは俳優と映像スタッフへ
そんなに日本人バカなの?
石田さんの登場からTVクルーに声をかけたところあたりで、ん?この人真犯人だよね?から始まり、だよね、そうだよねと時間差で答え合わせをしているような感じの映画でしたが、出演者さんの演技素晴らしさで楽しめました。
ただ、渋谷の爆発予告…日本人てあそこまでバカですかね?
平和ボケを描くにしても度が過ぎると逆に伝わらないのでは?
伝えたいテーマがあるんでしょうが、それにしては色々足りない…なのに、時間のわりに長く感じる映画でした。
歌の力ってすごい
クリスマスに爆発が起こるという前知識のみ。
味のある俳優さんばかり。
西島秀俊かっけえな…。
渋谷ハチ公前の爆発のリアルさよ。
今の日本の緩みというか確かに平和ボケと言われる所以というか。
爆破予告があっても、爆発なんてしない、見つけてくれる。
爆発に限らずだが、自分は大丈夫、なんて根拠のないことを考えてる人が多いと思う。
まあ爆破予告なんてわかりやすいことしてるんだから近づかないのが1番。
渋谷を通過する電車も乗りたく無いけどなあ…。
戦争体験者でないので想像することしかできないけど、どんな作品を見ても共通して思うのは、戦争よくない。
平和な時代にしたいと日本を変えた先人達には頭上がらんわ…。
映画の面で言うと、二転三転四転八転くらいしてて予想できない展開でした。
アイコさんは犯人一味と思いきや主犯だとは。
もときが良いやつだったのは意外。
再婚相手も犯人一味かと思ったけど普通に良い再婚相手だった。幸せになってね。
広瀬アリスが平和ボケしてる若者が上手すぎて、嫌いになってしまうくらいだった…。
あやのが良い子すぎて泣ける。
思ったより楽しかったけど共感できるキャラがおらず、結局なんで?って問いかけたい。
ジョンレノンのハッピークリスマスが1番ぐっときたかもしれん。
歌詞をきちんと聞いたことなかったが、こんなに平和を願った歌だとは。
ジョンレノンの、歌にかける想いの強さを知った映画でした。
21.4.18GEO
シンプルに面白くない
アマプラでなんか観るか〜と思って漁ってたけど特にいいのがなく。酒のお供にとりあえず何でもいいから流したくて適当に流したやつ。集中して観てないってのを加味しても微妙な映画だった
本当、特に語ることがない。メッセージ性というか、伝えたい事は確かに分かるんだけど登場人物に誰一人として感情輸入できない構図がダメ。テロをするに至ったバックボーンをもっと深掘りしてメッセージ性を特に強調するか、そんなもの置いといてアクションガン振りとにかくド派手な画を撮るか……そのどちらも最底辺レベルの粗末な映像
別に劇場内で出てくる総理の「そういう意味では戦争できる国にする」に関しても別に何も間違った事言ってないのに、「総理は戦争の何を知っているというの!? 私の方が知ってる!」とか騒ぎ始めて失笑。いや、分かるよもちろん。ただ殺し合うだけが戦争じゃなく、それによってPTSDを発症し、戦争が終わっても戦争は続いていた。それを間近で見ていたから言いたいことは分かるよ。でも別に総理間違ったこと言ってなくね?
戦争したくなくてもいざという時は戦えるようにしないと国を守れないです〜的な、まぁ劇場内でも批判されてた"マニュアル通りの対応"ではあるんだが、マニュアル通りの対応ガーって部分に批判要素を含めている時点でスッカスカやな、と。マニュアルになるってことはそれ相応の意味があるんだからさ。マックの店員さんが素早くハンバーガーを提供してくれてるのはなぜだと思う? そう、マニュアルが完璧だから。臨機応変に対応できずマニュアル通りの対応しか出来ないなら批判されてもしゃーないし、とりあえず要求聞くだけ聞いて、要求飲むことはしないっていう対応をするのが一番の対応だったとは思うけど……、まぁそこは特に問題じゃない。復讐じゃない、とかカッコつけて言ってたけどもっとちゃちなもんでしょこれ
戦争をリアルに描くならもっとそこ大事に描写しろよ、としか思わんし、やってることただ勝手に傷ついて、周りに理解して欲しいから構ってちゃん発動して多数の人間傷つけただけやん。正義の反対はまた別の正義って言うけど、正義ですらない。正義ごっこ。やるならとことんダークヒーローとしての魅力が敵になきゃ、メッセージありきで見ても何も伝わってこない。だから全体的にちゃちな印象しか受けない。その上映像も地味、つまらんかった。まぁ酒飲みながらなんか観てる、っていう状態が欲しかっただけだから星1だろうが5だろうが何でもいいんだけどさ
あと確かにみんな平和ボケしてるし、渋谷の猿共吹っ飛んだのだけは面白かったけど、さすがにあそこまで人は集まらんと思うぞ。猿ばっかの国とは言えど、さすがにバカにしすぎ。いや、猿ではあるけどもう少し知能はあるよ、猿は猿でも。そこを批判したくて撮ったのは伝わるんだけどさ。メッセージ性なんか皆無にして、めちゃくちゃ手強い連続大量快楽殺人者相手のストーリーにした方が全然面白かったと思うし、平和ボケ云々についてはそっちの方が鋭く批判できる画撮れたと思う
俺は少なくとも、平和じゃなくなるまでは平和ボケしてりゃいいと思ってるし、その平和ボケをいかなる理由があろうと脅かしてる時点でただの快楽殺人と変わらんけどね。誰も殺さず傷つけてなかったならまだ筋は通ったんだがな〜。渋谷爆発した時点で矛盾しまくりの感情だけで動く猿ですってことを犯人が証明しちゃってるからな。とりあえず全体的にアホしか出てこないから何も感じないし邦画特有の画のつまらなさといい、退屈な映画だった
ただこれだけは言わせてくれ。
西島秀俊、ほんっとカッコイイ
めちゃくちゃカッコイイ
西島秀俊がカッコよかったからその点だけで見たら星5。てか西島秀俊出てたら基本星5だけどな。まぁそこだけ、良かった点は
日本映画の劣化(ネタバレ)
【ネタバレあり】
戦争の悲惨さを目にした自衛隊員がPSDになって、奥さんをテロリストに育てる。奥さんもダンナを愛しているからと、渋谷で爆弾テロを起こし何のためらいもなく大勢の市民を殺します。
こんなおバカなストーリー高校生でも描かんでしょう。ハリウッドの能天気なファンタジーでも、キャラにリアリティのかけらはある。誰一人として共感できる人物が登場しないクズ脚本に付き合わされた俳優陣や監督・スタッフはホント可哀想だと思う。(渋谷テロは迫力があったが)
日本映画の劣化の根っこは、創造力の全く欠如した映画製作会社や電通の無能さにあるんだろうな。御免ながら、この映画に評価★3以上をつける方々の感性にもついていけない。
観てのお楽しみ
連続爆破テロのサスペンスなので詳しくは観てのお楽しみ。
原作:秦建日子『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』(河出文庫刊)、子がついているので女性かと思ったら(はた たけひこ)と読み男性でした、それはともあれ、ジョンレノン&オノヨーコのベトナム戦争の反戦ソングHappy Xmas (War Is Over)にインスパイアされ書いたそうです。武装強化を表明する首相に向けて反戦平和を説くために爆破テロとは手段と目的が錯綜、いささか矛盾した構想と思われる。
ただ、爆破予告にもかかわらず興味本位で渋谷に集まる若者たちの様子は、さもあらんとばかりにリアリティに富んでいましたね。政治に無関心で平和ボケした若者を覚醒させるための手段だろうということは伝わりましたが、犯人に共感などは持ちえませんよ。
自衛隊員のカンボジア派兵のPTSDが根にあるのは名作ランボーをはじめ米国のベトナムで病んだ帰還兵ものと通じるところが無くはないでしょう。
凝った伏線と犯人像なので単純な爆破テロ犯対熱血刑事のサスペンスものとは違ったティストでした。そういう意味では西島さんや佐藤浩市さんは無駄遣いの気がしないでもない・・。
渋谷爆発シーンは良かった!!
出だしの爆発がショボく、また爆発後画面がすぐ切り替わってしまうのでガッカリしましたが、中盤の渋谷爆発シーンはなかなか良かったです。しかしそこをピークに映画自体はつまらなくなる一方でした。いつも主演をやる俳優が犯人側を演じていますが、誰が主人公か何か曖昧なまま進むので、彼の登場で驚きもなく、これもいまいちでした。面白くなるかどうかは別ですが、例えば相棒や新参者の監督なら、後半、特に容疑者の描写はもっと上手くやるのではないでしょうか。
評価が難しい映画。 ミステリ好きで、ストーリー重視の自分はかなり好...
評価が難しい映画。
ミステリ好きで、ストーリー重視の自分はかなり好きなプロット。
フリがしっかり効いているので、犯人が明かされた瞬間にあっと言わされる。
未読だけど、原作小説のratingも高い。
一方で、映画としての評価になると、渋谷の爆破シーンがいい意味でクライマックスになっている為、それ以降が尻すぼみに感じる。
映画では、朝比奈がどうやってそれに気づいて止めに来たのかも語られないのも消化不良。
ラストが盛り上がりにかける・・かな
打ち上げ花火の後の余韻のようなクライマックス
序盤から半ばまでがシーンも構成も派手なので
終わりにかけて小さくまとまったなと・・・
真犯人フラグを見ているので西島さんの違いが
ハッキリしていいね
そして石田さんとのコンビ安心します
物語は
組織テロじゃなく1人の悲しい人の訴え
でも爆弾テロ結果が甚大過ぎて本人の動機と結果に対する説得力が弱い
と思った
出演者は好きな人多かった
中村倫也とかもちろん佐藤さんも
主役なのにあまり出番の少ない佐藤さんでしたが・・・
広瀬アリスも華がありますね
もっと自衛隊の闇はあると思います
そこでこれは無関係の人間を犠牲にしてでもという感情になるなという
それが欲しかったかな
西島秀俊が…
配役やセットはとても素晴らしいけれど、ストーリーに厚みがない。相棒を相当薄めた感じです。視聴後は、物足りなさと分からなかった部分の多さに気持ち悪く感じた。巻き戻しなどしてようやく分かる部分が多かった。
・まず初っ端から石田ゆり子の怪しさMAX
真犯人だと分かった時の衝撃はない。
・誰の回想シーンなのか、その回想の中身すら分かりづらい。
・元アイドルやYouTuberを起用して若者ってこんな馬鹿な感じだよね?っていう押し付けの強さを感じた。実際そういった一定層の人はいるので、仕方なし。現実世界で爆破予告があれば、現場に行く浅はかな思考回路の若者は少なからずいると思う。そこのメッセージは受け止めるべきだと思う。その点で、視聴者はこの問題提起に対して真摯に受け止めるべきだと思う。
・中村倫也の回想、セリフで佐藤浩市とのラインがあるように見えた。実はこの二人親子なのでは?
例)レストラン包囲直後の会話
中村倫也「もうやめてくれえ!」
佐藤浩市 中村倫也の顔を見て意味深な表情を見せてから「お前だれだ」
このシーンで親子説と考えたのは俺だけ?
そうでないならこのやり取りいります?自動車のシーンでもそれっぽい描写があったので。結局謎は解けず
・石田ゆり子は、犯行声明を撮影する部屋を準備したり爆弾制作などテロ計画を警察に悟られないよう進める必要がある。にも関わらず、終盤で腕に付けてた爆弾もどきをちゃっかり外して、お洒落な腕時計しちゃって、どうしちゃったの?完璧にやろうよ。最後までやろうよ意思よわあ
・最初の東京タワー爆発シーンはなに?
・佐藤浩市は恐らく、自身の作ったプランの各所で爆破があったから石田ゆり子を怪しく思っていて独自に追いかけていた。戦争で気をおかしくして亡くなった先輩とその奥さんを憐れんで、自分が犯人役を名乗る事で全て背負おうとした。それはまだ分かる。レインボーブリッジ行く?まぁ爆弾持ってるし危ないから言う事聞こか…
数秒後
車のシーン。ゆりこと浩一が後ろシートに並び会話。警察官が運転しているのだろうか。
レインボーブリッジ上にて
二人の乗る車の不審な動き。転落。
どうしたの!?まぁ起こりうるけどな笑笑
運転手どうしたの?死んだの?可愛そ笑
この映画で1番目に理不尽な目にあった人で間違いなし
そして転落もしいひんやろ笑
・西島秀俊は運の良いイケメンだっただけ。聞き込みエリアが当たってた。生還した。それだけ。もっとハードな目に合うか、完璧に回避するかのどっちかにして欲しかった。対して何もしてない。けれど相変わらず目の保養だったので何もパ・マル
総評
ツッコミどころや伏線の分かりずらさで一度の鑑賞では理解し難い内容だった。なんかすっきりしないオチ。何も考えずに見れば面白いと感じられるかも。
この役者陣で・・・・
メインも脇も下手な人は居ない。佐藤浩市、西島秀俊、石田ゆり子、広瀬アリス、中村倫也と主演、準主演クラスを揃えてるのに・・・・・と言うか、若手二人は兎も角、ベテラン組がよくこの脚本で出たなぁ。
ご都合主義と言うより、スカスカのザル設定。
日本で無ければ分かるけど、総理大臣が「戦争が出来る国にする」なんて言ったら非難の嵐だよ。
爆弾予告が有るのに、その現場に集まる若者。
まぁ、この辺までは問題提起として仕方無いとしても、その他がザル。現代の防犯カメラだらけの東京で、最初の爆破も二度目の予告も何故、爆弾を置いたシーンを探さないのか?最初の爆破なんて、その時点で犯人見つけたってなる。
絶対にオートロックの有るだろうマンションに入って来た広瀬アリス。部屋のドアを開けて怪訝な顔をする中村倫也。マンション自体には誰かと一緒に紛れて入っても、あの部屋なら居室にもドアカメラ有るだろうに。しかも、広瀬アリスを置いたまま出掛けてしまう。
何故か犯行に巻き込まれた形で終わる石田ゆり子。佐藤浩市は何をしたんだ?
テレビクルーの話も中途半端。
やりたい事は、まぁ分かるんだけど99分と言う時間では全部が中途半端。
劇場版相棒を100倍薄めた感じのまま終わった。
薄い…
戦争を辞さない日本政府、無関心な国民に対する怒りを込めてテロ爆発を仕掛ける犯人の動機そのものがペラペラに薄い。登場人物のバックボーンもかなり薄い。
・爆発が起きたばかりのビルで飲食店営業
・渋谷のあの人混みで中村倫也を違う二組が発見
・警察が非常線を張るのに人混み大混乱
・少女自殺から妻を守るのに爆弾を教え自殺。動機も?だが生きて自分が守れば良くないか?
・西島秀俊はいつから民間人あるいは重要参考人の中村を相棒に?
・旦那ならまだしも石田ゆり子も戦争を知らないでしょ。
・散々振り回しておいて、なぜこの国を信じてみようになるのか佐藤浩市。結局この人が一番何がしたかったのか?
・単純に説得される石田。
・レインボーブリッジから車で転落するのはかなり難しい。
・あれだけ相手にしなかった相手に見舞いってどの面で。
以上挙げたら切りがなく、がっかり映画。
スクランブルのセットは良かった。
意味不明で面白くない。豪華俳優の無駄遣い
理解不能かな。急に過去の話になったかと思えば、
これは誰?となる。あとは、朝比奈は何故でてきた?
と思いますね。期待してただけに最低。
サイレントトーキョーというタイトルも
特に伏線回収等されることなく終了。
もったいない。知人に勧める気もないし
またみることもないなというくらい
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