「モヤモヤするわー😭」サイレント・トーキョー 映画大好きさんの映画レビュー(感想・評価)
モヤモヤするわー😭
はじめはよかったんだが、途中からトーンダウンした。
細かいところで設定がわからない⇒モヤモヤ感が残ったよね
もう一度見たら伏線張ってあるんだろうか。
石田ゆり子の旦那と、佐藤浩一のとの関係がもう少し描かれているとよかったかもね。自衛隊カンボジア派遣後の二人のやりとりがあったのかなかったのか。
結局、佐藤浩一は石田ゆり子とはじめから共犯だった、、、ということよね?佐藤浩一の家に爆破の場所のメモが残っていたわけだから。
息子の中村倫也に渋谷の爆発前に留守電で知らせたのは、息子にこの犯行を止めさせるための布石だったということなのかな?息子のそのあとの行動が刑事にいずれつながり、自分へとたどりつくことも計算したうえで。
石田ゆり子は最後まで計画を遂げるつもりだったが、佐藤浩一がそれを止めたのは、途中で気が変わったから?だとしたらそれはなんでなのか?でも、もしそんな中途半端な覚悟なら渋谷の爆発の被害を見て少しは後悔するかと思うが実際にはそうでもなかった様子だし釈然としないんだよね。
あと石田ゆり子の犯行動機もそこまで共感できなかった。戦争に無理解な首相と国民への怒りというよりは、愛していた夫を失ったことの恨みと怒りからくる復讐というふうに受け取れたけど、それだとテロを起こすには十分な動機とはいえず、サイコパス的な身勝手な犯行という感じが否めないかなあって思ってしまう。
99分にこだわったというけど、↑のモヤモヤを埋めてくれるような背景部分の描写に力を入れて欲しかったな。
あと細かいところで、中村倫也はどうして親父が働いていた横浜の喫茶店で働いているって知ってたんだろう。音信不通じゃなかったのかな。
それと、石田ゆり子が恵比寿のカフェでサンドイッチを買うとき、店員に旦那がこのサンドイッチが好きというシーンがあるけど、佐藤浩一が息子にそのサンドイッチをテーブルに運ばせて、最後のセリフで、サンドイッチうまかったかと息子に電話で聞いていたのとどう関係するんだろう?
もしかして自衛隊のときに佐藤浩一がこのサンドイッチのことを石田ゆり子の旦那に教えていたということ?
恵比寿の爆発のあと、中村倫也がマンションの入口に入ろうとしたとき、西島秀俊と勝地涼に尋問されるシーンがあるけど、そんな都合のいい設定あるのかと思ってしまったのはわたしだけだろうか?事件現場で目立っていた行動をとっていて少し記憶があって、2回目にまた別のどこかで遭遇したとかならあるあるなんだけど、マンションの前でなんてあるかいってねー。
と、細かいところで粗さがあったり、設定が弱かったり、描写が足りなかったりとで、全体的にモヤモヤしました。
佐藤浩一も石田ゆり子も西島秀俊も割と好きなのでなんとかごまかして最後まで見れたけど、もう少しって感じだったかな。
おはようございます。
コメント、ありがとうございます。
短尺99Mで、ノンストップムービーとして、面白くはあったのですが、”もう少しキチンと描いて欲しいなあ、勿体ないな・・”と思った映画でもありました。
では、又。
コメントありがとうございます。確かに舞台挨拶のライブビューイングというのはいつから始まったのか知りませんが画期的です。最近も「ミッドナイトスワン」とか「罪の声」舞台挨拶見ました。でも、本作の場合が一番面白かった。映画本編が短い分時間に余裕があり、より砕けた雰囲気で、皆いい味出してました。八王子のラーメンの話とか。ただ金曜の夜は私の映画タイムなのですが、ライブビューイングがあると、ヒットを見込んでいる映画ということですから、例外なく混みます。静かな金曜の映画タイムも捨てがたいので悩ましいところです。
コメントありがとうございます。
モヤモヤする作品ですよね。二人は共犯だったのか、単独犯だったらなぜ佐藤浩市は気がついたのか。なぜ息子に伝える必要があったのか。などなど。
渋谷ハチ公前のシーンはすごくよかったから、残念です。
コメントありがとうございます。喫茶店とサンドイッチと父親のポイントは気づきませんでした。中村倫也の尋問については事件後広瀬アリスの突然の訪問と併せ同感ですが、映画にありがちなお約束ということで。おっしゃる通り、佐藤浩市と石田ゆり子の自殺した旦那の関係はきちんと描写すべきですね。息子への連絡は実は犯行阻止への布石までは思いが至りませんでした。結局のところ舞台挨拶中継のやり取りの方が面白かったです。