ある娼婦の贖罪のレビュー・感想・評価
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タイトルから結末が…
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何となく娼婦の運命がわかってしまって残念。娘の医療費を稼ぐため、娼婦として働く。組織のボスからは医療費の負担や、年齢を重ねたことによって、若い時のように稼げず、滞納金の即納を脅されている。薬にも手を出し、どうにもならない状況で、必死に生きている。娘だけが生きる糧だがその娘も死んでしまい、自殺を図るが、客の一人である医師に助けられる。医師は家庭がうまく行かず、安らぎを求めて娼婦に通い、恋人感覚を味わいたいが、それは男の身勝手であり、結局は金銭関係あってのもの。一命を取り留めたが、生きる糧を亡くした娼婦は組織の人身売買のため囚われている女の子を救うため、医師から薬をもらい、アジトに乗り込んでいく。女の子は助けられたが、自分は捕まり、殺されてしまう。近くで車待機していた医師は助けず、逃げ出す。結局、男は情けない、それまでの関係だった。エクアドルの地震は知らなかったが、そこまで詳細に描かれていない。不幸な人は更に不幸という、これが世界の現実かと思った。
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