「今の自分の悩み事って、他人から見れば案外大したことなかったりして?」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド エクステンデッド・カット ネイモアさんの映画レビュー(感想・評価)
今の自分の悩み事って、他人から見れば案外大したことなかったりして?
クリックして本文を読む
リックは映画スターを苦戦しながらも目指し続けているし、その演技力も確かで(まあ演じてるのがレオ様だからだけど笑)、何だかんだ上手くやっている。なのにリックは悩み続けて酒に溺れてしまう自分にイラついている笑
クソがつくほど真面目な人物だ。
一方クリフにはなにもない。リックが手を回してくれてやっとスタントの仕事が回ってきたのに、揉めて破談になっても、『まあいいさ』で全く気にしてない。特になにもないのに、平気な顔して生きているすごいタフな人物。
まだ余裕ある立場にある人間なのに、めちゃくちゃ焦る人
結構焦るべきなのに、全然焦らない人
そういう人たちを、皆さんは職場とか学校でいままでたくさん見てきたと思う笑
そういう人物がまさにリックとクリフで、
『もっと焦れよ!!』とか、『気にし過ぎだろ!!』とかで口論になんてならずに仲良く9年間も相棒で居続ける2人が微笑ましい笑
新生活に期待とともに不安を覚えたり、いつしか時代についていけなくなるんじゃないかって怖くなったりしても、頑張って生きてたら、いつかなんとかなるもんなのかもしれない。
クリフからみればリックは決して落ちぶれてなんかないから、彼はリックに『お前がリック・ダルトンだってことを忘れるな』と言ったんだよ。
コメントする