「米国版『リング』。設定の発想がナイスでした。でも…」カウントダウン 野球十兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)
米国版『リング』。設定の発想がナイスでした。でも…
呪いのビデオではなく、呪いのアプリ。
インストールすると、呪いが発効。
死ぬまでの時間が、刻一刻とカウントダウンされるっていう発想がナイスです。
『リング』シリーズみたく、死の訪れが漠然と明日や今日というよりも、それが来る時間がずーっと秒刻みでスマホに表示される方が遥かに怖いです。
この発想に激甘採点です。
死を回避しようと、行動の予定変更をすると「利用規約違反です」って表示が出てくるのも怖いです。
カウントダウンから決して逃れられない恐ろしさ。
死を執行する❝何か❞がよくわからりませんでした。
結局正体が何なのかがわからないまま描くのだったらの、映像表現上でも、もっとぼかしていた方が、より怖かったかなぁ。
『リング』シリーズと比べると、ビジュアルの点で、おどろおどろしさが劣っていたのは、残念でした。
てか、貞子のビジュアルが強烈すぎるのね。
このあたりはお国柄の感性の違い?オリジナルとパチモンの違い?ここで大幅減点です
そして、絶対に来る♪きっと来る♪の「実はまだ終わってませんよー」は予定調和すぎて白々しかったかな。
ここもちょっと減点。
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