「狂気」ライトハウス アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気
1801年に実際に起きた事件をもとにした作品。
もともと気の合わない2人だけで4週間の灯台守。確かに気が変になりそう。おまけに年配の先輩は灯台の灯り守はやるがそれ以外の重労働は全て若者に押し付ける。ちょっと酷いよな〜。ペンキ塗りの途中で落下しても、そのまま放っておくなんて酷すぎる。
待ち望んだ4週間、嵐のせいでさらに延長。精神的に参るよな〜。
木こりをしていた時に犯した罪の贖罪として、灯台守の任務の辛さ,精神錯乱という罰を与え海のトリトン王の描写やラストの海鳥に突かれる場面があるようだけれど、辛さに耐える日々と錯乱しつつある幻覚や人魚との妄想などの織り交ぜ方も絶妙。
カラーではなくモノクロであること、画面のサイズ等、とても効果的。この元になった事件の後から灯台守は3人になったそうで、映画「バニシング」はその後なんだな。
海鳥、怖いです😬
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