「灯台の光」ライトハウス NNNさんの映画レビュー(感想・評価)
灯台の光
モノクロ映画ながら、灯台の光の美しさに惹かれる映画だ。
文明や社会から孤立してしまった不毛の島で、泥に塗れて灯台守をする様は、言い方は悪いが、電灯に吸い寄せられて飛び交う羽虫のようだと思った。
隔絶された世界で、動くのは崖の下の海の波形だけで、聞こえる声はないはずで、働く理由は与えられず、灯台はただ美しい。
遠目には美しかった光は、近づくと目を焼くほどの強烈な光だったことを知る。光に近づき過ぎればどうなるか。
狂っていくのが良くわかる。
デフォーとパティンソンの掛け合いにも注目。
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