ブラック アンド ブルーのレビュー・感想・評価
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もう少しキャラを、キャラ同士の関係性をしっかりと伝えられたら
汚職刑事の殺人現場を目撃した女性警官の逃亡劇。
「レオン」もそうでしたが、汚職警官との攻防は面白いですね。「圧倒的な権力」「容認された暴力」・・・今回は、主人公も警官ですが、それだけに「誰が敵で、誰が味方なのか」が分からない状況は緊迫感を煽ります。
それに、地元のギャングも登場するのですから、面白くないわけがありません。
水害で街も人心も荒廃したニューオリンズ、「同じアフリカ系のシンパシー」と「警官である自分」のギャップ等も上手に組み入れられています。
褒めまくっていますが、評価は4。主人公達のバックボーンが分からず感情移入がし難いのが理由の一つ。
なぜ、彼女は故郷を離れ軍に入ったのか?なぜ幼馴染は、そんな彼女を許せなかったのか?彼女を助ける男性は、死ぬ覚悟をしてまで彼女を守ろうとしたのは何故か?
ここら辺が明示も仄めかしもないので、キャラが浮き上がって見えてしまいます。
とても勿体ないと感じた映画でした。
今どきかも、ナイス
一言「ボディ・カメラは見ていた」。
ブラックは黒人、ブルーは警察官の意味です。
今作でおお、と思ったのが「ボディ・カメラ」。
制服の胸元に小さい主導式のカメラが備えられていて。
仕事が終わったら、その動画をアップロードするという。
女性警官・アリシアのボディカメラが、麻薬課・悪徳警官の悪事(殺人)を撮ったことで。
悪徳警官・麻薬組織から追われる。
撃たれて怪我をしてるし、もう「やばいよやばいよ」状態。
逃げ込んだ先が、写真左のマウス(タイリース・ギブソン)の雑貨店。
タイリース出てるって知らなくて(ワイスピ)、この人主要人物では?。
ビンゴ。一緒に逃げる羽目→警官嫌いのスラム街へ。
でもアリシアは一人じゃない。マウスや幼馴染のスラムの女性。
味方?敵?がよくわからないのも、余計スリル。
映像も、ボディカメラや防犯カメラっぽい映像が挿入されていて。
画像のアップロードができるかどうかの、ハラハラドキドキ。
たまらんねえ!。
今どきな新鮮さを感じつつ、でも仲間の絆も感じたナイスな1作でした。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「trust me」(俺を信じてくれ)
意外な名作
ほとんど廃墟しか出てこない地味な低予算作品ながらタイトなアクションにも見応えがある地味ながらも熱いポリスサスペンス
舞台はルイジアナ州ニューオリンズ。アフガニスタンに2度従軍したアリシアは母の墓がある故郷に戻り警察官として働き始めるが長く離れている間に街は荒廃し、黒人だというだけで職務質問され、幼馴染だったはずの友人もよそよそしい。ある夜相棒の同僚に代わって夜勤を買って出たアリシアは先輩の警察官ディーコンとパトロールに出るが、通報を受けて急行した廃工場で麻薬課の刑事マローン達が麻薬の売人ゼロを射殺する現場を目撃してしまう。アリシアが胸に装着していたボディカメラにその場面が記録されたと悟ったマローンに腹部を撃たれたアリシアは辛うじて脱出、旧友マウスが勤める雑貨店に逃げ込むが・・・からのサスペンス。
ブラックは黒人、ブルーは警官を表していて、黒人警官であるがゆえに荒廃した街の中で孤立し、仲間であるはずの警官達にも命を狙われるアリシアの孤軍奮闘を見つめる地味な作品、ほとんど廃墟しか出てこない低予算ぶりですが、手抜き感は一切なくクライマックスシーンは細かいカットで臨場感を煽るしっかりとした演出が印象的。『ワイルド・スピード』シリーズでデカイ図体なのに気弱な小物ぶりを発揮するタイリース・ギブソンが否応なしに事件に巻き込まれるマウスを好演。悪徳刑事マローンを演じるのがフランク・グリロ、『コンティニュー』とは真逆の役柄ですがそもそも顔つきが完全に悪人ヅラなので与えられたキャラを忠実に演じていました。マネーペニーが纏っていた華やかさをかなぐり捨てたかのような実直な警官を体現したナオミ・ハリスの堂々とした熱演が実に魅力的で、今後ともB級エリアでキャリアを重ねて頂きたいと思います。
耳がピカソ!
よくある汚職警官ものではあるが、タイトルからもわかるように黒人差別のテーマを根底において、無慈悲な差別・虐待を告発する作品でもあった。新人警官ウエストが麻薬課刑事マローンが売人を射殺する現場を目撃する。その様子はボディカメラで撮影されていたが、口封じのために仲間から追われることになるスリリングな内容。
ブルーとは隠語で「警察」のことらしいが、ニューオリンズの貧民街の黒人からも嫌われ、さらに黒人だからと警察の横暴な尋問を受けたりもするヒロインの警官アリシア・ウエスト(ナオミ・ハリス)を表している。
少年院を退所、軍に入隊、アフガニスタンに2度出兵、そして警官という経歴を持つウエスト。故郷に戻っても仲のよかったミッシーからも蔑視されるし、黒人だからという理由だけで差別も受けていた。昔のミッシーとは違う・・・そう、彼女も売人組織キングストン・クルーの一員だったのだ。
汚職刑事マローンたちからも追われるうえに、復讐のためと、売人のリーダーダリウスの一味からも追われ万事休す。身の潔白を証明するためにはカメラの映像しかない!相棒にも裏切られ、援軍もない中、スーパーの店員マウスだけが頼りになったのだ。
人種差別、偏見、思い込み、分断され孤立無援。汚職刑事を告発しようにもその前に殺されてしまうという緊迫感。クライマックスの手に汗握る展開は既視感もあるけど、やがて真実に向き合う者が現れたのが救いだった。“正義”という単純な言葉では表現できないほど、複雑な思いにさせてくれた。ちょっと涙。そして、耳がピカソ・・・ちゃう、ゴッホだよ。
新人警官 vs 白人悪党警官
正義の在り方
A West
屈しない強さ。追いつめられたヒロインの、孤高な戦い!!
【賛否両論チェック】
賛:警察でさえも腐敗した街にあって、権力に屈することなく孤軍奮闘するヒロインの姿が、雄々しくて印象深い。緊迫感溢れるアクションも魅力。
否:ヒロインが危ういところを毎回助かっていくのは、お約束といえばお約束。展開もかなりのご都合主義。
月並みな表現かも知れませんが、
「『お巡りさん=正義の味方』っていうイメージは、やっぱり日本だけなんだなぁ・・・」
って感じてしまいました(笑)。
腐敗した街で、ふとしたことから警察組織の汚職を目撃し、追われる身になってしまったヒロイン。孤立無援・四面楚歌の状況に追いつめられながらも、決して諦めることなく戦い続ける彼女の姿が、とてもカッコよく映ります。そんなヒロインの戦いに、敵とも味方とも思える地元のギャングがどう関わっていくのか、その辺りのハラハラドキドキの展開からも、目が離せません。
勿論ストーリーそのものはかなりのご都合主義ですが、サスペンス好きは必見の作品といえそうです。
警察官たちに狙われるってホント恐ろしい
Black Lives Matter の怒りを知る上でも
冗談だ!
退役軍人で新米女性警官の主人公が汚職警官が蔓延する街で麻薬売人の殺害現場に遭遇。
殺害した人物が同じ警官だったことから追われる身となってしまうクライムサスペンス。
汚職警官や黒人差別がテーマとなっている、サスペンスとしては王道なシチュエーションと展開。
多分に漏れず、警官の黒人に対するあたりは理不尽。警官の汚職事件も頻発していることから、町の住人は警官を疎ましく思っている。
自身も黒人であり、恐らく以前は仲間であったであろう街の住人達からも、裏切り者とまではいかなくとも、警官になったことで距離を取られる主人公。
汚職警官や、策略によりギャングにも追われるし、絶体絶命の展開。
ボディカメラがキーアイテム。
潜入じゃなくて、もうそれを警察に渡しちゃえば良いじゃん、なんて思ったけど、成程そもそもそんなことをしたら内部の仲間に渡っちゃう可能性もあるしね。
前述の通り、王道な作品だけど、話の内容も非常にわかりやすいし、且つ主人公の置かれている立場や苦しみも良く描かれている。激しい銃撃戦も伴い、あっという間の2時間弱だった。
ベストキャラはマウス。完全に巻き込まれた立場なのに、逃げるか残るかアリシアに詰め寄られたシーンはちょっと可哀そうだった(笑)
因みに、銃撃現場に出る際、アリシアの前に現れたのは、何の関係もないただの車上荒らし?
ピンチにつぐピンチ
ナオミ・ハリス演じるアリシアが同僚の警官達に狙われからは、ピンチに次ぐピンチで絶対絶命が続いて見応えがあった。
冒頭のシーンは、黒人というだけで拘束されてしまうアメリカの病巣を思い出させられた。アリシアが逃げ込んだ荒れたアパートメント一つとっても貧困層の黒人の置かれている環境がひどいものだとわかる。
このブラック・ブルーでは、そういった問題もあるから、見ている人も覚えておいてねくらいの感じ。メインは娯楽アクション。
捜査を透明性を高めるために警官がボディカメラを装着しているなんて知らなかった。ドライブレコーダーが交通事故の原因究明に役立っているから、日本でも採用すべきだね。
裏返った声も含めてナオミ・ハリスはよかった。
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