「屈しない強さ。追いつめられたヒロインの、孤高な戦い!!」ブラック アンド ブルー 門倉カド(映画コーディネーター)さんの映画レビュー(感想・評価)
屈しない強さ。追いつめられたヒロインの、孤高な戦い!!
【賛否両論チェック】
賛:警察でさえも腐敗した街にあって、権力に屈することなく孤軍奮闘するヒロインの姿が、雄々しくて印象深い。緊迫感溢れるアクションも魅力。
否:ヒロインが危ういところを毎回助かっていくのは、お約束といえばお約束。展開もかなりのご都合主義。
月並みな表現かも知れませんが、
「『お巡りさん=正義の味方』っていうイメージは、やっぱり日本だけなんだなぁ・・・」
って感じてしまいました(笑)。
腐敗した街で、ふとしたことから警察組織の汚職を目撃し、追われる身になってしまったヒロイン。孤立無援・四面楚歌の状況に追いつめられながらも、決して諦めることなく戦い続ける彼女の姿が、とてもカッコよく映ります。そんなヒロインの戦いに、敵とも味方とも思える地元のギャングがどう関わっていくのか、その辺りのハラハラドキドキの展開からも、目が離せません。
勿論ストーリーそのものはかなりのご都合主義ですが、サスペンス好きは必見の作品といえそうです。
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