「恋愛体質」花束みたいな恋をした ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)
恋愛体質
恋人が欲しいなら、恋愛映画を観ると良い、恋愛体質になるから、と何かで読みました。
それ、若い時に教えて欲しかったなあ、そうしたら、少しは積極的に観たかもしれないのに。
恋愛映画は観ていて気恥ずかしくなるから苦手で、今までほとんど観ませんでした。だから、私はこの映画を観ても、楽しそうだねとは思うものの、良さがよくわかりません。2人が付き合おうと決めた後の横断歩道での会話辺りから、集中力が途切れてきました(早いって!)
幾つか感じたこと。
タイトルに”花束”とありますが、花はあまり出て来ないんですね。花束を買ったり、花の名前の話をしたりはしますが、後は出て来なかったような。絹は特に花が好きとかでもないし。
2人は沢山語り合ったけど、内容は気の合う友人との飲み会なんかで盛り上がりそうなことばかり。先輩の通夜で、絹はさほど悲しめない理由を話さなかった。それ以前に、あの先輩は女性に暴力をふるうような人だから私は嫌い、とどうして話しておかなかったんだろう。友達の相性は、好きなもの(こと)の共通点が多い、という事でしょうが、恋愛(結婚)の相性は、許せないことの基準が似ている、という事も大事だと私は思います。2人は楽しいことしか話してなかったですね。もっと早くに本音を話せていたら・・・
2人の4年間の積み重ねはあまり感じられず、花束と言うよりお花畑だな、と思いました。
でも。嫌だなと思う所はありませんでした。「劇場」や「糸」より本作の方が好きです。
ーーーーーーーーー<追記>―-------ーー
本作は内容に対してタイトルがちょっとおしゃれ過ぎと感じました。何かもっとロマンチックなエピソードがあれば別ですが。
麦と絹がこの恋を振り返ったら、「ゴール前のパスの意思疎通が不足していた」とか、「トーストのバターみたいに、片側にしか注意を払ってなかった」とか、「でも、本棚に大切な本が1冊増えた」とか表現しそうじゃないですか。
あるタレント(誰かは忘れました)が、「うちの地元の定番デートはホームセンターです。みんなそこに行くんです」と言っていました。大型ホームセンターって、手作りコーナーや家具や文房具が充実してて面白いです。でも知り合いに見つかって、「あれー○○じゃん、えーお前ら付き合ってんの!?」とか言われそうですよね。堂々とデートできるって、うらやましいです。
ゆり。さん、そうなんですか!ホームセンターデートをするのは中学生とか高校生ですよね?(何だか尋ねるのがどんどん怖くなってくる、でもワクワク面白いです)
ファミレスデートで驚いている場合ではありません(笑)地域によっては、ホームセンターデートというのもあるそうです。フードコートはボックス席ではないから丸見え、丸聞こえです。込み入った話は出来ないから、お花畑状態のカップルじゃないと無理ですね。
ゆり。さん、コメントありがとうございました。
おっしゃる通りに題名ありき、もしかしたら演者ありきで作られたのかもしれませんね。楽しいことが共通点。そこでのみ恋愛に発展するなら、それこそお花畑ですよね?激しく同意します。
ゆり。さん、何回もごめんなさい、デートはレストランである必要は全くなくて、居酒屋でもどこでもいいんです。ただ、最初のデートであれ別れ話をするであれ、ファミレス❓️が、あり得ないというか非常に新鮮だったということです。しつこくてすみません💦
ゆりさん、コメントありがとうございます!私も麦くん派です。ファミレスが登場或いは浸透したのは、多分、自分が大学生になりたての頃なのかな?ファミレスは、家族とちょっとご飯食べに行く場所、と理解してたので、デートに行くんかー!とビックリしたんです。新鮮ではありました。
ゆり。さん
共感&コメントありがとうございます。
そう、若い人もそうじゃない人もたくさんたくさん話すことが大事だと思います。
うちではうるさがられてますが、静かになったらもう長くないかも!って脅してます。
脅しになってないかもf^_^;