「駿や実央のいる美しい世界」海辺のエトランゼ Naoto Karibeさんの映画レビュー(感想・評価)
駿や実央のいる美しい世界
(男子目線で書きます。) 先行試写で観ました。原作のマンガがボーイズラブ作品で連載開始当初から好きな同人時代の原作者さんのファンです。
原作の絵が繊細で綺麗でキャラクターはデフォルメが可愛い感じですが、背景もかなり描き込まれており、とにかく大好きな作品だったために、再現できるか不安だったのですが期待を上回って素晴らしかったです。
雰囲気がよく再現されていて安心しました。
それ以上に、白黒の原作を読んでいるときには自分の想像力が追いつかなかった、島の雰囲気、波や蝉の声やキャラクター達の声、美しいく鮮やかな色彩で描かれた景色、などが浮かんできて、原作を思い入れがあると余計に感動する部分が多かったです。
じゃっかん1時間ほどの作品で、原作で好きな余韻や空気感を味わえて贅沢な体験でした。
二人の、というか駿の、最初の葛藤も、映画で観ると新鮮です。
とてもアニメーション作品としても素晴らしかったと思います。
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