「その状態のギターは絶対ムリだって」ディープロジック Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
その状態のギターは絶対ムリだって
女性ばかりの国際テロリスト集団アタッカーズや警視庁公安部に追われる路上アコギガールと彼女に一目惚れしちゃって行動する元ミュージシャンの男の話。
ネタになると嗅ぎつけて彼女に付き纏い始める女記者、謎の狙撃手、自衛隊に首相と様々なグループが絡んで来るストーリー。
ストーリーに小道具にエフェクトに、かなりしっかり作り込んでいる印象で、結構金も掛けて頑張っているけれど、設定の部分に判りにくところがチラホラ。
脚本書いた人的には納得しているのだろうけど、10月21日を待たなくても…だし、防衛省(自衛隊)の立ち位置はどういうこと?
コミカルな要素もあるにはあるけど、笑える程のネタはなく、特に序盤から違和感のあるキャラもいて、その部分は説明してくれたけど、そこのグループもどんな立ち位置か判らないし。
つまらなくはないけれど、何がしたいのか、何でそうするのかや、何でそうしなければならなかったのか、が飲み込めないから、雰囲気映画という感じがしてハマらなかった。
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Bacchusさんのコメント
2020年1月22日
どうしてもこのギターじゃなきゃ!という程の思い入れをみせている訳でもないし、他のギターでも良いじゃないと感じる程度のネタです。
役名が演者の名前そのままという規模のマイナー作品ですからねぇ~。
その割にはホントめちゃくちゃ頑張ってました。