「我らにコメを与えよ、然らずんば死を与えよ」大コメ騒動 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
我らにコメを与えよ、然らずんば死を与えよ
2021年映画鑑賞11作品目
1月18日イオンシネマ石巻
時は大正
場所は富山
浜辺の母ちゃんたちがコメの高騰にキレてコメの海外運搬を阻止する話
広義的にはコメディー
怒りも悲しみも笑いに変えるエンターテイメント
役者さんたちはみんな及第点
これくらいのことはできる人たちで特筆することはない
強いてあげるなら主演の井上真央
今までで1番良かった
役作りで痩せたのだろうか
顔が黒いと目が大きいので眼力が目立つ
クライマックスの表情が良かった
一部を除き女たちの顔が汚い
ガングロヤマンバギャルでもないし『め組のひと』を歌うわけでもない
浜辺で力仕事をする労働者の顔つきである
男たちは嫌な人が多かった
特に木下ほうかが演じた大阪の新聞の編集長が1番嫌い
読者が読みたいものではなくてお前が読みたいものだろクソが
講釈たれてるだけで飯が食える奴と一緒にされたくないとおばば
今でいうと坂上忍や玉川徹のような連中のことだな
エンディングテーマは米米クラブの『愛をこめて』
やっぱりコメディー映画なんだな
なんでこれがエンディングテーマなの?と感じる作品もあるなかでこれはドンピシャ
残念なのは富山弁がところどころわからないところ
自分自身のリテラシーの低下が問題とはいえ
リアルにすると仇になることもあるんだなと
あと志の輔さんはナレーターだけで良かった
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