「奥行きの深い染みる映画」ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像 重さんの映画レビュー(感想・評価)
奥行きの深い染みる映画
ヘイッキノウシアイネン扮する老美術商オラヴィは、ある日とても気になるサインの無い肖像画を見つけた。オラヴィは、孫と必死に資料をあさりその肖像画がロシア帝国の画家レーピンではないかと最後の大勝負に出た。
自分の同級生で女性ふたりギャラリストがいるので、非常に興味を持って観た。画商にとって一番恐い事は贋作をつかまされる事だ。仮に絵が本物であっても贋作と言う噂は、画商にとっても絵画にとっても禁物で買い手がつかなくなってしまう。そんな画商の立場を良く現していたね。奥行きの深い染みる映画だったよ。
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