「良くできた嘘の話」ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像 mark108helloさんの映画レビュー(感想・評価)
良くできた嘘の話
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孫と老画商の交流の話としては良く出来ている。しかし原作かシナリオか分からないが脚本に関して言えば、美術業界の事に関しては素人がシノプシスを立ててるようだ。レーピンの絵を手に入れてからの顧客へのアプローチが杜撰すぎる。その位の絵であるなら同時になぜ美術館に先に鑑定に出さないか?顧客以上に興味を示すはずである。美術館が購入せずとも贋作のそしりを被ることはなくなる。孫の機知によって辛うじて美術館に問合せをしているがメールが出来なければファックスでするはずである。画商としての主人公の立ち振る舞いがキャリアがある設定になっている分不可解である。最後にこれだけは言っておくが孫と娘との交流、そして仲間との友情に関しては良く描けていたと思う。
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