「言葉が通じず、ましてお金など意味をもたない状況で、その身体性こそが...」ターコイズの空の下で 朱映さんの映画レビュー(感想・評価)
言葉が通じず、ましてお金など意味をもたない状況で、その身体性こそが...
言葉が通じず、ましてお金など意味をもたない状況で、その身体性こそが、他者との関係をつくり、自身を実感していく。土地の音楽とともに踊ること、野犬から身を守るためにオートバイに火を放ったこと、生命誕生の時間を共有したこと。
これまで祖父の資産でただ贅沢に暮らすだけだったタケシが、馬に乗って戻って来たアムラに対し「アムラ」と腹の底から声を出し大きく手を振った場面が良かった。
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