「映画という形でしか実現できない舞台」ドロステのはてで僕ら 春美さんの映画レビュー(感想・評価)
映画という形でしか実現できない舞台
ここまで時間というものを意識する映画は、今までなかったように思います。
未来を見て、それが現在となり、どんどん過去になっていく。
それを、登場人物達と一緒に、観客も経験するのです。リアルタイムに。
すごい作品でありながら、ヨーロッパ企画特有のまったり感ほっこり感があって、カフェでずっと彼らを見守っているような気分にもなる。
全編ワンカット演出なせいか、『映画という形でしか実現できない舞台』を見せられたようでした。
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