劇場公開日 2020年9月25日

アダムス・ファミリーのレビュー・感想・評価

全31件中、21~31件目を表示

3.5少し物語の弱さはあるものの、小ネタの豊富さや声優陣の豪華さには驚かされる作品。

2020年9月27日
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鑑賞方法:映画館

『アダムス・ファミリー』と言えば、アンジェリカ・ヒューストン、ラウル・ジュリアがアダムス夫妻を演じ、クリスティーナ・リッチの存在を世界に知らしめた1991年版が非常に有名ですが、本作の雰囲気、キャラクター造形はそれと基本的に大きな違いはなく、過去作になじみ深い観客にとってもそれほど違和感がなく受け容れられるものではないかと思います。ちょっと手足が細すぎるような気もするけど。

もっとも『アダムス・ファミリー』の造形は1964年のテレビシリーズでほぼ完成しているため、むしろアダムス・スタイルとでも呼べるような様式を、連綿と引き継いできた、と見るべきかも知れません。

「ふつう」であるということを求めるマーゴを筆頭とした悪役とアダムス一家の対立軸は、実際の誰かさんをモデルにしたとしか思えないマーゴの、非常に分かりやすい言動ゆえに明確で、物語を追う上で何のひっかかりもありません。もっとも物語の分かりやすさにこだわった弊害か、特に結末の展開に強引さが目立ってしまっています。ウェンズデーの友人となる女の子はそれなりに魅力的なんですが、こちらの友情関係の発展もそれほどの意外性を感じられないところが残念。

確かに物語的な弱さはあるのですが、マーゴの元ネタを当てたり、彼女が率いるカメラクルーのへたれっぷりににやりとしたり、見せ場のあるなしにかかわらずアダムス一家の親せき達がきちんと造形されていたり、といったように、コンパクトな上映時間の中に色々な見所が詰め込まれています。アダムス一家の排斥の場面だけはなかなかに真に迫っていて、このあたりも現代性を感じます。

シャーリーズ・セロンをはじめとした声優陣が豪華なので、一度は字幕版を鑑賞することを強くおすすめします!

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yui

2.0低年齢向け

2020年9月27日
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鑑賞方法:映画館

伝説の家族「アダムス・ファミリー」のアニメ化作品ということで吹替版版にて早々に鑑賞。しかし、内容は低年齢向けの印象で途中で飽きてしまった。残念ながらゾッとするほど魅力的な家族ではなかった。
2020-173

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隣組

4.0自分とは違う物を受け入れるということ。

2020年9月27日
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何十年ぶり?!ぐらいに観たけど、映像がきれいになった?!昔が雑だったのか。
懐かしくて楽しめました。
子供はこのメッセージを受け取れたかな。
大人になっても他人を受け入れるていう柔軟さ常に持っていたいですね。
ゴメズが生瀬さんに似過ぎ(笑)
杏チャン、フミチャンの声もステキ。合ってます!

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ri.

3.5めちゃくちゃ面白いわけではないけれど、diversity(多様性)をテーマに持ってきたのは正解。。アダムス家のキャラはどれもたっているけれども、特にウェンディーとモーティシアがよろし。

2020年9月27日
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鑑賞方法:映画館

①この後、家に帰って実写版をVODで観たけど、こちら(アニメ版)の方が面白かった。バグスリーが全然違うキャラでアニメ版の方がアダムスファミリーらしい。

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もーさん

1.5お子さまでも、この出来ばえでは、「ちょっとムリ」と言うのではないかと思う。

2020年9月27日
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鑑賞方法:映画館

お化けの家族が引っ越し先で周辺住民から嫌がらせを受けて、家を焼かれて追い出される、という話。

ポリティカルコレストネスが強くなった現在において、どこからも文句を言われないよう配慮して配慮して、まったく何一つ面白くない作品に仕上がったのでした。

昔からのファンの人だけをターゲットに絞った作品なのかも知れません。

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お水汲み当番

2.5そんな感じ

2020年9月26日
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鑑賞方法:映画館

128本目。
今年、アニメ観たかな?
ちょっと記憶にない。
差別は止めようって事なんだろうけど、可もなく不可もなく。
つまらなくもない。
そんな感じ。

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ひで

3.5娘のウエンズデイが良かった

2020年9月26日
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鑑賞方法:映画館

ファミリーの中では娘のウエンズデイが冷静で可愛くて良かった。二階堂ふみの声も役に合ってた。
ストーリーも最初ちょっと気の毒だなぁって思ってだけど、終わりは悪くなかった。

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りあの

3.0ひねりがいっさいなかったな。

2020年9月25日
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鑑賞方法:映画館

アダムスファミリーっていう個性的な登場人物達のわりにはお話にいっさい個性なくひねりもないところがちょっと残念。マイノリティーな人達への迫害的な展開だけど個性を否定せず我みちを進むアダムスファミリーにホッとさせられる。結局はファミリー作品になってて見る人選ばずなでき。

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peanuts

3.5吹き替えしかやってなくて

2020年9月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

アダムスファミリーのアニメって、すごく楽しみにしてたのにモーティシアとウェンズデーの声を聞くたびにえ〜ってなった。まあ低めのトーンなのはわかるけど、もっとやりようはなかったのかしら?見てて私ならこうするとまで思いながら見るのはつまんない。吹き替えするならオーディションするとかして上手い人にやらせてほしい。
でも全体的にはやっぱり好きな世界。

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びよんせ

0.5評価できない

2020年9月25日
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またまた吹き替えの嵐。集客には仕方なしとは思いますが、何とかならないでしょうか?遠方の字幕上映館まで足を運ぶしかないでしょうね。映画ファンが遠のきます。いつの間にか、日本人は字幕嫌いになってしまったのでしょうか?

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YUKI

3.0アニメという特性を活かしてもっとできることがあったのでは?

2020年7月25日
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2010年に『ミニオンズ』『グリンチ』などで知られるイルミネーションが映画化権を取得し、その後ティム・バートンによって『ぼくの名前はズッキーニ』『フランケンウィニー』のようなストップモーション・アニメとして製作される予定であったが、企画が中止になっていたものがMGMにわたり、今回の映画化に至った。

モーティシアの声優としても参加しているシャーリーズ・セロンの製作会社、デンバー・アンド・デリラ・プロダクションズも製作として参加している。

予告で「初めてのアニメ化」といっているが、これは間違い。長編としては初めてだが、無名時代のジョディ・フォスターが声優として参加していたテレビアニメが1973年に製作されている。

今回は1930年代の一コマ漫画やその後シリーズ化された原作の絵のテイストそのままに映像化しており、ファミリーの他にもコミックやアニメシリーズでお馴染みのサブキャラクター達も多数登場する。

ちなみにスヌープドッグが声優を務めるイットという、メガネをかけた髪の毛のキャラクターはテレビシリーズにも登場していたキャラクターである。

アニメという特性を存分に活かして、アニメにしかできない演出で90年代の実写版の頃と比べれば、表現の幅は圧倒的に広くなっているはずなのに、控え目な内容となっている。

舞台設定が現在にされ、ストーリーも現代風にアップデートされているのだが、物語自体が現代であることに意味があまりないだけに、勿体ない部分の多い作品である。

モンスター一家と人間社会の対立の末に、理解し合うという王道のストーリーから抜け出せていないし、設定だけのおもしろさで押したとしても、近年では『モンスター・ホテル』『プチバンピ』『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』『ダーク・シャドウ』などホラーキャラクターのコメディも沢山製作されていて、目新しさというのはあまりない。

それらの作品のルーツとしては『アダムス・ファミリー』に行きつくのだが、本家が出遅れてしまったのが痛いところだ。

すでに続編が2021年公開予定とされているが、続編ではもう少し大暴れしてもらいたいものだ。

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バフィー吉川(Buffys Movie)