「【""古くから豊かな自然の中で平和に暮らしていた妖精と、彼らの棲み家を奪った人間との"共存"は可能なのか?" 今作品の魅力的な世界観に引き込まれた作品。】」羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【""古くから豊かな自然の中で平和に暮らしていた妖精と、彼らの棲み家を奪った人間との"共存"は可能なのか?" 今作品の魅力的な世界観に引き込まれた作品。】
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■今作品の魅力的な世界
・妖精が住んでいた森の美しさ。
・その、自分達の美しき棲み家を人間に奪われながらも、共存の道を選んだ妖精達の姿。だが、人間を憎むフーシーを始めとした妖精達も、当然いる。今作品では、人間と妖精のどちらも否定的に描かないスタンスを取っている。
・シャオヘイ、ムゲン、フーシーを筆頭にした数々のキャラクタ-設定の秀逸さ。
・"館"、"霊域"、"執行人"という、魅力的なワードに彩られた作品の世界観
・キャラクタ-達のスピード感溢れる動きの数々と、精緻な背景描写。
・シャオヘイが、人間であるムゲンと嫌々ながら旅をし、イロイロな経験を重ねて行くうちに、ムゲンと心を交わすようになり、最後、ムゲンと歩む道を選んだラストは心に響いた。
・ジャパニーズアニメーションに触発されたとしか思えないシーンも、違和感がない。誰でも分かる宮崎監督、あの黒い霊域は"AkIRA"からだよね・・。
〈非常に面白い、且つ現代社会の様々なモノを犠牲にした上で、発展してする姿を見ていると、イロイロと考えてしまった作品。
見応えある、見事なアニメーション作品だと、思う。〉
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