「日本製にも見えますが、実は中国制作の異世界ファンタジーアニメーション作品です。」羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来 もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
日本製にも見えますが、実は中国制作の異世界ファンタジーアニメーション作品です。
猫が主人公の外国アニメ。これは観たいなと思いつつ、
公開当時近隣での上映が無く、鑑賞をあきらめていた作品でした。
最寄りの劇場で上映されることになり、ようやく鑑賞です。
★との始まりでレビューを書いたのが今年の3月のお話。
コロナウイルスによる全国的な自粛ムードになってしまい
upしないままズルズルと今日にいたってしまいました。 ふう
ボツにしようかとも思いましたが、折角なのでupします。
主人公は猫の精。
羅小黒(ロ・シャオヘイ)
チーズスイートホームの「チー」をクロネコにして
目を大きくした感じ。 ← …それは似てると言わないかも…
森で暮らしていたクロネコ羅小黒(ロシャオヘイ)
都市開発で、暮らしていた森がなくなっちゃいます。 大変。
住むところを探して旅に出ます。
途中で出会う様々な精霊たち。
何かの組織に属する精霊 ← 何の組織か分かりませんでした
それとは別に行動する精霊 ← 何かヒミツの目的がありそう
そして一人の人間(ムゲン) ← 人間のクセにとても強い
出会ったムゲン(無限)と旅を続けるシャオヘイちゃん。
実は、彼には秘められた能力があったのだ。
その力を利用しようとする者との戦いが始る。 さあどうなる。
という感じの、中国製のアニメ作品です。
予告を見たときにも感じたのですが、中国らしさ(?)を
余り感じられなかった気がします。 なんかちょっと、残念。
◇
後半は、戦闘シーンが続きます。
演出は派手だし、力を入れて作成されている感はありました。
けれど
後で振り返ったときに記憶に残っているのは、
ムゲンとシャオヘイの、旅の途中の場面。
・シャオヘイがムゲンに打ちかかっては逆にやられる場面 とか
・ムゲンから逃げ出そうとしては、連れ戻される場面 とか
旅をしながら次第に深まる二人の絆。
なんとなく、ドラゴンボールの
ピッコロと孫悟飯の師弟関係のようにも感じられて
それがず~っと記憶に残りました。 ほのぼのといい感じ。
なのに
戦闘シーンで記憶に残った場面がほとんど無し。
作品全体を通してみても、印象に残ったシーンが余りありません。
何故だろうと考えてみたのですが、
「作品のオリジナリティの不足」
そういう事のような気がしています。
最初の方は 「もののけ姫」 やジブリ作品の世界観。
途中からは 「ドラゴンボール」 のような雰囲気。
どの場面をみても
どこかで見たような気がする場面が多かった気がします。
それが少し残念ではありました。
このスタッフ陣で次の作品が作られたら
もっともっと、良い作品になりそうな予感がします。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
かせさん、コメント有り難うございます。
※かせさんのレビューが見つかりませんでした
ので、ここにコメントパックします
>宮崎駿作品とAKIRAの影響をモロに受けてて
AKIRAからの影響もありましたか。o_o
羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)を観てから3年以上
AKIRAにいたっては30数年過ぎているので、記憶が…