「色々と惜しいSF映画」モンストラム 消失世界 うりもいちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
色々と惜しいSF映画
気づいたらそこは一面の砂漠だった。
断片的なハイジャック事件の記憶。混乱するバスの乗客達。
誰もが記憶喪失の中バスの中で見つかる一人の死体。
ドアを開け砂漠に逃げまどう乗客達だが、謎の砂嵐によって次々と惨殺されるのであった。
序盤の大量殺戮シーンがピーク。
中盤で出てくるモンスターよりこの謎のデス砂嵐のが驚異である。殺し方もスマートかつ無慈悲で怖い。
低予算映画ならヘボいCGモンスターより最後まで砂嵐が敵で良かったのでは?
徐々に明かされる主人公達の正体も無限砂漠もタイムワープ設定も良かっただけに、少女との擬似家族ごっこをメインにしたのは勿体ないなーと思います。
まともなのは主人公と○○なおっさんだけだしあとは犯罪者やんけ!笑
少女との触れ合いで改心するのはいかがなものか。少女も泣いてるだけで正直役立たずであった。
シナリオ次第でもっと面白くなれたはずなのに残念!
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かせさんさんのコメント
2023年10月21日
やりたい事はわかるけど、完成したら意味不明になっちゃった感ありますね。
こんな画面なのに俳優さんたちはがんばってて、女の子もいたいけで、泣かすだけしかさせなかった脚本は残念かも。
まあ何してもこのCGじゃなあと思いつつ、ブルーバックの縁取りのわかる画面はそれなりに郷愁誘われて楽しみましたけど。