劇場版 おいしい給食 Final Battleのレビュー・感想・評価
全16件を表示
大人も少年のように生きよう
................................................................................................
武田の提案で、給食委員が設立され、神野が推薦される。
でも神野は、生徒会長に立候補するため辞退。
給食制度を変えて行きたい思いが強かったのだった。
ところが半年後に給食が廃止されることを、教育委員会が決定。
市原は知らされてたが、まだ内密だったため、言えなかった。
神野の最終演説の直前、市原はそれをついに告げる。
神野は演説でそれを公開し、先生らに取り押さえられる。
市原は彼をそこから救い、共に放送室へ。
そして給食の時間が始まり、そこで神野に演説をさせる。
その給食に対する思いは、教員や生徒の胸を打った。
こうして保護者からのクレームが教委に殺到する。
で教委の人間が市原や神野に文句を言いに来るが、
市原も心から給食を愛してたので、強く反論する。
こうして、まもなく市原は別の学校へ飛ばされることに。
でも武田や神野とは、いい感じで心が通じ合えた。
................................................................................................
給食が好き過ぎて、そのために教職についてる市原。
そんな少年っぽさをひた隠し、厳格な教師を演じてる。
視聴者は彼の心の声を聴くことができるから、
彼が愛すべき人物であることをよく知ってる。
でも外から見たら、ホンマにイケ好かん奴よなあw
そんな彼も、給食への愛という神野との共通点から、
彼を愛し彼を応援するところにたどり着く。そんな話。
ドラマ時代からそのバカげた設定や給食愛が笑える。
でもこの映画版は、結構泣けるシーンもあったなあ。
なかなかええ映画やと思うよ、ホンマに。
みんな、変なプライドは捨てて、少年みたいに生きようぞ。
給食好きな教師と生徒
なんで給食がテーマの映画を作ろうと思ったのか、よくわかりません。
まあ、ある種学園コメディなのでしょうが面白かったり笑えるところはありませんでした。
演出も市原隼人のモノローグが多く映画としては稚拙、登場人物もこれで教育者?と目を疑う連中ばかり、まあ、育った時代で給食も様変わり、私の時代は脱脂粉乳に硬いコッペパンだったから、おいしかったという思いが無いので主人公たちのテンションが今一伝わり辛かったと思います。
甘利田先生ちょううう可愛い₍ᐢ⑅•ᴗ•⑅ᐢ₎萌え~♡ 【駄文レビューまた長そげじゃないか!】
レビュー書く前に、いつも“共感”とコメントをくださるみなさんへ、お詫びです。
どういう訳か?コメント書こうとすると、PCのブラウザがフリーズしてしまうです。コメントが書けないです③
みなさんは大丈夫でしょうか?
この現象、改善策があれば教えていただきたいです。
では、今回も長&駄文レビューの始まりです。
実はこの映画、テレビシリーズを知る前にアマプラで観たのですね。
のっけから市原隼人さん演ずる教師・甘利田と、激可愛い御園先生の『潮騒』の件のやりとりに爆笑でしたよ。
市原隼人さんは『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』を観てからのファンなんです。
「バケツを持って廊下に立ってろ」だとか「ハンサムといえばアラン・ドロン」だとか
甘利田先生、いくら昭和でも感覚ズレてるのが可愛い。
可愛いといえば、マジモード時のアンチATフィールド全開。あれ、女子的には壁ドンを凌駕する胸キュンシチュですよね。
てか、男子生徒にまでやらかしていますけれど。
誰かれ構わずなんですね。アウトレイジか(笑)
定番の「うっ…くぅぅぅ~!」の味わいモードからの→「いざ!」へのターボモードからの→完食が小気味いい。
「私は酒を飲まない。が故にこういう場所が苦手だ。いや、こういう場所を好む人種が苦手だ」
ってすごくよくわかるのですね。
映画鑑賞のみならず、なんでもかんでもぼっちに慣れた身としては、大人数で賑わう場が苦手なんですよ。
ぼっちを良しとしない人種が苦手なんです。
私、大勢が苦手なんです。もちろん、お酒自体を飲めないし。
でね、私の中3時代の話ですよ。また山崎さんにご登場願います。
リアル中3の時って分校があったので、仲のよい友達はみんな元の学校に残ってたの…( ͒ ́ඉ .̫ ඉ ̀ ͒)
しかも、いけすかない担任とは犬猿の仲だしさ。
中3ってぼっち創世時代だったの。(後にこのスキルが役立つ日が来たね!ingで!・笑)
そして私の地域では中学校は給食なんて無かったの。
お昼はお弁当か、購買部のパンくらいなもので。
私、お弁当の日以外は母からパン代300円をもらっていたんですね。
ところがバカ私、当時ハマっていたWWⅡ時代の戦闘機プラモを買うために、パンの日はお昼抜いてたんですよ。
ゼロ戦だとか、メッサーシュミットだとか、スピットファイアだとか、ヘルキャットだとか買ってたの。
母にもらったお昼ごはんのパン代ぜーんぶプラモにつぎ込んでいたの。
だいたい一回のパン代で戦闘機プラモ一個買えたのですね。当時レートでは。
ノー昼食プラモライフですよ。パンの日が多かったの。当時の母、体が弱っていたので。
そんな私を不審がって、あらぬ噂を立てるクラスメイトたちの嘲りをブッチして。
メイトじゃねーよ!おまえらは!
最近どうも、みんなが僕を笑っている気がする。
ですよ。
そんな“アホみたいな訳あり”な私を気遣ってくれたのは
『からかい上手の高木さん』レビューで書いた山崎さん♡くらいですよ
「〇〇君、なんでお昼ごはん食べへんのん?」
↓
「う、うん…実は…」→「なんなん、それ(笑)」ですよ。無邪気に笑う山崎さんやっぱり可愛い♡
中3の私、ノートに痩せた子猫ばかり描くような子だったの。
いや、描いていたのって猫じゃなくてメーテルばかりなんですけれどね。
友情なんか犬が喰え!ですよ。
アイロニーじゃねぇぜ正直者さ!ですよ。
中3って、通算12年間の学校生活時期の中でほんっとに氷河期だったの。山崎さん♡の思い出以外は。
別段、班ごとに別れてお昼食べてたわけじゃないけれど
お昼ごはんは、なーんでか山崎さん♡が一緒に食べてくれてたの。お弁当持ってきた日は。
ってか、今でこそ山崎さん♡♡♡なんて書きまくっていますが
当時はついにその想いに応えることのなかった自分、朴念仁か?
あぁ、映画のレビューですよね。
こちらでアカウントをお持ちの某女史に影響されまくって、ってかあまりにも自由奔放すぎるスタイルに
「レビューって、他人を傷つけなきゃ、だいたい何書いても許されるんやで!」とか思ったりして、多大な影響を受けているんですね。(某女史、勝手なこと書いて申し訳ないです!)
はいはい、戻りますね、レビューに。
私正直、給食を美味しいって思ったことって、ほぼないのですね。
好きだったのは、安定のきなこパンだったり、鯨の竜田揚げくらいなもので。
何故か?いつもきなこパンといつもセットだった、冷めたけんちん汁ってそんな好きじゃなかったの。
冷めたおかずって苦手だったの。
玉ねぎをケチャップで煮たやつは大の苦手だったの。
デザートだかおかずだかわけわかんない、正体不明の白い大八車みたいなパスタ状のやつも苦手だったかなぁ。アレ味が全くないんだよ!無味だよ!
あとは小学4年生の時におちゃらけて、粕汁のおかわりをやりすぎて酔っぱらって保健室のお世話になったことくらいしか思い出がなくて。
レビュワーの名誉のためにも記しておきますよ!
私食べ物の好き嫌いは全くない方なの!出された食事は完食する主義なの!
家庭では母親に「嫌やったら食べんでもええ!」って、おかずぜーんぶ引っ込められたスパルタ教育でしたからね。
さすがに米だけじゃ食べられないですよ。
今でこそ醤油&七味かけごはん大好きですけれど。(笑)
ほらぁ…また。
そうですよね、忘れていましたよ…っと。
物語中盤で登場するのは“腐ったミカン”こと加藤勝!
教育委員会のお偉いさん?ってか、委員会の中では、どー見ても雑魚キャラっぽいしょぼくれ男ですよ。
こいつの登場で物語は急転ですよ!
何と!甘利田が愛してやまない給食の廃止を通達するものだから、さぁ大変!
いや、言ってることはド正論なんですよね。
事情もきちんと説明がつくことだし。
事ここに及んでも甘利田は安定の甘利田リアクション。
生徒の心配よりも我が事が先なのですね。
「教師も…給食は無しですか…?」
↓
ミカン=「は?あンた何言ってんの?」ですよ(笑)
からの
校長=「バレバレw給食愛丸出しw」なんですよね。
こんな可愛い先生いたら、私が校長の立場なら全面バックアップするしか!でしょ!
この映画、テレビシリーズ観ていなくても、甘利田がドヤ顔攻撃してくるゴウ君を一方的にライバル視している可愛さだとか
甘利田の、まるで融通の利かなさが、これまた可愛い件だとか←こいつこそ朴念仁。
ゴウ君が甘利田同様に給食を愛してやまないことだとか、すんなりと頭に入ってくるんですよね。
えくぼが、ちょううう可愛い武田玲奈さん演ずる御園先生と甘利田の微妙かつ絶妙な距離感だとかもいいんですよね。
単発の作品としても、かなり上手にまとめられていると思うです。
後にアマプラでテレビシリーズ1・2・観て、もっと好きになった作品でもあります。
ちなみにテレビシリーズで好きなエピソードはゴウ君のチーズフォンデユのお話(笑)
そして物語は佳境へ。
給食改革を訴えて生徒会長選挙に立候補したゴウ君と甘利田の奇妙な友情?(かな???)
「今日の立会演説…止めとけ」→「なんでですか?」
「お前の主張が…意味をなさないからだ…」「だから、お前の選挙公約は成立しない」
ここの甘利田のゴウ君のへの思いが本当に泣けるんですよね。
で、クライマックス、ゴウ君の選挙演説です。
荒ぶるゴウ君を救えたのは、やはり甘利田だけだったんですね。
「行くぞ、もうすぐ給食だ」は、本作の中でも名言中の名言。
小鼻ヒクヒクさせるリアル号泣っぽいゴウ君じゃなくても本当に泣けてくるの。
で、放送室で、ゴウ君(&甘利田)のFinal Battle開幕。
「今日はラーメンよ♡」って、冷めてのびたラーメンに牛乳とか何の罰ゲームやねん!ですよ。
そりゃあゴウ君じゃなくったてって生徒の考えたメニューを取り入れてほしくなるよ!
そして加藤勝!なんなんお前!腐ったミカンのくせしやがって!
ビリケン似のくせしやがって!←言い過ぎ!
直江さん、憎まれ役が板につく俳優さんに成長されたのですね。
同期(金八的に)が壊滅状態だから、おじさん嬉しくなってきちゃったよ。
憎いのか嬉しいのか、はっきりしろ自分!
最後の最後の甘利田の熱弁がかっちょいいの。
「あの生徒は無責任な生徒ではない…本心を言っただけです…」(先生、この静かな…のタメがいいのよね)
「給食は文化です!文化を大人の事情で取り上げておいて、意にそぐわない意見は攻撃とみなして迎撃しろとは、どういった発想なんですか!」
憎っくきミカン=「そうですよ、大人の事情ですよ。大人が事情を持っちゃいけませんか、それで世の中動いてるんでしょ!」「給食が文化だぁ!笑わせるな!あんなものはね、午後の授業のための繋ぎと子供に(ごめんなさい、ここ上手く聞き取れませんでした)のためのものだよ!」「教育を甘くみないでもらいたいね!」
勝!あンたいつの間に大人の事情で動く子になっちゃったんだい!
お星さまになっちゃった同期の松浦君も泣いてるよ!草葉の陰でだよ!
ここで遂に我らが甘利田先生の怒り大爆発!
「給食を!バカにするあンたに教育を語る資格はない!」
ちょっとイミフ理論だけれど、アウトレイジよろしく一矢報いてくれたのにはスカっとしました。
校長=「ちなみに…私も給食が好きですっ!」
ミカン=「なんだそれ!バカじゃないの!もう勝手にしてよ!」
↑
大人の事情で動く人のリアクションとしてはまぁ、普通(笑)
この映画、大変勿体ないのが、大人の事情側の説得力がありすぎて、それに反する甘利田とゴウ君の純粋な思いがイマイチ描かれていなかったことなんですね。
尾崎じゃないけれど“汚い大人たち”へ、もっと反撃するパートを与えてほしかったです。
で、ほんわか~♡の締めの回想シーンラストエピソード。
ここ、本当に好き。
酔って本音吐けるって酒飲みにだけ与えられた特権ですよね。
私は飲まずとも、誰彼かまわず吐きますけれど。本音を、女子に。
↑
あかんやつ。ゲスの極み。
season1の御園先生ほんっと大好き。
甘利田も、その想いに応えてたっぽいし。
お互いのパーソナルスペースどんだけ狭いねん。
ATフィールド全く仕事してない。
ああいう関係っていいなぁ。←遠い目ぇ…
また、この作品の第6番目くらいのバイプレーヤーの校歌がいいんですよね。
「神樹の抱く学び舎に♪ 笑顔で集う友よ師よ♪
モリモリ食べよう豊かな食育♪
常節のこころ♪ とこしえに♪
ああ常節♪ 常節中学校♪」
「青雲うつるまなざしで♪ 汗して挑む若人よ♪
ブンブン鍛えよ育む健康♪
常節の力♪ とこしえに♪
ああ常節♪ 常節中学校♪」
校歌の歌詞に「ブンブン」ですよ(笑)
まぁ、ここ甘利田先生に思いっきり寄せている部分なのですが。
校歌グッジョブ♪
いつもながらレビュー長っ!
余計なこと書かなきゃ1000文字もあれば足りるものを…
某女史さん「これでいいのだー!」って叫んで!
伊集院さんみたく叫んで!
楽しく味わえなきゃ
"おいしい給食(映画)" シリーズ第1作。
サンテレビ「特別ロードショー」で鑑賞。
テレビシリーズは視聴済み。
給食愛に溢れる作品だ。給食あるある、激しく同意。
甘利田先生と神野くんの給食バトルがコミカルなのに対し、後半の給食廃止問題には考えさせられるものがあった。
給食の食べ方を真剣にこだわる姿に、楽しく味わって食べることこそ、最良の食育なのかもしれないなと感じた。
テレビシリーズと違い、泣かせる展開が良かった。
[余談]
中学校は弁当持参だったので、給食があったのは小学生の時だ。ソフト麺やミルメークは無かった。食器が小2の時にアルマイト製のものからプラスチック製の耐熱食器にマイナーチェンジしたことを覚えている。私の好きだった給食は、黒糖パンとミネストローネ。黒糖は給食で初めて食べたが、とても甘くておいしかった。ミネストローネはトマトの酸味がアクセントになっていて、これまたおいしかったなぁ…
[以降の鑑賞記録]
2023/12/22:Lemino
※修正(2024/09/13)
給食とは
映画観ずにシーズン2観始めたので、なるほど、こんな経緯で学校が変わったのかと、教育委員会の人との因縁もわかってスッキリでした。
テレビサイズでもいい気はしますが、いつもとは一味違った人間ドラマがありましたね。
神野の演説は、給食に関することなので筋が通ってると思うんですが甘利田先生の色恋話は、、、うーん…
あの二人が結ばれて結婚するとかなら今後の重要なエピソードになるとは思うんだけど、そんな展開もあるなかな?
個人的にはコメディを貫いて欲しかったかな。
映画の第二弾も決まったとの事で今から楽しみだ!
ドラマ版も観ようかな
まさに80年代中学生だった自分には、「あるある」な事が盛り沢山。当時の空気感もなかなか出ていた感じしたよ。 TVドラマは観てないけど映画だけでも全然楽しめた。 市原隼人さんコメディ結構いけるクチか? ドラマ版も観てみたくなりました。
まぁさすがに来月から隔日弁当持ってこいは当時でもないかなぁ!
裏切られた
まさかのTV Kでやってたドラマが映画化。内容もおもしろいけど映画化したってことがおもしろい。ドラマからファンだったけど、映画ではドラマにない恋愛の要素や感動的なシーンも。
展開的に、神野があまりだのプッシュで生徒会長になって給食復活させるのか?!とか思ったけど、そうはうますいかず、結果的には大人の事情で覆らず、あまりだは異動して大好きな給食を食べ続ける‥。読めませんでした笑 それが良かったかも?!給食は教育の場において欠かせない大切な要素です。それをガツンと教育委員会の輩に行ってくれたシーンはスッキリ。。
悲しい
ドラマの延長で、映画も楽しく終わるものだと思ってました。
神野や、甘利田先生の家庭環境も見ることができるのかと思いきや、
もうドラマも2とか3とか期待できないようなラストで。。甘利田先生と神野がセットでいるからこそ、ふたりが主役で成り立つと言ってもいいようなドラマなのに。。
いいお話ではありましたが、最後が辛すぎて、これなら映画化して欲しくなかった。いつかまたドラマ時間で続いてくれた方がずっと良かった。
映画なら、もっと明るい気持ちになれるようなどんでん返して欲しかった。ラストがとても寂しくて、美味しい給食のいい所は、最近のドラマにはないような、ラストに必ずほんわかして終わるところが良かったのに。
ホッとできるドラマじゃなくなっていて、よくある最近のずるい大人の理解し難い部分だけが浮き彫りにされた、結局弱い立場のものは何も出来ないままモヤモヤとしたものを残していくだけの泣き寝入りのラストになっていて、非常に残念でした。
ただ、ドラマも映画も子役の方々もも含め、俳優の方々は、誰一人余すことなく非常にレベルの高い作品でした。そこに高い評価をつけた次第です。
給食大好きだけでは現実は変えられないけど
こちらで面白そうな様子を見たので給食好きの自分としては、見過ごすわけには行かないと、原作もテレビも存じ上げませんが、拝見しました。
市原さんが語る給食愛に共感しまくりのオープニング。
涙出るほど笑いました。
私の前列に既に笑いを抑えきれずに楽しんでいる女性の声が聞こえていたので、私も我慢せずに笑いました。
ちょうどお昼の陽光さす窓辺の教員用机で、なんてまあ美味しそうに食べること。
食べたーい!
40年前のあの給食が懐かしい。
ミルメークもないし、ソフト麺も経験ないし、牛乳は小学3年生からテトラポッド型紙パックだけれども。
カチャカチャと軽い音を立てるアルミの皿。
先割れスプーン。
どんなメニューにも牛乳がセット。
給食あるあるに手を上げて同意。
1984年のノスタルジー
実習生の女の子の前髪が完璧に巻いてある。
肩パッド入りのジャケット。
ワニのマークのブランドものニット。
なぜその色?的なシャツとパンツの組み合わせ。
そんなところにも楽しみながら
神野くんの生徒会長立候補あたりから
ん?
これはなんだかただの給食愛コメディではないなと、腰を据えて見る。
神野くんの給食愛は
おそらく、家庭では味わえないものを学校でみんなと食べることで、見出したから。
(日常的に家族で食卓を囲むことのない家庭なのかも。)
放送室からの演説に涙しました。
そして、こういうことをちゃんと言葉にして、行動に出して行ける神野くんの未来は明るいな、と。
学校はこういう子供達が育つ場所であって欲しいなと、映画の中の現実に期待してしまう。
文科省推薦でも行けるんじゃない?
子供達にも見てほしいな。
大人の台所事情で給食廃止になる事態を、給食愛強すぎ先生の活躍でひっくり返す、なんてことまではやらないのが、リアル。
最後の二人のカップラーメンが、切なくて、でもただ泣くのではなく、現実を受け止めながらも生きて行こうと思える。次はカップラーメンの新しい食べ方見つけようって。
エンタメでありながら、現実の範囲内で、納得。
あっという間の2時間弱でした。
充実した時間をありがとうございました。
神野くん役の男の子、次はどこで見られるかな?楽しみです。
ソフト麺を知らない世代です。
いや、無かったですもん。そんな便利な代物。牛乳に混ぜるアレ、何ですか?見た事無い。
面白かったし、感動したし、嗚咽とは行かないまでも、しゃくり上げてしまう場面もありました。こう言う映画にもっと人が集まって欲しい。切に。
起承転結がハッキリした物語。給食時間の甘利田の自爆コメディが最初のパート。教育委員会の登場で、甘利田と神野君のプライベートドラマに転じます。幼稚な甘利田と対比される神野君、かっこよ過ぎだよ。
カットが短いのはご愛敬だけど、武田玲奈って可愛くないですか?芝居も全然イケてる。この子の悪評は良く聞くけど、何が悪いのか理解しかねまする。映画界絶賛の彼女とかあの子より、はるかに良いやん!
ゲスな魂胆が無かったとは言えない甘利田は、密かに心を寄せる御園先生に「見損なった」と言われ。給食のおばちゃんに、素直な気持ちを語って欲しいと懇願され。神野に真実を告げ。その神野がガッカリした後、自分の気持ちに素直に従った姿を見て、やっと行動に出ます。
占拠した放送室から神野君は自分の気持ちをぶちまけた後「いただきます」。ここが好き!
御園先生とのロマンスも、今時に似合わずストイックで良かった。炎を飛び越える勇気。でも、そんなハードル高く無いしリスクもない事ないですか?って言う野暮は無しw
これと37Secondsを続けて鑑賞して、ほっとした。まだ日本映画も大丈夫だと。
神野君がカップ麺ってのが切ないけど。学校給食くらい、どうにかしようよ。行政の課題です。
------
3/17追記
お昼休みの校内放送で流れる音楽がw "恋は水色"かと思いきや、メロディが違う。ポールモーリア楽団風の"恋は水色風"ですやんw お次は"何とかの首飾り風"? 一方、著作権が切れている古典音楽は、そのまま流し。何なの、このあからさまなJASRAC対策w
こういう手があるんですね。良いぞ、良いぞ、もっとやれーって思いました。
育食康健!!!???
最後はもっとぶっとんでいって欲しかった。
CGとかを駆使して、アクションとかも入れて欲しかった。
すこしはいっていたような気もしなくもないけれど。
理屈っぽい話は個人的には笑えて。
ベストではないが、とか。
(笑)えて、最近は孤独のなんとかとか。
一人、考えながらの食は個人的には面白く感じてしまっておりまして。
そこから、学園もの。
給食。
学食、社食。などなど。(笑)
リーズナブルな食。
を探求しながら。
いろいろなキャラとからみつつ。
まあ、もっとぐちゃぐちゃ、ハチャメチャが個人的にはとおもうけれど。
まあまあまあ。
面白く感じてしまいました。(笑)
うーーーん、作りこみが甘い。(笑)
うーーーん。
前半は結構笑えて。
ただ、先生としてのキャラがいまいち。
生徒との接し方がいまいちでもったいない。(笑)
給食がすきで、一つ一つの食材を吟味しながら、食べているのは。
そこそこ面白いけれど。
だんだん、そこから。
キャラクターがうまく活きていなくて。
全体的にはまあまあまあだけれど。
いまいちモヤモヤ。(笑)
コメディー学園ものとしてはソコソコ。
でもなんかかゆい。痒い。なんかムズムズして。
いまいち、先生のキャラが作りこめてなくて。
会話や発言も後半が雑。(笑)
まあ、こんなもんでしょうか。
個人的には面白く感じてしまいました。(笑)
【”食育健康”昭和の時代、給食で育った者には懐かしくも面白き給食問題の数々を大真面目にコミカルに描いた作品”その火を飛び越えて来い!By 三島由紀夫”】
<Caution!!内容に思いっきり触れています。>
ー 前半はコメディ色強く、物語は進む。ー
・鯨オーロラソース問題。
甘利田先生(市原隼人)の給食を眼前に据えた面白すぎる”脳内ナレーション”に笑いながら、鑑賞。
そして、彼の給食ライバル神野君の華麗なる給食の食べ方に感心しきり。(ソフト麺 ”正式名称 ソフトスパゲッティ式麺 ・・知らなかったよ”の画期的な使い方を披露した、”一人パーティ給食”。見事である。)
・牛乳の紙蓋に苦戦する甘利田先生の姿に又笑う。(給食”あるある”である。)
・すき焼き風給食の食べ方問題。
ここも、神野君の荒業が炸裂し、甘利田先生、机の上で”片足を上げた変なポーズ”で固まっている・・。かなり笑う。
・後半は、給食廃止問題をベースにして、甘利田先生の同僚女性(武田玲奈)との恋の装いも纏わせながら物語は続く。
・いとうまい子さんの給食のおばさんの姿に嬉しく驚きながら、神野君の校内放送での給食愛に溢れるスピーチが沁みる。
・いやいや、面白かったです。
これは矢張り、堅物真面目男、甘利田先生を演じた市原さんのお陰であろう。
<一切笑わない演技で、こちらを笑わせてくれる市原隼人さんの立ち居振る舞いがとても良かった作品。
皆で給食を食べた時の楽しさを久しぶりに思い出させてくれた作品でもある。>
給食は文化
校内放送での神野君の言葉が作品の価値を決めた感じ。小学生の頃を思い出して、ジーンと沁みた。
残念なのは骨子である給食バトルが少ない上に薄味だったこと。マーガリンと生卵では弱いわ。
思い出すなぁ、掃除の時間も五時限目も嫌いな献立消化できずにいたわ。
全16件を表示