サスペクト 薄氷の狂気のレビュー・感想・評価
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好みさえ合えば
アクションとかではなく事件そのものでストーリーの引っ張りがある真面目なつくりのサスペンス。犯罪者心理をテーマに組み込んでいたり手の込んだシナリオなので好みさえ合えばアタリでしょう。しかし興味がない場合は、理屈っぽい陰気な映画、でしかないかもしれない。
展開なんかは良くできた作品だと思う。
ただ精神鑑定のレイチェル役が穴かな。鑑定シーンとかすんげーヘタ。対するサイモン役は振りきってていいのに勿体ない。
あと責任能力の問題が扱われてるけど、精神疾患が認められて無罪とか、責任なければ刑罰なしとか何度聞かされても頭の悪い自分なんかには理解不能ではある。罪は犯したが責任は問えない、として「有罪ただし、」にしてくれ。わかりにくわ、ほんと、腹立つ。。ま、この作品とは関係ないか。
ヘンリー・カヴィルは良かったけど...
まぁ面白くはあるけど、観終わってからの満足感があまりなかったです
なんかもったいない
とりあえず締めくくりましたって感じで
ヘンリー・カヴィルだったからそれなりに楽しめたようなもんです
最後にズッコケ
途中まではハラハラドキドキで最高に面白かったのに。
最後のオチでズッコケました。
まさか、まさかの犯人が✕✕✕なんて(笑)
プロなんだから普通に捜査してれば早い段階で気付くでしょ。
でも、まぁ面白かったです。
見ても損は無いかも。
惜しいかなぁ
女性を連続監禁殺害したとして知的障害者と思われる犯人を割と冒頭に捕まえる。夫婦間も上手く行ってなさそうで、年頃の娘にも愛情表現下手なワーカホリックな刑事に、ヘンリー・ガビル。娘を殺され、美人局をさせながら男に去勢天誅を食らわせる元判事にベン・キングスレー。刑事に気がありそうで夫に浮気されているプロファイラーと色々伏線がありそうな登場人物たち。物語は犯人逮捕後に、毒ガスや爆破で警官が殺されたり、子供が誘拐されたりと次々起きていく展開。本当にサイコなのかふりなのか、外部に協力者、真犯人がいるのかなど色々思わせる。しかし、実は双子だったという、まさかの展開で、ラストも刑事が撃たせながらも、薄氷が割れて二人溺れて死ぬっていう、これ刑事に勝算あっての行動だっのか。ベン・キングスレーも実は双子だったのかという観客が知るシーンと引き換えに死んでしまい、勿体ない気がした。ラスト、刑事と娘、プロファイラーで出掛けるが、これは付き合うってこと?奥さんどうするの?っていう、色々回収しきれてない感が、やっぱり勿体ない。
赤ちゃんのシーンは秀逸でした。
女性の連続殺人・監禁事件の犯人を逮捕するも、その犯人は精神疾患の様そうを示し、また犯人の周囲に第二第三の事件が発生するストーリー。
余り期待せずに見始めましたが、とても良く出来たサイコサスペンスだったと思います。
犯人の異様さ、連続しておきる事件。家族すら危険にさらされる事へ恐怖し、そして犯人を憎悪する刑事達。
犯人の二の手、三の手が私の想像を超えていたので、物語に引き込まれて、あっという間の上映時間でした。
正直、ラストへの展開は今一つでしたし、設定ももう少し緻密でも良かったように感じます。
それでも、もう一度観てみたいと思える作品でした。
しっかりしろよ、警察
連続殺人事件が起き、犯人のサイコパスは捕まるが、訳の分からない話ばかりする。
そして異常な殺人事件が続き、犯人は一人ではないことに気付く。
役者は揃えているが、警察の描き方がお粗末で、とても可哀そう。
社会派サスペンス
日本でも再犯性が高い性犯罪。
犯罪者に対して究極の選択を行なっている元被害者と
信念と共に突き進む刑事。
性犯罪は劇中で繰り広げられるサスペンスの根幹と
なっている部分でありメッセージ性は強い。
ブレンダン・フレッチャーの狂気に満ちた演技は圧巻。
「結末は、誰にも言わないで下さい」のヤツ
少女を美人局みたいにしてるやん!元判事のおっさん。「おしおきだべぇ~」って去勢するとか……あかんやん。捕まった容疑者の、精神的な要素がスリリング過ぎて、去勢コンビのあかん部分が薄れ、彼らも犯罪者やん……?ってのが後味として残りました。
展開も悪くないし、容疑者が多重人格者なの?
ん?何だ?
ああ。伏線やったのね。
で、こうなるのね。
観終えて、ちょっとあのシーンを確認したいな……確認してこましたろ。ってなる映画でした。
--たまに、行きたくなるよね。あの店。みたいな感じで、ふっと思い出して「あぁ。また観てみるかな?」ってなりそうな映画です。
ふらっと、レンタルに来たけど何観よう……ってなった時に借りそうです。今後。
そんな映画って、何本かあります。ワタシ。
薄氷上の真相と狂気
若い女性の遺体が発見され、知的障害をもつ(!?)サイコな男を逮捕したものの、新たなる事件が次々発生。警察やプロファイラーの尋問にもまともに応じない男の前に、事件の真相は見えてこず…。
ザ・主人公といった感じの警察、犯人の男ばりに様々な表情をみせるプロファイラー姉さん、男達に独自の制裁を下す意味ありげな老人と若い娘コンビ、そしてサイコ男と…等々、豪華キャストが演じるキャラクター達は皆魅力的。
序盤の序盤で犯人は捕まるのにも関わらず巻き起こる新たな事件の数々。実は別な真犯人がいるのか?そんな疑念を抱かせつつ、ストーリーは進行するが真相はなかなか見えてこず一瞬も目が離せない。
ちょっとしたミスリードもありつつ、こういうことだったのか!!と驚きの展開に。ラストシーンの攻防はトリハダの経つような結末で非常に面白かった。
点滅する隠し部屋、薄氷上の緊張感、ゾクゾクのサイコスリラーであること等々、同劇場で公開のカット/オフと類似点があった(両方すごい好き)。
おまけに、プロファイラーの女性、天誅下しの娘、主人公の奥さん等々、そろいもそろって美女だらけ!
個人的にまだまだ回収しきれなかった部分があったと思うので、また観たくなる作品だった。
やっぱりサイコスリラーは最高!(ギャグじゃないよ)。
狂気と悲劇
少女を含む、多数の女性誘拐殺人事件の容疑者として逮捕された、精神疾患を抱えているとみられる男と、担当警察の刑事達の話。
家族を殺されて引退した元判事と被保護者の少女による不気味なお仕置きも絡めつつ、容疑者の異常な言動と、逮捕されて尚続く容疑者に関連する爆発事件等に翻弄される警察との対峙をみせていくストーリー。
どういうからくりか、共犯はいるのか、本当に精神疾患なのか、疑心暗鬼になっていく展開のサイコサスペンスで、ゲームと宣ったり、泣き叫んだりをみせる容疑者は、なめているのか、計算ずくなのか、良い意味で不快さと不気味さがたまらない。
よくよくみると独居房で違和感を覚える描写もあったし、それまでの挙動から、そのパターンは全く予想出来ないネタではないけれど、鑑賞中はそこまで考えが及ばずしてやられた気分にさせてくれた。
難しくはないけれど、考える暇が無いほど色々と起きまくる報量の多さと、胸クソ悪さをテンポ良くみせている展開が上手いしね。
映像的なグロさは殆どないけれど、なかなか良い精神的なグロさや気分の悪さとキレイな収束で、とても面白い作品だった。
Common Sense Mediaによると17✙です。なんのこっちゃ?
歴代スーパーマンの中でも彼の中にはユーモアという文字は、存在しないのか映画ではニコリともしない。そういう役柄だから仕方がないとおっしゃるのもわかる気がするが、別の映画でも同じキャラで登場するとは…トホホ
ベン・キングズレーやスタンリー・トゥッチといったアカデミー賞やゴールデングローブ賞を獲得している俳優陣がわきを固めているので、どれほどのミステリアスな映画に仕上がっているのかと散々気を持たせておいてなんですか?これは…
サイコ・スリラー映画の謎を解き明かしたいと思っているのに設定自体が訳が分からず、プロットポイントが多いおかげでよけいに訳が分からなくなり、場面場面のつながりが見えてこなくなってしまっている。前半の犯人逮捕に至る経緯はわかるけれどもプロファイラーのレイチェルが登場し、サイモンを尋問するあたりから雲行きが怪しくなり、心の中では映画を投げてしまい、ついにはどうでもよくなってしまった。たぶん、ほかの方はそうはならないと思うが....
Rejoice, rejoice.
Judas' whore is dead.
Come serpents feed on my feet.
Fire, the ice,
the creeper who raped me.
His blood money I let silence me.
Shame on you all. Shame.
I hate you.
I love you.
I tried to hide us, but the devil sees everything.
My evil, evil boy.
My sweet, sweet boy.
Mommy's so sorry.
This winterbug is free.
机でのプロット構成は完璧でもいざ映画作りとなるとそうはいかない。
コモンウエルス加盟国の一つカナダ。その地方都市のウィニペグを舞台にしているからってイギリス英語が出てくるヘンリー・カビル に違和感があり、また王室から”サー”の称号をもらっているサー・ベン・キングズレー。この役は少しやり過ぎ感があると思えるのだが、それと最後の安直な終わり方は、この映画の全体と同じ構図を成す体たらくとなっている。最後の最後まで訳わからん。
知らんけど。
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