劇場公開日 2019年11月22日

  • 予告編を見る

「母娘をもっと描いても良かったと思う。」セイビング・レニングラード 奇跡の脱出作戦 よしさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5母娘をもっと描いても良かったと思う。

2020年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

独ソ戦のレニングラード包囲戦で実際にあった、ラドガ湖脱出を描いた物語。

悲惨だったと言われる独ソ戦。その中でも、特に凄惨だったレニングラード包囲戦の知識を得る為に鑑賞。
ただ、ラドガ湖での脱出にフューチャーされていたため、当初の期待からはまったく外れた内容でした。

映画としては、ラブロマンス。若い男女が、夫々の事情を抱きながら必死の脱出を試みます。
ただ、夫々の事情に、今一つ現実感を感じられず、感情移入が難しく感じます。

唯一、一人残された母親の悲哀と覚悟が心に残りました。もう少し、母娘の別れをしっかりと描いてもよかったかもしれません。

コメントする
よし