「ワクチン2回目38度7分の中で」水曜日が消えた asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
ワクチン2回目38度7分の中で
見ました。(2021年8月)
ぼーーーっと。
一回目はただ腕が痛かっただけでしたが2度目はきっちり発熱。
インフルエンザにかかってる感じで節々が痛いです。
この映画が公開になったあたりにテレビで同じような多重人格(本物)の人のドキュメントを見た。
詳細は記憶にないがその中の一人が脳内でリーダーシップを取っているのだと言っていた。
今調べてみたらharuさんと言う人で13人の人格を持つらしい。
テレビで見る限りharuさんは、火曜日をもう少し明るく屈託ない感じにした人で、まさに好青年。
なんだけれど、やはり強がってるのかなあという影は
あるように見受けられた。
勝手な推測で申し訳ないです。
映画の話。やっとです。
前の日の人格がごっそり抜け落ちて目を覚ます火曜日には好感しかないし中村倫也のヘアスタイルは火曜日が一番良い。
最初なんでこんな一軒家に一人で住んでるのかなあと思ったんだけど
両親が事故死してるから自分の家でしかも保険金があるのかもしれない。
原作があるらしくそこには書かれているのだろうか。
中村倫也はあまり好きな方の役者さんではないので、そこを楽しむと言うのはなかったが、こじんまりした顔の造作がいろんな表情を作れるところが才能と言えるのかもしれない。
後半は人格の変わり目にブラックアウトが頻繁に起こる。
(最初ネットの接続が悪いのかと思った)
どんどんニ人の人格になっていく過程とそれを望む月曜日。
そこに
彼ら一人一人にも人格があり、消してしまうというのは彼らを殺すに等しいと思う火曜日。
その解釈が すごいなあと
ここは原作の設定を褒めるべき箇所。
だからラストが微笑ましくなるのだ。
asicaさんへ
別所のコメント、此方にお返しします。
あちらのご出身なのですね。火事の経験は私自身も身近にも、幸いにも無いのですが、被害に遭われた方々は大変な想いをされたのでしょうね。映画の中でも、大火の記録を見つめる方々の表情が写し出されていましたが、遠い過去を眺めるそれでは無く、今、目の前で起きている災禍を見つめているかのような顔であったのが印象的でした。傷は癒えず、痛みを忘れるだけなのだと言う事なんでしょうね。
asicaさんへ
コメントに先程気付きました😥
ユルユルほっこりで、ホッとする映画でした。こう言うのを定期的に挟まないと、今のご時世、疲れますよねw