「女性監督による「ハムレット」の現代風解釈に納得」オフィーリア 奪われた王国 Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
女性監督による「ハムレット」の現代風解釈に納得
クレア・マッカーシー監督による2018年製作(107分)のアメリカ・イギリス合作映画
。原題または英題:Ophelia
シェークスピア原作のオフィーリアは可哀想で主体性が無い個性に見えるが、それを意思有り、自ら運命を切り開く主人公と再解釈した映画。
彼女の狂乱も水死も偽装で土葬用の穴から脱出し、ハムレットと再会を果たす。一緒に逃げることを懇願するが、彼は決闘後の合流を約束。結局、王妃(ナオミ・ワッツ)により父の復讐も果たされるが決闘で受けた毒が回りハムレットは死亡。王も王子も欠いた城は、ノルウエー軍に占領されてしまう。
しかし、オフィーリアはハムレットのかつて言葉とおり修道院に行き、そこでハムレットの娘を産み、2人で穏やかに過ごす。
原作があり、原作者のリサ・クレインは元オハイオ州立大学英語学の助教授で、専門分野はシェイクスピアとルネサンス文化であったとか。現代視点から見れば、なる程、真実はきっとこうだよねという説得力を感じた。
監督のクレア・マッカーシーの夫が撮影監督のデンソン・ベイカーだとか。主演のデイジー・リドリーの美しさも有るが、木々や水等自然の美しさが素晴らしく、素敵な映像と思わされた。
監督クレア・マッカーシー、製作ダニエル・ボブカー サラ・カーティス アーレン・クルーガー ポール・ハンソン、製作総指揮サーシャ・シャピロ アントン・レッシン エリッサ・フリードマン バート・マーカス マシュー・ハート、原作リサ・クレイン、脚本セミ・チェラス
撮影デンソン・ベイカー、美術デビッド・ウォーレン、衣装マッシモ・カンティーニ・パリーニ、編集ルーク・ダンクリー、音楽スティーブン・プライス。
デイジー・リドリー、ナオミ・ワッツ、クライブ・オーウェン、ジョージ・マッケイ、トム・フェルトン、デボン・テレル。
