劇場公開日 2021年6月4日

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はるヲうるひとのレビュー・感想・評価

全83件中、81~83件目を表示

5.0もの凄くよかった。

2021年6月4日
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泣ける

悲しい

知的

今朝、不意に見た林修と山田孝之のインタビューを見て山田孝之が「今までの俳優人生の中で1番辛かった」と語っているのをたまたま見て気になり、公開日も偶然今日だったので、見に行ってきた。

個人的には凄く素晴らしい映画で、
こういった人間の深い部分を描いた作品の中でもかなり上位にランクインした。
しかし、見る人によっては深く入り込めない人もいるだろうな。と感じたのが正直な所。

僕自身、長年吃音症や対人恐怖症に悩ませられ弟に知的障害があったため、
角度はだいぶ違うがかなり共感できる所があった。

僕は自力で克服したが、親も周りにも理解されず人の繋がりはあるが内心ずっと孤独感が消えないままだった。
今作品はその消えない孤独感に寄り添ってくれた。

人は皆コンプレックスや障害、生まれた場所、自分の希望通りに進まない人生に苦悩しみんな悩みを抱えていると思う。

ただ、そんな人生に諦めて甘えても何も変わらない。
この作品のテーマでもある、
「笑え殺したいほど憎くても」
とういのはまさに生きる知恵だと思う。

自分自身、小6の時にイジメられて学校では1人。家に帰っても親は弟の事で手一杯で話せず躾もかなり厳しかったから家族はいるが1人な感覚。
でも、諦めの悪い性格だったしなんとか生きるためにその時から笑顔を心掛けた。
喋り方を馬鹿にされても笑顔でむしろ笑いに変える。その行いで1人でいる事は無くなったが内面は精神的には病んでいた。

でも、30近くになった今ある種間違ってなかったなと肯定できている。
そのおかげで大事な仲間にも巡り会えたし家族とも本音でぶつかって今は自立しやりたい事をできているしすごく強くなれた。また弱い人の気持ちが痛いほどわかるので寄り添う事もできる。

少し個人的な話で熱くなってしまったがそんな自分を間違ってなかったと再確認できた映画だった。

この映画は想像力をフルに働かせて得太の気持ちで見るとめちゃくちゃ重くて辛いが最後は前向きになれる最高の映画だと思う。

辛くても進んで前向いて笑顔を大切に自分の人生を生きろ!
この素晴らしい映画を作った佐藤二郎さん初めキャストの方々に最大の感謝を。
山田孝之さんの演技が本当に最高で涙が止まらなかった。

晴れの日よりは今日みたいな雨の日に見るがオススメです。(笑)

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光と闇

3.5役者魂を観に

2021年6月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

怖い

この映画は全く気になってなかったのに
まんまとテレビの番宣で
山田孝之さん観て、急遽観たくなりました

結果としてみて良かった。
山田孝之がやっぱり上手い
それだけでもみた甲斐がある。

ただ、映画として内容を考えたときに
深くツッコミたくなる部分は随所にある

ここからネタバレ含みます。

妹がなぜ、仕事ができないのか?
山田孝之とともに少し知恵遅れの設定なのか?
長男に虐待されすぎて病んでるにしても
知恵遅れにしても仕事はできるだろう
下が使えないと言ってようだが、それが納得できたとしたらもっと入り込めただろう。

あと、働かさせている?働いてる女性もなんで働いてるのか。
都会の風俗では売られることは少ないし
あんな風俗しかない島のちょんの間なんてよほどの事情がないと働かないだろう。

と、風俗と言う仕事の関係と、してない真っ当な人と言う分け隔てのくくりだったのだか。

じゃあなぜ?とそれらを掘り下げて考えてしまった。。

向井理がお客さんで来たら💗
カッコ良すぎのサラリーマンでしょ😍

しかし子供の時のトラウトはあんなに心をえぐるんだなぁ。。
父親ショックやわ

それでも辛いだけではなく少しクスッとさせる所があるのは、俳優であって原作、脚本、監督である佐藤二朗のなせる技か。

劇団ユニット『ちからわざ』
だけあって
この映画も役者陣の力技を感じました。

内容抜きにしても山田孝之が楽しめた映画でした。

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悠々同盟

0.5意味のない映画、雰囲気で映画は成立しない。

2021年6月4日
Androidアプリから投稿

全く面白くない。多分脚本とか演出とかではなく、根本的な原案が駄目だ。雰囲気芝居で持っていこうとしてるし、ラストの真実がバラされる辺りも全く唐突出し、だから何って思う。
何が言いたい映画なのかがさっぱり分からない。山田、仲の兄妹は頭が少し弱い人物設定なのか?その辺もモヤモヤする。
坂井真紀の方言も鼻につく。
舞台からの映画化は本当に難しい。舞台でウケていても映像にすると白ける事が多い。はじめの遊女たちのシーンの長回し、多分監督はやってやったぜ的に思っていると思うが全く映像にしたら白ける。不自然なくらいのオーバー演技でリアリティがない。
内容のない映画だから雰囲気と役者芝居で持って行こうとしているが全てが空回りで映画ナメるなって、そんなに簡単なら誰でも監督出来るって。
「笑え殺したいほど憎くても」キャッチコピーつけるなら、登場人物がその境地になってからつけないと。ただのバカ映画丸出しだよ。観客はそこまで馬鹿ではない。ちゃんと観てるよ。
仲里依紗が脱がなかったのが救い出し、頭が良いのでは。この映画で勝負は出来ないけど、監督、山田との関係性があるからこの仕事受けました。
作り手のプロデューサーや監督含めて考えようよ。ちゃんと映画作らないとあんたらも駄目になるよ。そして観客も駄目になるよ。そして日本映画が駄目になる。(そこまでこのスタッフに影響はないけど、どうせ素人の集まりだろうだから)
この映画に高得点は馬鹿だよ。

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ゆう