「倒叙のようでいて王道」ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密 夢見る電気羊さんの映画レビュー(感想・評価)
倒叙のようでいて王道
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倒叙ミステリーのようでいて、実は通常のミステリー。犯人は犯人ではなく善人で、本当の犯人が裏にいる。
自殺に見せかけた他殺、遺産相続、王道なミステリ的な展開でありきたりではあるが、見ている側は最初から死の真相を知っている一種の倒叙もの。
ものすごく意外な展開というわけではないけど、探偵の小気味いい台詞回しと、テンポの良い展開の面白さに惹かれる作品。
嘘をつくと吐くというのも非現実的な設定だけど、コメディとしての面白さや、ラストのオチとしての面白さも重なっていて、良いですね。
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