テイクオーバーゾーンのレビュー・感想・評価
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今の家族感に合致するとても挑戦的な映画
世の中がこういう時代になったのでしょう。かなり現実感のあるテーマです。
離婚、親子のすれ違い、姉弟の関わり、新しい家族とそれに関わる問題を別れた姉の視点で描かれています。
ファミリードラマですが、今までこの形を描いたものは観たことがありません。
とても興味深い映画です。
新たな家族感に悩んでいる方は特にお勧めします。
主人公の感情の動きがしっかり分かって、感情移入が非常に良く出来た。...
主人公の感情の動きがしっかり分かって、感情移入が非常に良く出来た。ラストカットもちゃんと意味のあるものになっており、名作だった。
テイクオーバーゾーン
本日、テイクオーバーゾーン鑑賞。
YouTubeにて見かけてから気になっていた映画である。
主人公サリ役の吉名さん、初主演映画としてレビュー等の目力、役の入り所をチェック。
当時中学生としての演技、初主演の緊張もありそうだが非常に良い。
川瀬さん、365日連休Tシャツ最高。
内田さん、難しい役ですが素晴らしい。
その他、雪菜役、糸瀬さんの受けの演技も光る。
奈良にてオーディションを通して出演されていた方も多数出演との事。
感想として、奈良の景色を美しく描写し、吉名さんのサリが持つ葛藤を素晴らしく演じ、ラストシーンのロングカットについては涙腺崩壊しました。
ネタバレ含みそうなのでラストシーンについては書きません。
非常に心に刺さる映画でありました。
まだ上映2日目のようなので期間中もう一度鑑賞したいと思います。
山嵜監督素晴らしい映画をありがとう!
脚本書かれた岩島さん非常に良かったです!!
全ての年代が共感し、グッと心を持っていかれる作品。
地元奈良で撮影された作品ということで、3世代で観に行かせていただきました。
どの年代も感情移入してしまうところがあり、考えさせられる作品でした。
出演している中学生は主演、準キャスト、エキストラ全て現役中学生でとてもリアリティがあり、親からしたら中学生は子供だと思っているのだけれど、意外と大人な考え方をするところもあって、でも繊細で、大人をよく観察していて、ドキッとする場面が多々ありました。
主演の吉名莉瑠さんの演技もとても素晴らしく、糸瀬七葉さんとのバランスもよく、彼氏役の森山瑛さんの好青年感もすごくよかったです。
また、陸上部員たちの心境が『目』に表されているところもとてもよかったです。
『テイクオーバーゾーン』とはリレー競技でバトンを受け渡すことができる範囲のこと。
作品名の深い意味を感じながら、最後はグッと心を持っていかれて涙腺崩壊でした。
ドローンを使っての奈良の景色はとても綺麗で監督の奈良愛を感じました。
私はこの作品で映画を初めてもう一度観たいと思い、再び映画館へ足を運びました。
一人でも多くの人に観ていただきたいお勧め作品です。
何回見ても泣ける
父親と離婚し、家を出て行った母親がクラスメイトの父親と再婚。荒れる主人公が何もかも嫌になり、クラスからも陸上部からも孤立してしまう。大人の勝手で振り回される主人公の心の葛藤がすごくリアルに表現できていたと思う。幼い頃の母親との思い出が良いモノでは無かったが、やはり母親は母親。クライマックスでの主人公の涙にこちらも涙腺崩壊でした。
ただ、その後のクラスメイトや陸上部部員との関係はどうなったのかな??と…そこの描写が無かったので、個人的にはちょっと「その後」が気になりました。
裏切られました
地元奈良を舞台にした映画という事で、知った景色が見れるかな?というくらいの軽い気持ちでチケット購入。
…裏切られました。
思春期の少年少女達のリアルな日常、心の葛藤、挫折、成長と友情。ギュッと詰め込まれた展開にあっという間に時間がすぎていきました。最後に感動しました。
多くの人に見てほしい作品です。
観て損は無し!
奈良県民、特に奈良市民ならそれだけで観る価値のある作品です。
思春期特有のやり場の無い苛立ちを、複雑な環境と絡めて視聴者に訴えている傑作と思います。
クライマックスへの持って行き方が、個人的には残念だと感じましたが、主演女優の演技力も高く全編通して楽しめました。
あまり目立たないシーンながら、教育者としての悩みも描くなど、接し方が難しい思春期の女の子に、飾らずに真剣に向き合う周りの人々、早く環境を変えたいと思うもその方法を考えようとしない本人の迷いなど、中学生という難しい年頃を様々な角度、視点から描いています。
ただ、自分は奈良の人間なので、むしろ楽しみながら観れましたが、舞台が奈良である必要は無いかなと感じてしまいました。
奈良らしさと言うか、奈良ならではの良さ等が取り入れられていると、もっと良かったと思います。
奈良の景色も女優さんもとても良かった
主演の吉名さんはこの映画にピッタリ。中学生の心の葛藤をとても良く演じていて素晴らしかった。母ちゃん役内田慈さんすご過ぎ。怒った顔怖すぎて夢に出そう。 派手な演出もないのでよけいに心にしみたね。
テイクオーバーゾーン
現代社会にありがちな家庭環境ながら、なかなか表には出てこない社会問題を女子中学生の視点で描いた作品だった。どこか是枝監督の「万引き家族」に通じるものを感じた。エンターテイメント性や恋愛やスポーツによる爽やかな展開はないが、深く心に刺さるストーリーだった。大人の理論を押し通す人々と、それを受け入れられない純粋で優しいのに大人には粗暴な主人公。すべての登場人物が正しいのに、間違っている。現代社会の息苦しさを映していると強く感じた。最後の最後は、泣きました。
山嵜監督には、時代劇作品も撮ってもらいたい。
泣きました
友達と娘と観に行き めっちゃ泣きました。
なんだか切なかったー。
中3の子の気持ちがしっかり描かれていて
彼氏も良い子だなぁって思ったし、
あと クラスメイトの半端者の集まりも、すぐ裏切るところとかそういう子いるいるって娘と話し合って帰りました。
映し方が中学生に寄せててめっちゃ良かった!
大人の事情に翻弄されつつ色んなことを学ぶ少女の素直さに寄せていて 大人も皆それぞれの想いを素直に考えらるような素敵な作品でした。
地元の奈良の知っている風景がたくさん出てきて楽しみつつ すごくキレイに撮影されていて誇りに思えたし とても嬉しいきもちになりました!
涙腺崩壊
沙里と弟のやりとりが切なくて、のっけから泣いてしまいました。自分の年齢は沙里の祖母世代ですが、映画観てる間は完全に沙里と同化、中学生でしたね。映画館でこんなに泣けたのもソーシャルディスタンスのお蔭かも。いっぱい泣いて後味すっきり。何度も登場した若草山には久しぶりに登ってみたくなりましたw
1人でも多くの方に観てもらいたい。
小学生だとこの映画は難しいのかなと思いながらも一緒に観ることにしました。すると上映後、「感動して泣いた。」と。幅広い年代の方におすすめしたい映画でした。
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