サーホーのレビュー・感想・評価
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美しいMVのよう
二転三転と転がされたので、面白かった。…けども、すこし納得いかないような…?
作中に「見るものが全てと思うな、疑え」みたいなセリフがありましたが(うろ覚え)、
ストーリーに対しての二転三転ではなく「そういう設定ではありませんでしたー!(どーん)」と、設定を途中でひっくり返してくるのです。なので、設定に振り回されないように食らいつくスタイルでストーリーを追うので、楽しむというより忙しい。。。もう何回か観てみたい気持ちがありますが、感動したからもう一度観たい!ではなく、え?どういう事だよ理解したいよと答え合わせをしたいようなかんじ……楽しむとはちょっと違いフシギなかんじです。どんでん返しを狙ってるのかもしれないですけどコレジャナイ感が。
とはいえ、スーパーつおいプラバースさんは爽快です…!とんでも超人ぷりに笑いました、いえ本当に素敵でしたね。
そして、美人に目を奪われたり、人(の心)を救ったり、これが観たいっっという大方の期待は裏切られません、むしろ満足です(^^)カッコ良かった〜!
ストーリーも、設定のひねり無しに考えてみると、熱いお話なので、それはそれで直球で楽しみたいという気持ちもありました。というか、映像もアクションも良いし画力も強いので、ストーリーはシンプルにして魅せ方の方に力を入れたら良かったんじゃ?
いやいや、そうすると刑事のプラバースさん、窃盗犯のプラバースさんは観れなかったし、プラバースさんの七変化(まで行かないけど)を楽しむのも、見方の1つなのかもしれませんね。
やっぱりもう1回は観なきゃ(笑)
歌やダンスのシーンは、ミュージックビデオを観てるようなキレイな景色と美しい役者さんたちにうっとりです
まさしくボリウッド映画! 超弩級アクション大作
インド映画だから無駄に長いのはお約束、同様に突然挿入される歌と踊りのミュージカル、硬派なアクション映画でも色恋沙汰はマストのようです。尺を稼ぐために観客を翻弄する捻ったプロットに唖然。
登場人物も皆胡散臭いし、似たような髭面の爺さんたちでは判別不能、終わり近くになってやっと種明かし、真相が見えてくるのだがそれまでは気の揉めることおびただしい。
配給会社も混乱を予想したのか人物相関図をパンフレットに載せているのだから推して知るべし。
ネタバレしてしまえば暗黒街の帝王が暗殺され、彼の隠し子が復讐に燃えると言う単純な話、それをよくぞここまで盛ったものと呆れを越して感心する。
アクション・シーンも予算が凄いから超弩級、ビルは壊すし、ヘリは落とすし、潰した車は山のよう、空飛ぶハイテクマシンからこん棒の殴り合いの原始人スタイルまでまるでアクション博覧会。
そうかと思えば、短いシーンでしたがマシンガン乱射され水槽が壊れて金魚が床に転がります、自分の命も危ないのに拾って水の入った器に移すシーンは生き物を大事にするインドならでは、細かいくすぐりを忘れないのも痺れます。
映画は大衆娯楽の王様と言うインドならではの作品、こうまでぶっ飛んでいるとお見事と言うしかありませんね。
プラバース様の誕生日にみた!
私はインド映画が大好きなんです。
インド大使館に試写会に行ったりしてます。
それにバーフバリの大ファン。
本作、プラバース様主演ということでワクワクしてました。
…が、本作が公開した頃から新型コロナに邪魔されて、なかなか観られず。
こーーんな秋になっちゃって諦めかけた私。
でも、日本で一ヶ所まだ上映してたんですよ。サーホーが!
プラバース様の誕生日に観て来ました。
架空の大都市ワージーを舞台にしたクライムアクション。
いくつもの犯罪組織が街を支配する大都市ワージー。
序盤は誰がどちらの派閥か?よく分からず乗り遅れそうになったんだけど、中盤あたりからどんどん引き込まれて…壊す壊すぶっ壊すアクションシーンと豪華絢爛な美しいロケ地に目が釘付けの169分でした。
ロイ派vsデウラージ派。
大都市ワージーを引き継ぐ後継の座を狙うバトル。
誰が敵か味方か、めっちゃ騙された〜
最後はサーホー万歳!!という胸熱な感動が押し寄せた。
続編希望。
こーんなに最高の映画を今まで観られなかったことに後悔。
優しげな邦画もいいけど歌あり踊りあり、惜しげもなくぶっ壊すド派手なアクション、そして尺。
私はインド映画がやはり好きです。
スカーッとしました⤴︎⤴︎⤴︎
新宿ピカデリー上映中でーす!
映画好きならぜひ
映画好きでも抵抗ある人いると思いますがとにかく面白い。評価が意外と低いのでオススメとして☆5にしました。「バーフバリ」でインド映画にはまり、つられてインド映画うたいで見るとハズレも。これは私にはアタリです。しかしこの映画で抵抗あったのが逃亡してる時?戦車に乗ったり、銃をぶっ放したり、やっぱりお金は戦争商売で儲ける・儲かる描写に感じた事。サーホーの強さをイメージすると言うより戦争を正当化してるような、そのシーンは娯楽として受け取れませんでした。人間が道具のように殺されるのも嫌だな。それと初めて見る人にはいきなり国が飛んで、ドレスアップして歌い出す所は理解出来ないかも 。インドにいたと思うとスイスに行ったり、オーストラリア(ピンクの湖にヨット浮かべられるの??CGですが)だったり、歌って踊り出すのはえ?え?となるでしょう。わかっていて面白くても、ちょっと変。ロマンチックできれいでもあるんですけどね。好みはあるでしょうがインド女性がきれいで、プラバースがかっこいい。腹筋は描いてる?どんでん返しは途中まで私は想像できませんでした。面白くて5、6回見たので見るたび結末知ってて残念感。それから私はですが、なかなかヒゲの人の区別がなかなか出来ませんでした。アショーク?ムズい…これからも出来ないかもです。始まりから仕掛けが面白くてストーリーに入り込めました。CGも多いので突っ込み所満載。仲間とわいわい見ても面白いと思います。続編あり?なくてもプラバースの次回作には期待です!
再び「王の凱旋」のハズなのに
いまいち乗れなかった「サーホー」でした。観ててフと気が付いたのですが、「バーフバリ」が大好きであっても、プラバースが大好きな訳ではないようです。
見終わってみるとストーリーは二転三転して、けっこうひねってあったと思うんですよね。アクションも相変わらず問答無用な力業で好みでしたし。ただなんとも長い。けっこうサクサクしているようで、冗長に感じてしまうとはこれいかに?
プラバースは本作でもムンムンしてました。アムリタを演じたシュラッダー・カプールもメッチャ美しかったです。この二人が踊るダンスシーンとかもっと気持ちが盛り上がりそうなもんなのに、何故か今一つ乗れなかったんですよね。
うーん、「バーフバリ」以降「パドマーワト」とか「マニカルニカ」とかちょこちょこインド映画は観ているのですが、個人的に本作はハズレでしたね。
プラバースのための映画(いい意味で)
バーフバリで自分的に有名になったプラバース主演のアクション映画。
強盗事件を操作する警察の話と思いきや、犯罪組織の跡目争いも絡んでくる。でも、そこはインド映画。捜査よりも部下を口説いてるシーンの方が多い。さらに歌とダンス。こういうのが入るから長くなるんだなーと思いながら観ていた。
驚いたのは刑事だと思っていた主人公が強盗の犯人だったという展開。で、彼がサーホーだとわかったところで映画のタイトルがドーン!と。この時点で1時間半くらいたってたけど、ここでタイトルかよ!と笑ってしまった。こうなってくると殺されてしまった首領ロイの息子もサーホーなんじゃないの?と予想がつく。まぁ、その通りだったけど、実はそんなの関係ないんだろうな。
プラバースのかっこよさをとにかくアピールされる映画だった。過度な期待は禁物だが、それなりに面白かった。
グラウンドゼロ
予告含め3時間の長尺、そして普段なかなか触れることのないインド映画。アベンジャーズやIT THE ENDはDVDで見たので、映画館で3時間は初体験でした。
この映画は長尺がどうしても欠点になってしまいます。似たような展開が序盤から中盤の間繰り広げられるので、早いうちに飽きが一回きてしまいます。インドのお国柄なのか王の息子の物語として作られているので、パターンに捻りはなく一方通行なストーリーです。
タイトルロゴを中間に出しできたので、マイヘアかよ!って思わず突っ込んでしまいました笑
アクションの質はかなり高かったと思います。超不利的状況下の中から機転を利かしたアクションや銃撃戦・空中戦、カーアクションと見たいものがギッシリと詰まって大満足です。プラバースもとてもダンディでカッコよかったです。
運頼りな場面が多かったのが多少不満ではありますが、3時間耐えれる人は普通に観れる映画と思います。
伊達男
クドイ
うるさい
長い
そんな映画だった。
二本分なのかなって思うくらいボリューミーで単価から行くとコスパはいいような気がする。ただ…絵の印象が強すぎて話が頭に入ってこない。
脚本的には結構仕掛けもあったりするんだけども、後出しジャンケン的な部分が多い。結末を観る頃には前半のスッタモンダや人間関係、恋バナとかは遥か彼方に置き去りだ。
それもこれも、カッコつけた主人公と、それに輪をかけてカッコつけたアングルと、更に盛りに盛った編集のせいだと思われる。
お腹いっぱいを通り越して、鑑賞中から胸やけを覚えるようだ。
とにもかくにも音楽がうるさい。
もうそおいうモノなのかもしれないが耳障りもいいとこで…お国柄だとは思うけど好きじゃない。
不意に始まるダンストラックには慣れてきてる感じもするので、この音楽にも慣れていくのかもしれない。ダンスは驚く程ゴージャスで、どこに力入れてんだと疑問にも思うのだけど、目に楽しいというか、目の保養というか…女性はセクシーで男性はカッコいい。
どおやらインドではポケットに手を突っ込んだチョイ悪風がウケるらしい…中学生か!
ムンバイが舞台なのだけれど、とてつもなく近代的でかなり整備されてる風でドバイなのかと目を疑う。
街並みもダンスも車もとにかくゴージャス。ほんと羨ましいくらいの予算だ。
アクションはパワフル一辺倒ではあるものの、楽しかった。そのパワーを表現する方法も凝ってて嬉しい。ほとんど上半身しか使わない構成だけど良かったなぁ。
やはりHSは大好きみたいで…食傷気味なのは否めない。
なんだろ。
中学生くらいの時期って、ちょっとイキがって背伸びするヤンチャな時期ってあるんだけど、だいたいが大人になって思い出すと、気恥ずかしい類いのもので、その方向性によっては若気の至りでは済まず黒歴史的な記憶になるのだけれど…この作品には全編通してそんな匂いがプンプンしてた。
女性が車を売って、その代金を丸ごと充てた指輪を用意して告白するシーンがあんだけど…文化の違いに驚いた。
パターンが同じに感じてしまった…
予告では近未来的なシーンが多く興味を惹かれたが、中身はいつものインド映画と内容は変わらず。国柄上仕方ないとはいえ、やはり王や王の息子、王の権利剥奪、後継者争いこの辺が主となる。
直前にバーフバリを見てしまったが故に、主人公のプラバースが実はロイの身内とかじゃないよなぁ…なんて途中で思いながら見てしまったが故に、その展開通りだった為個人的には退屈な結果となってしまった。
バーフバリのような時代設定のインド映画は惹きつけられる事が多いが、今回のような時代背景のアクション作品はまだまだハリウッド作品とは差を感じてしまう。
とはいえプラバースの戦闘シーンはバーフバリ同様とてもかっこよく描かれていた為、彼のファンにとっては最高の作品である事に間違い無いだろう。
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