野獣処刑人 ザ・ブロンソンのレビュー・感想・評価
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何故「この映画を撮ろう」と思ったのか、不思議に感じました。
極悪な犯罪者を容赦なく殺す男の物語。
B級アクションです。
アクションとして見た場合、主人公の動きが拙く見ていられません。
極悪な犯罪者が殺されていくシーンにカタルシスを感じることは出来ますが、それだけですね。
趣味の映画
未だにこんな映画を撮って売っているとは…と少々驚いた。
レンタルで並んでいるのを見たときは「ブロンソン作品をデジタル処理したのかな?」位に思ってみたら、本人じゃない(笑)
でも、そっくりだよ~凄い似てる。
よー探したなぁこんな人。
まぁ内容はあって無きの如し(笑)
街の犯罪者をバンバンぶっ殺していくのは、今時見掛けない映画だ。
車椅子の娘と母親の話もなんだか侘しい感じで、金を送っている意義がこれまた悲しい。
勿論母親に金を届けているため妙に仲良いKと母親の姿を見ると「寡黙で金持っとる渋いオッサンはモテるんやなぁ」としみじみ思う。
ロバート・ブロンジーa.k.aブロンソンが存在するだけでOK
チャールズ・ブロンソンのそっくりさん俳優ロバート・ブロンジーの初主演作を、ジャパンプレミア(!)で鑑賞。
あらすじ自体は、『デス・ウィッシュ』シリーズまんまで、それでいて『ダーティーハリー』の名シーンまでオマージュしていたりと、あぁこの監督はそうしたジャンル映画が大好きなんだなと認識。
肝心のブロンジーのアクションは、正直言ってモッサリかつスローモー。
でも、開始冒頭から彼がポール・カージーまんまな服装で闊歩する姿を観ているだけで笑みがこぼれてしまうのは、何故だろうか。
お世辞抜きにして、過去のブロンソン主演作を全部彼でリメイクしてほしいぐらい。
上映終了後の舞台挨拶では「マンダム」ポーズを披露したり、ツーショット撮影まで応じるブロンジーさん。
撮影の際のポスターのセッティングを自分から率先してやるあたりからも、人柄の良さというか、元々裏方をしていた人というのがよく分かる。
下積み自体が長かったジャッキー・チェンも、記者会見時に自分でイス移動をやったりしていたし。
点数は、ブロンジーさんのソックリぶり&人柄の良さで3点+あらすじ1点でカウント。
映画としてどうかと言えば
ストーリーは面白くはない(笑)
面白くないのコメントはネタバレでは?と一瞬考えてしまったくらいのB級具合です。ブロンソンファンて偲びたい方やそういう映画と思ってみれば面白いです。コメディではありません。多分。
ブロンソンズ'(みうらじゅんさんと田口トモロヲ)が舞台挨拶だったので鑑賞しました。
本家ブロンソンをあまり見てないでわかりませんが似てるらしい。田口さん曰く新作出たんだ?とありえない勘違いしてしまうほどらしい。
主演のご本人もとても良い方一生懸命らしく好感度点です。
そっくりさん
そう、ブロンソンのそっくりさん。
動く。のっそりと。
出てるだけでいい…
ホントに?
似てるだけで、演技がさっぱり…
脚本も…
みんなに確認して欲しいよね。
この前見たペットセメタリーみたいな映画。
まだまだブロンジー映画は作られるのか?
KはカージーのK。ブロンソン愛に満ちたC級ヴィジランテ
麻薬売買、人身売買、少女売春・・・21世紀とは思えない荒廃が蔓延る何の希望もない街でラジオDJは嘆く、警察はあてにならないと。その声に応えるかのように深夜の響く銃声。人里離れた一軒家に暮らす母娘のポストに投げ込まれる封筒、そこには大量の札束が。母娘を遠くから見守る一人の男がいた。その男の名はK・・・。
こういうヴィジランテものはだいぶ少なくなりましたけど、未だ健在のジャンル。最近だと『ライリー・ノース 復讐の女神』とか。本作は邦題の通りそんなジャンルの先駆けである『狼よさらば』に対するリスペクト漲る作品。まあとにかく主演のロバート・ブロンジーがチャールズ・ブロンソンによく似てる。ここにグッとくるのはアラカン、アラフィフだけですが、もう正直それだけが肝といってもいいでしょう。とにかく低予算で最初から最後まで思わせぶりで沈鬱な灰色の景色の中、もっさりしたオッサンがオタオタしながら街のダニどもを殺して回る物語ものっぺりしていて牧歌的。引きのカットを多用した映像も含めて70、80’sに山ほど観たBからZ級アクション諸作品が纏っていたいかがわしさもキッチリあるし、それでいてPOV視点のシークエンスもあったりして意外と現代的でもある。語り部であるDJを演じている一体何人目の兄弟なのか判らないダニエル・ボールドウィンが隠し味程度のお得感を添えているのでアラカン、アラフィフだけはそれなりに満足できますが、最近の細かいカット割りに慣れた人なら始まって5分で熟睡するやつです。個人的にはなくなってもらっては困るジャンル、これからも応援していきたいと思います。
正義をくらえ!
少女売春や麻薬等の町に蔓延る犯罪者を退治する男の話。
一応ハードボイルドなつくりで渋~く決めているけれど見た目も中味もパロディ。
まあ、それをやりたかったのだろうし、それを期待して観に行く人がいる訳だけど。
単純明快わかりやすくて良いけれど、演技演出もチープで内容は二の次なモノマネ映画という感じで、それ以外に面白味はなし。つまらなくはないんだけどね。
これと言った見せ場もないし、余りにも似ている主人公を観て楽しめれば良しという感じかな。
ブロンソン愛
ロバート・ブロンジィーがスクリーンに現れた瞬間に思わず震えてしまった。「ブロンソン!」感動が脊髄を経て全身に伝わった。25年振りにスクリーンで再開した。それも、かなり若返った姿で!まさか21世期にブロンソンの新作が見れるとは!止まれ、これはブロンソンてわはなくロバート・ブロンジィーの出世作なのだ。ブロンソンではない。ブロンジィー。新しい私のヒーローが誕生したのだ。映像も70年代をパッケージしたかのような作りで、お色気サービスショット有り、この時代にもかかわらず6発シリンダーのマグナムらしきピストル。全てがブロンソンに対する愛とリスペクト、そして「狼よさらば」のポール・カージーへのオマージュ。泣けてくるのが主人公の名前は一切告げず、イニシャルの「K」。まさしくカージーのKだと、あまりにも直接的なメッセージをブロンソンのファンに向けてガンショットの如く打ち込んで来た。相当、冷静さを欠いた感想になってしまったが、この大事件を前にして冷静になれる訳がない!ブロンソンは永遠の我らがヒーローだと、今夜再確認され、そして新たなるヒーロー、我らが「ロバート・ブロンジィー」の躍進が始まる。生まれた時代が少しズレていたのをいささか残念に感じていたが、今夜そのズレは修正され、アップデートされ、自分の中にトキメキを実感として捉えている。是非パート2を期待する。ブロンソンではなく、私はブロンジィーをこれから見続ける。自分の中で明確なケジメが付いた作品となった。
ブロンソンもお隣の国リトアニア移民。
この映画は、すでにamazon.comでプライムビデオで見ることのできる映画で、そのことからすでに映画に対するレビューが存在している。
視聴者の意見として共通して言えることは、確かに歩くシーンだけを見ているとブロンソンと似ているという方が多いなか、”低予算映画”・”主演のロバート・ブロンジーは吹替”・”ただのスプラッター映画”と言われている。この映画のオマージュ的存在の本家のブロンソン主演映画「Death Wish (1974 film)」では、妻を殺された挙句、愛娘まで廃人にされたデベロッパーの雄であったポールがアリゾナのツーソンで地主のバリバリの開拓時代を今でも引き継いでいるような男との出会いから、母親の為にそれまで封印していたものが、Remington 1858 New Armyを手にしたことでハンターとしての血が蘇る。そのくだりと”Colt Police Positive revolver with a 4-inch barrel”を彼から送られたことにより、彼から言わせると”Toilet”と揶揄されたニューヨークでポールはハンティングを開始する。この映画、結構丁寧に人間心理を描いていて、また若き日の有名な方がレイプ犯役で登場されていた記憶がある。
You see, my father was a hunter.
I guess out here you'd call him a gunman.
My mother was the other side of the coin.
When my father was killed in a hunting accident....
My mother won the toss.
I never touched a gun since.
”I loved my father.” このセリフはブロンソンでしか吐けない。
日本の男性化粧品のCMで初めてといっていいくらい男らしい男の登場。化粧品なんか塗る男なんて”ヤワ”なと思われていた時代に彼が一般的な男性が持つ訳の分からない通念を変えたと言っていい位の存在であった。根本的に外見の肉体美とじゃがいもの様なデコボコした面相と180度違うような内面の愛嬌から出てくるかわいらしさも感じる人物と言えた。そんな人と主人公を比べるのは”酷”なこととわかるが...
銃撃シーンなんて物理的摂理を完全に無視をした、あきれた映画作りから理解できるように質の悪さが目立つ映画と言えるが、一番に訳が分からないのが、何故、クリソツさんの映画を作った動機を知りたい気分にさせられる。
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