クライングフリーセックス Never Again!のレビュー・感想・評価
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加トちゃんケンちゃん
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とか、ドリフなどのテレビコントと、エログロナンセンス的雰囲気を掛け合わせたような作品になっている。確かに現在ではこの手の内容を表現するには映画しかできないのだろうが、まぁよくキャスト・スタッフ共、賛同して集まったなぁと関心しきりである。
まるで昔の学生映画のような作りは、狙っての建付けなのだろうが、それも含めてコアな好事家が喜びそうなカルト作品としては存在して欲しいと思う。前回よりもよりハードなストーリー展開になっているのは進歩していて良かった。こじつけっぽいが、ミソジニーに対するメッセージ性を強く演出していたし、映画としての矜持を保ちたいとする努力は窺える。まぁ、これだけギャグとエロが前面に出ていてもこういう訴えをしたいんだという一本筋を通すことは大事な事なので、今作品が今後続くのかは不明だが、こういうジャンルも又、ダイバーシティの一つなのだ。上映後のキャスト・スタッフの挨拶で、主演の女スナイパー役兼プロデューサーの清楚な佇まいと役のギャップの余りにもかけ離れ振りに、プロ意識を充分感じ取った感想である。
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