Revive by TOKYO24のレビュー・感想・評価
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AI刑事誕生
TOKYO24というから2024が舞台かと思ったら2025年東京のスーパーに違和感で始まりました。
捜査一課の刑事ものですがプロットも雑で突飛、事件の真相に迫る過程、証拠や動機説明も曖昧でサスペンス感も希薄、セリフも良く聞き取れない、家族を「かじょく」と発音するので可笑しいと思ったら韓国の女優さんでした、それに合わせたのか脇の女性陣も活舌が悪く棒読みセリフ、まるで自主製作レベルの学芸会でした。こんな映画が何故モナコの映画賞をとったのか納得がいかず調べたら、日本初 AI刑事が誕生する、都知事に招集された特別犯罪捜査チーム「T24」が難事件に立ち向かうアクションサスペンスドラマで第16回モナコ国際映画祭 日本映画最多5冠受賞した映画「TOKYO24」の前日譚にあたるスピン・オフ映画だそうです。
そんなことは露知らず殺人捜査の刑事ドラマかと思ったら、捜査内容も曖昧で次々おこる殺人事件、元政治家の秘書の犯行らしいが動機も良く分からない。挙句に死んだはずの相棒が復活、劇中、やたらAIの話が出てくるが、ロボコップ張りに死んだ刑事がAIで生き返りびっくりというところでThe END、なるほど単なる前日譚でした。しょうがないので「TOKYO24」も観ることにしましょうか・・。
「TOKYO24」を観て分かりました、24は2024年ではなく都知事が組織した東京を24時間護る治安維持組織の名前でした。原作・脚本・製作と寺西一浩さんの独り舞台、AIとか仮想通貨の活用だとか時流に丸乗り、頻繁な建物ショットを介しての場面転換、韓国俳優の活用など極めて個性的、作家性の強さが良くも悪くも特徴でした。実は「TOKYO24」はレビューを書こうとして気づいたのですが一年前に観ていたのですが忘れていました、きっと好みでは無かったのでしょう、トホホ・・。
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