「これは〝体験する〟映画だ‼️(半分言い訳です😂)」フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0これは〝体験する〟映画だ‼️(半分言い訳です😂)

2022年1月29日
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鑑賞方法:映画館

〝ありきたり〟とはまったく正反対の映画なので、皆さまのレビューもいつになく多彩な感じがしますね。

私の場合は、元々美術関連は不得手なくせに、綺麗な表紙と装丁とところどころにある魅力的なカラーやセピアや白黒の挿絵に惹かれて衝動買いした本、それも初めて読む慣れない文体の作家の短編集なので、なかなかリズムに乗れない。そのうえ心地良い揺れの電車に座れてしまったものですから。
案の定、時折り眠気にも誘われて…。
そんな感じでした。

作品全体としての理解は出来なかったくせに、ここの文章はまた読み返さなきゃ、とページに折り目をつけたり、蛍光ペン(黄色)を引いたりする箇所はたくさんありました。あれもこれも(あの俳優もこの俳優も)と印をつけてしまい、半分以上黄色くなったページもあったかも。

作品の構成やテーマであるとか、専門的な知識とか興味であるとか、そういう観点での理解がある方も、私のように『正直、映像と字幕を追いかけるだけでヘトヘト』というボンクラでも、一種の快楽的な愉しみが得られる〝体験する〟映画だと思います。

筋肉が恥ずかしい⁈シャラメとマクドーマンドが同じベッドにいる図がこんなにも、食い合わせのいいものだとは❗️

脱いでも凄いんです、のレア・セドウー‼️
衝動買いでも後悔する人いるはずない、と思います。

グレシャムの法則
masamiさんのコメント
2022年2月4日

グレシャムの法則様、相変わらず知的で素晴らしいレビュー‼️
わたしなんぞ足元にもおよびませんぜ!

masami
NOBUさんのコメント
2022年1月29日

今晩は
 今作は、仰る通りウェス・アンダーソンの世界を体感する映画だと思います。短編三作の構成や、多数の俳優陣の登場もウェス・アンダーソン作品を初めて観る方には、戸惑いを覚えると思います。
 正直に書きますと、今作はウェス・アンダーソンを相当に好きでないと,きついかな、と思った映画でもありました。
 けれど、私はあのシンメトリックな彼の画の(一応、年下なので)世界観が好きなのですね。
 では、又。(パンフは必見ですね。)

NOBU
シネマディクトさんのコメント
2022年1月29日

わかります!私も散々立ち読みしといて、買う時は上から三冊目くらいのをレジに持っていきます。

シネマディクト
talismanさんのコメント
2022年1月29日

レア・セドゥ、36歳!いいですねー、これからますます磨きがかかりますね。楽しみ!

talisman
シネマディクトさんのコメント
2022年1月29日

衝動買いの本、上手い表現ですね。私もよくやって、積ん読状態もしばしばです…

シネマディクト
talismanさんのコメント
2022年1月29日

レア・セドゥー良かったですね。アクロバティック・ヌード姿も、電気椅子でお仕置きだー!の看守姿も、こっち来いの合図も様になってました!ボンドの彼女の時と大違い!

talisman
マキさんのコメント
2022年1月29日

いいレビューですね!

私も映像と字幕を追いかけるのでいっぱいいっぱいでした🤣
情報量が多すぎて頭が追いつかなかった💦

マキ