仮面病棟のレビュー・感想・評価
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ほどほどに
映画館で観るつもりだった。
だが、コロナ禍であっという間に公開終了。
こうしてBDで観て、返す返すも残念だ。
映画館なら、もうちょっとエモーショナルな何かを感じたかもしれない。
ストーリーは単純だと思った。
最初から犯人とその共犯者はわかりきっているし、その動機もほぼほぼ想像できた。
だが、犯人は私の予想外で、最初のシーンに伏線はあった。
勘のいい人ならそこで気付いていただろう。
私はまんまと騙されたので、それなりに楽しめた。
最終的にはハッピーエンドと言っていいのだろうか。
個人的には主人公の正義感はちょっと鼻につき、ヒロインにやっちゃって欲しかった。
限りある臓器を有効利用することには賛成だし・・・・・・。
後半の展開は悪くない
仮面の下の本当の顔は…
先輩から頼まれ、一日だけ療養型病院の当直をする事になった若い医師の速水。
負傷した女子大生の瞳が運ばれて来る。
彼女に傷を負わせたのは、近くのコンビニを襲ったピエロの仮面を被った凶悪犯。
病院に立て籠る。
ピエロの目を掻い潜り、病院からの脱出を試みる…。
…と、一見表向きはそうなのだが、
院内は南京錠や鉄格子など、まるで刑務所のような異様な雰囲気。
手術室も南京錠が掛けられ使われてないのに、瞳を治療する為開けて入ったその室内は、きちんとした設備。
64人の患者が入院しており、身元不明者は発見された場所と数字で呼ばれ、同じような手術を受けた跡が。
謎の隠し部屋や診断書。
何かを探しているようなピエロ。
頑なに警察を呼ぶ事を拒み、何かを隠しているかのような院長と看護士。
不審な院内の様子、ピエロや院長らの言動。
この病院には、何かある…。
劇場公開時は全く興味無く、見る前も期待してなかったのだが、これがなかなか面白い。
人気だけの若手俳優が出ているからと言って、見ず嫌いはやっぱ良くないね。『去年の冬、きみと別れ』『見えない目撃者』然り。
気付いたら、謎が謎を呼ぶ展開に引き込まれていた。
坂口健太郎と永野芽郁の“俺不在物語”でちと心配だったが、それは無用だった。
坂口演じる速水は先輩の妹と付き合い、結婚も考えていたが、事故で亡くす。事件と関係あり。
永野演じる瞳も大切な人を亡くした身。こちらも事件と関係あり。
高嶋政伸、大谷亮平、江口のりこ、内田理央、そしてピエロ…皆、無論事件と関わりあり。
徐々に明るみになっていく病院がひた隠す戦慄の秘密。
コイツが怪しい、コイツとコイツが繋がって…と色々考えを巡らし、やっぱりコイツだったのか!…と思いきや、もう一捻りで思わぬ真犯人。
それらが全ての謎が繋がり、明かされていく終盤は、ゾクゾクすらした。
さすがに伏せるが、真犯人の動機は同情してしまうもの。強者の為に弱者はいつも…。その演者もイメージ覆すような演技を魅せてくれる。
難点もあり。
凶悪犯に籠城されているのにも関わらず、ピエロも速水たちも結構自由に院内を歩き回り。
瞳も傷口を縫ってすぐあんなに動き回れないよ。
病院の戦慄の秘密。こんな不正を隠し通せるものか…?
また、映画の作りで言わせて貰えば、速水のラストシーンは蛇足だった。その一つ前の瞳のシーンで終わって良かったと思う。
他、粗い点やツッコミ所は多々。
採点3・5でも良かったのだが、どうしてもそこまで及ばず。
でも、思ってた以上に面白かったから、目を瞑ろう。
だけど、主題歌は最悪。
現役医師でもある作家によるベストセラー小説が原作。
ひょっとしたら我々が知らないだけで、こんな恐るべき不正や陰謀、それに近しい事が実際にあるのかもしれない。
本作はただそれだけを告発する作品じゃない。
命の在り方、医師としての在り方…。
復讐、憎む事の虚しさ…。
偽りの仮面を外して、本当の自分の顔を見せて。
けっこう面白かった
予想外の展開にハラハラ
ネタに現実味が、、、
見習い医師がある病院の当直を頼まれ、そこに凶悪犯が病院に立て篭る事で色々な秘密が暴かれる話。
原作小説未読。
まぁ、タイトルが「仮面病連」とある通り病院に秘密がある訳だが、前半で秘密が分かってしまう内容。
また、前半からヒントありありなのでラストに誰が絡むか予想出来てしまい残念である。
伏線ネタ仕込み過ぎ
他にも面白味があるだろうと期待はしたのだが、製作陣の映像化には私的にうんざりしてしまった。
特に医療関連の映像である。
原作未読なのでやり口(ネタ)が小説同様か分かりませんが、「切傷と銃弾傷を同一にするとかありえねぇ」と思うし、もし同じだとしても「映画化するにあたりココをどうにか工夫しよう!」と製作陣は頑張れなかったのだろうか?
君ら手術痕観たことある?
君ら局部麻酔とか知ってる?
一度傷口塞ぎ二度目同じ所開かせた傷痕知ってる?
事前調査足りなさ過ぎますわ💦
まぁ、病院展開や凶悪犯やどんでん返しや目的などは小説らしく想定内。(逆に不要な仕込みしてるよね?)
ネタ仕込み過ぎ
内容ガバガバ過ぎ
坂口健太郎と永野芽郁が出ていなければブチ切れている所。
昨今のアホによる小説映画化連発は小説レイプに近い。
キチンと小説読んでから映画化出来る出来ない判断下さい。
(例えベストセラー小説でも所詮小説止まりの作品もあるのだから)
医師ならではの「命の在り方」。上質な王道サスペンス!!
【賛否両論チェック】
賛:不可解な事件を通して二転三転していく展開と、意外な中にも考えさせられる真実が、ミステリーとして痛快。命の尊さをストレートに訴えかけてくるテーマにも、純粋に感動させられる。
否:いわば直球で王道のサスペンスなので、目が肥えている人なんかは先読み出来てしまいそう。
変に奇をてらわない、いわばミステリー・サスペンスの王道路線を行くお話です。ピエロの仮面の凶悪犯に、頑なに通報を拒む病院関係者達、そして隠されていた最新設備と、謎が謎を呼び、刻一刻と二転三転するストーリーが、やがて恐るべき真実を暴き出していくのが痛快です。
ただ逆に言うと、特に変化球でもないので、普段からこの手の作品を見慣れている方なんかは、ストーリーをある程度先読み出来てしまうかも知れません。
それでも作品全体を通して訴えかけてくるのは、真実を追いかけた主人公の、医師ならではの「命の在り方」というテーマです。坂口健太郎さん演じる速水の、
「君も僕も・・・愛する人の分まで生きていかないと。」
「この世に奪ってもいい命なんて・・・捨ててもいい命なんて・・・1つもない。」
なんていうセリフの1つ1つが、不思議と胸に染みました。
基本的にはミステリーやサスペンス好きな方向けですが、グロシーンもそれほどありませんので、それ以外の方にも是非オススメです。
永野芽郁の謎のビジュアル
まさに仮面病棟。
まぁまぁ
ここ最近観た映画で1番だった
坂口健太郎×永野芽郁 俺物語とはだいぶ違う競演になった 前半部分は...
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