「ライブ音源ももっと聴きたかった」リアム・ギャラガー アズ・イット・ワズ kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
ライブ音源ももっと聴きたかった
元オアシスのフロントマンであるリアム・ギャラガーのドキュメンタリー。
オアシスというバンドは自分の中でかなり特別な存在。ノエルの曲をリアムが歌う。ビートルズのようで、ピストルズのようで、でもやっぱりオアシスだった。解散後のノエル、リアムのアルバムはそれなりに気に入ってたが、やはり比べてしまうのはオアシスのアルバムなので思い入れが弱くなってしまう。
本作は、音楽への真摯な態度や家族を思う大人なリアムの姿を見せてくれるものだった。年をとったとも言えるし、丸くなったとも言える。でも人間として大きくなった感じがして少し安心した。これならまだオアシスの再結成はありえると(結局考えるのはそこ!ってファンは多い気がする)。いつかはわからないけど。
ただ、本作への不満もある。ちょっとのレベルではない。それは音源。ライブ映像があれだけ揃ってて、ライブの音源を使っていたのはほんのわずかだった。権利の問題かもしれないがすごく残念だった。グラストンベリーのライブなんかはあれだけのオーディエンスの前で演奏した音を聴きたかった。
コールドプレイのクリスとかは話してる話題に入っていたからまだわかった人も多いが、ベッカムなんてわからない人もいたのでは?いや、さすがにわかるか。
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