ポイズンローズのレビュー・感想・評価
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ハリウッドスターの無駄遣い
探偵の仕事で故郷に戻った探偵が、旧友や元恋人が係るトラブルに巻き込まれる物語。
ジョン・トラボルタ、モーガン・フリーマンが共演するサスペンス。
そして、スターの無駄遣い作品。
地味だけど、浅く。リアルだけど要所でふざけて台無しにするような、そんな映画。
ラストにちょっとした驚きを準備していますが、それも要らなかったように思います。「蛇足」という言葉を思い出しました。
わかっちゃいるけど、やめられない。
VHSが台頭していた頃、レンタルビデオショップにはこの手の映画がたっ……くさん!ありました。個人的には懐かしいなぁ…って感じながら観てましたが。つまらんモンはつまらん。「劇場公開作品」と書かれてないタイプのヤツです。
画像の暗さが、まず懐かしい。
見えん!
昔は、テレビの調整ツマミで画像を明るくして観たけど、それでも何か…分からん!って感じでしたね~。その雰囲気だけでもなかなか楽しめたけれど、それはもちろん別の楽しみ方で。
本当に、昔良く観たB級ハードボイルドで。
だらだらと話が流れる。そんな映画でした。
何十年も前からこの類いの、出演者やジャケットに(わかっちゃいるけど)惹かれて観ては失敗。を何度もしてきたけど……ついつい借りちゃう。
そんな自分が、嫌いじゃない。のです。
俳優たちの豹変ぶりにびっくり!
キャストか豪華だと思って、観た。内容はよくある探偵物で、ツッコミどころ満載の映画だった。主人公を追いかけていた殺し屋か途中から出てこなくなっちゃうし、ストーリーも破綻気味だった。ルックス的に、ジョン・トラボルタとモーガン・フリーマンは許せるとして、一番驚いたのは、ブレンダン・フレイザー! 髪はハゲ上がり、太った白い豚のようだった。「ジャングル・ジョージ」や「ハムナプトラ」の頃の精悍な面影は皆無。ロバート・パトリックは、同じく太って、貫禄がついて、T1000の頃の冷徹な感じがなくなった。ファムケ・ヤンセンはシワがないのはいいのだが、ボトックス注射を打ったのか、顔が強張っていて、表情が死んでいた。ボンド・ガールやジーン・グレイの頃の溌剌とした印象はない。そんな訳で、それぞれの俳優たちの老いた様子にしみじみしてしまった。誰しも老いるものですが、素敵に老いるのはなかなか難しいものですね。
ハートのクイーン
1978年、元アメフトプレーヤーで探偵の男が、出身地のガルベストンからやって来た女性からの依頼で20年振りに地元に帰り巻き起こっていく話。
母親の入院する精神科病院の調査を進めていたところ、元恋人と再会し殺人事件の容疑者とされている娘を助けて欲しいと頼まれるストーリー。
スリリングさを感じる様なものはなく、失踪にドラッグに八百長に癒着と、主人公本人も黒い過去を持つ中でドロドロしたものを追って行く展開で、昔の仲間や知り合いと駆け引きをしていくドラマという感じ。
つまらなくはなかったけど、これといって惹かれるものもなかったかな。
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