祟り蛇ナークのレビュー・感想・評価
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あんまり蛇は関係ないけど笑えたし良かった
祟り蛇と戦うパニック系ホラーコメディかと思いきや、蛇はほとんど出てこなかった。それが観たかったので少々残念ではあるが、この作品に求めた欲求は満たされたので悪くはなかった。
観る前からお気楽に観られるユルユル作品だろうと期待して、お気楽ユルユル作品が出てきたのだからこれでいい。
主要登場人物の2割がオネエというなかなか偏った編成で、しかも内容はオネエが叫びながら走り回るだけと言っても過言ではないほど、ただギャーギャー喚く姿を観るだけだ。だがこれでいい。
求めていたものはバカっぽさなのだからバカっぽければバカっぽいほどいい。まあ一種のヒーリングだ。
そんなわけで、本当に喚くだけで内容なんてほとんどないんだけど、母親のシーンは感動的でもあった。
ところで、このB級感丸出しの作品に星一つとか付けてる人は一体何を求めてたんだろうかと疑問に思う。ある種のくだらない作品であることくらい観る前にわかるでしょうに。
大体サムネ通りの内容
題名とサムネから分かると思いますがめちゃくちゃしょうもない。
視聴続行するのがしんどくなるくらいしょうもないです。
バカでかい帽子と「プランを見直して!」のツッコミに笑ってしまったので星3.5です。
みんなナーク
バスで事故にあい僧侶最強!と出家の為にタムナーカーニミット寺院を訪れた3人の若者が怪現象に襲われる話。
大きい音で驚かすばかりのホラー要素と、ドタバタ劇に東南アジアコメディらしいやっす~いSEを被せてみせる展開で、楽し気な空気はあるけれど、笑えたところはアイスとギガぐらい。
突っ込んでもしょうがないけど、祟り蛇じゃないし、僧侶最強じゃないし、最初のミラー越しのは何でしょう?
ホラーパートとコメディパートをもう少ししっかり分けた方が良かったんじゃないか?というか、コメディなしでも良かった様な。
最初から最後までノレなかった。
大蛇のシーンはオマケです。
映画の始まり… ここは辺ぴな場所にあるタイの寺院。暗闇の中、仏殿で人が集まり何かを祈っている。若き修行僧が、その光景を盗み見ていたが、すぐに彼らに気づかれてしまう。すぐさま逃げる修行僧、しかし輿(こし)に乗った異様な魔物のようなものが追って来る。その担ぎ手は、みんな首がなく、腰を振って踊るように担いでいる。ナンジャコリャと思っている暇もなく、敢え無く修行僧はつかまり.... 餌食に? 恐怖とお笑いは紙一重(ジョーダン・ピールより)。
場面が変わり、遠くからでもオネエとわかる個性あふれる3人衆が、たわいもない事を派手にしゃべくりながらバスに乗り込むとすぐにかわいい男はいないかと物色する3人衆。ターゲット発見! イケメンにオネエの1人バルーンなんか脇の毛を見せながらでも色目を使ったのはいいが、それは知り合いのノーンだった。これから訳の分からないシナリオが始まり、ノーンさん、あなたは、…悲惨。
その後、バスが道路を走っている場面となり、日も暮れてお化けタイム時間に突入するかのように運転手が走行中にふと何気なく、バックミラーを見ると、そこには首なしで踊る3人のオネエの姿を見てしまってからは、あら大変、びっくりして、ハンドルを切りそこねて事故を起こしてしまう。その結果、オネエ3人衆の一人が亡くなったことで救いを求めたい新三人衆の前に病院で出会ったお坊さんから、ノーン、ファースト、バルーンの新3人衆は、一度仏門で修業し、出家する事を勧められ、田舎にある寺院に入門するが.... このシーンで一言。タイ人が日頃行う”タンブン”(徳を積む)は、ただ寺院でお経を聞いたり、唱えたりするだけでなく、例えば、籠に居る小鳥を逃がしたりする行為も含まれています(未来の上昇運)。
自分たちの事を”オカマ”というのを嫌う有名人の一言。”お前の欠点は、何かと思う?”と尋ねられた時、 ”それは俺を愛さなかったことさ。” キザすぎる三島。そんな三島さんの事は放っておいて、人の顔の事であまり言いたくはないが、それなら書くなってか? 最初のバス事故で無くなったオネエ3人衆の一人の顔がどうも生理的に合わなくて、そのほうが個人的にはホラーそのものだったけれども、映画の序盤で亡くなったので安心して観れると思ってしまった自分がいる。すみませんでした。
ドリフもビックリのドタバタ映画。話の意図が全然頭に入ってこないほどのスピード感と話の速さ、しかもくだらないほどのギャグの連発。閉口しているといつの間にかシナリオが一切頭に入ってきていない自分を見つけてしまう。映画の内容としては、コメディはもちろんのこと母親愛と仏門における出家に対するあこがれや厳しさを表現していたような映画であったのは、覚えている。
話は、横道に-・・・・旅行先のお国柄を’匂い’で端的に表す言葉がある。例えば日本なら醤油や味噌、タイ国ではパクチーを代表する香草。日本の事を’Japan’とか’Japon’とか非常に簡単に言っているけれどもタイは別物でその本当の名前は、長い。ヨーロッパの列強から植民地にならなかった唯一の国タイ。それを象徴するのが、「王様と私」というミュージカル映画。その原作者の馬鹿げた存在が、隣国のインド同様に上映禁止になっている。映画の主人公とされるラーマ4世の人柄は、近くて遠い国日本では、イギリス人の自己顕示欲と虚栄心の塊の嘘つき女性によってねじ曲げられ伝えられている。今のタイ国事情はあまり知らないが、かつては、映画を見る際でもラーマ9世が映画が始まると現れ、映画を見ている現地の方はもちろんのこと、外国人も敬意を表して立ち上がっていたものであった。
口パク芸で復活した人。”私、声が出なくなった時に思いついたの。”というコメントは、マユツバ臭く聞こえるのは、彼女はタイのパタヤで’国際ニューハーフ美人コンテスト’で優勝している。パタヤに行けば同じことをしている綺麗なゲイの方たちが口パクでミュージック・ショウを毎日数回公演をしている。最後、劇場前にある広場に全員がお披露目していたけれど近くでマジマジとみても男の人とは誰も思えない妖艶で華麗な方たちでした。さすがプロ!
彼女に対して映画と共に寛容に受け止める姿勢が必要なのか?
人の生死を遠ざける国とは違い、アニミズム文化を表すようにアンジェリーナ・ジョリーも入れている魔よけ”サクヤン”の入れ墨や大都会のビジネスビルや高級ホテルにもみられる地主神や精霊などを祀る祠があり、そこにお供えをしたり、新しい供物も捧げ手を合わせる人たちの姿を度々目にする。この映画では、神仏分離の考えから日本ではみることのできない寺院の中?にある祠の存在などがあることでタイ人の宗教観を垣間見ることが出来る。
映画の進行の仕方が、話が二転三転して、シナリオ自体が分断したようになってしまい、なかなか内容を把握しがたい映画であったけれど、そんな中でも、個人的に笑える部分もあり、一言で酷いと言えないところがある映画と思っていただければいいかもしれない。
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