「ある意味、斬新。」8番目の男 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味、斬新。
一言「面白かった!」。
◎よかった点◎
・裁判員ものといえば、数多くの名作もあるし。たいてい外さない。
閉ざされた密室での議論云々、まよくある話かなと思いきや。
途中から「ええ!」な、斜め上を行く展開に釘付け。
・最初は「よくわからないから」と「有罪か無罪か」を登場しない裁判員8番。
正直「はっきりせーよ」と思ったけど、8番の小さな疑問が他の裁判員にも派生して。
「これは、はっきりさせないと」と裁判員が動き出すところが。
驚きでもあり、でも納得でもある。
・裁判員それぞれのエピソードも挟みつつ、判事の心の動きも描いている。
また裁判の話と並行して、事件の真相を挟んでいくのもナイス。
判事(裁判長)にもスポットを当てるって、あまり見ないような。
この女優さんが、個人的にツボ。クールさがかっこいい。
△イマイチな点△
・フィクションだから仕方ないのですが。
裁判員は審議室で電話をかけていたり、報道フラッシュを浴びるのは。
お国柄なのかしら?。
たまにコミカルな点があるのに、最後涙が出たのに自分で驚きました。
機会があったらおすすめ。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「疑わしきは被告人の利益に」。
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