バッドボーイズ フォー・ライフのレビュー・感想・評価
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俺たちに明日はあるぜ、多分。
一言「劇場で観たかったかもー!」。
1作目(1995)、2作目(2003)と微妙な間隔から、今作17年ぶりって。
大抵こうなると、同窓会のノリだったりしてパワーダウンするんですが。
この2人が違いました。
◎よかった点◎
・勤続25年というそろそろ「老い=引退」世代という年齢を。
否定せずにむしろ全面に出している。
マーカスは「じいじ」になって、安全運転(シートンベルト!)。
マイクだって実は髭をココア色に染めているとか。
「もう俺たち若くないんだぜ」って。
・そんな2人だからこそ、単独行動は体力的に無理で。
今時なハイテク捜査班=AMMO と一緒に操作するのも、チームものとして面白い。
アクションもド派手というか、懐かしテイスト。
この2人だったら、こうこなくっちゃ!
・悪い人は誰で、なぜこんなことをするのか。
その辺はちゃんと経過を追って流れていくので、わかりやすい。
といいつつ「マジ!」な驚きも仕込んであるのがいい味付け。
△いまいちな点△
・おまけ映像の思わせぶりさ。いやいや、もうこの次はいいんじゃない?
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「俺たち一生、バットボーイズ!」
アメリカ版あぶない刑事!?
って言ったら怒られるかもしれないけど、刑事バディモノで、50歳過ぎて、未だにドンパチ現場一線。胃を痛める口煩い上長が出てきたり。捜査をしていく中で、有りがちなハイテク?を駆使する現代っ子チームAMMOとオールドタイプ二人の対決構図で、何だかんだオールドタイプがどこかで助けるのだろうと思いきや、意外に最後まで若い世代が活躍。結局チーム解散されてもメキシコまで助けに来るほど。ストーリーは過去の恨みでウィル・スミスが何者かに狙われ、周囲の人も殺されていく。前作から17年も経っているので、忘れていて、1作目か2作目で殺した犯人の妻と息子の恨みなんだろうと思いきや、実はウィル・スミスの息子だったという驚きの展開。しかも、唯一愛した女の息子で、その女を刑務所送りにさせてたって過去があったとは。ある意味、そんな重たい過去があるにも関わらず、お気楽に女性遍歴を重ね、暮らしていたんだと、ちょっと見識を疑ってしまった。しかし、どうオチを着けるのかと思いきや、やっぱりウィル・スミスに息子は殺させず、母親である女が息子を誤射し、元恋人の設定の骨格の良いホラン千秋が母親を撃ち殺す締めとなった。事件解決後、ホラン千秋の新警部昇格を皆で祝ってるけど、前の警部は殺されちゃたんだけどなぁ。息子も助かって、刑務所で真面目に罪を償うって改心してたけど、あんだけ殺してりゃ出てこれないでしょ。とは思いつつも、やっぱりバッドボーイズはおちゃらけた掛け合いとマイアミの海と太陽、ネオン、アクションがスタイリッシュで、こうでなきゃと見れる一作だった。
面白い
単純に、ストレス発散用の映画です。
マイアミ市警の刑事を演じるウィル・スミスが、マーカス・バーネットを相棒として、麻薬組織を相手に暴れ回るという映画です。
直前にウィル・スミスが「ジェミニマン」で演じたストーリーと重なる部分があって、おいおいこんなのが許されるのかよとも思いましたが、単なるストレス発散映画としてはアリかもと思いました。
昔、恋仲だった元カノ刑事を演じるヴァネッサ・ハジェンズが、どう見ても数年前までの彼女とは別人にしか見えず、もちろんダイエットにも励んだのでしょうし、お顔も派手に整形したんだと思いますが、クールで仕事ができるいいオンナになっていて、これはこれでアリかもと思いました。
余談ですが、キリスト教の国での公開が前提だからなのかも知れませんが、神様との会話という部分がどうにもこうにも冗長に感じられたのは、私が日本人のせいでしょうか。
敵の撃つ弾は、基本、必ず外れるというのがアクション映画の王道ですし、この映画の中でも大部分の弾は当たらないのですが、ストーリーの都合上、当たる必要がある弾は全弾当たるというか、ま、そんな細かいことにいちいちこだわっているようじゃ、楽しめないよっていうタイプの映画でした。
これで最後(?)のワチャゴナドゥ♪
"バッドボーイズ" シリーズ第3作。
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替,レンタル)。
マイアミ市警が世界に誇るあぶないコップス、マイクとマーカスが帰って来ました。しかも、これが最後の事件みたいな香りがします。もうふたりには会えないのか~???
前作から17年。マーカスには孫が生まれ、なんとおじいちゃんに。マイクは相変わらず独身貴族を満喫していました。
そんな彼らの前に最大の危機が。マイクが襲われ、上司の命まで奪われる最悪の事態にふたりは追い詰められていく…
マイクの過去が明らかになり、息子の登場で苦悩する彼を、マーカスが優しく厳しく支えるこの感じ、エモかったです。
悲しみを糧に奮起し、いつものやり方で敵に立ち向かう。壮絶カー・チェイスと銃撃戦で興奮の坩堝。血が沸き上がる!
マイケル・ベイ監督みたいな派手さは無いが、血の通ったアクションと言うか、脳筋だけじゃないのが良かったです。
若いもんに負けじと奮闘するマイク&マーカスはとにかくカッコいいし、コンビネーションに年輪を感じさせました。
戦闘中にも関わらず繰り広げるコミカルなやり取りも相変わらずで笑いました。サイドカーのシーンがお気に入りです。
歳を取ろうが時代が変わろうが、「俺たち一生バッドボーイズ!」なラストが秀逸でうるっと来ました。絆よ永遠なれ!
[余談]
北米ではシリーズ最大の興行収入を記録して、本作が最終作になるはずが続編の企画がスタートしたそうな。「あぶない刑事」シリーズみたいに、ふたりの定年退職まで描いてくれたら嬉しいなぁ…。「フォーエヴァー」つくって終わったと思ったら「まだまだ」からの「さらば」と同シリーズは続いたし、本シリーズがそうなっても別にいいんじゃない???
[以降の鑑賞記録]
2024/06/20:Netflix(字幕)
※修正(2024/06/20)
刑事として活躍しとらん
バッドボーイズの時代は終わり
これでこそウィルスミス映画
知識なしでも楽しめる。問答無用のド派手なアクション!!
【賛否両論チェック】
賛:予備知識はなくても大丈夫。型破りの刑事が仲間達と共に、自身の過去が生み出した宿敵に立ち向かっていく姿が魅力的。怒涛のアクションの連続にも、ハラハラさせられること必至。
否:設定や展開等、かなりご都合主義で進んでいく感がある。グロシーンもあり。
イメージでいうと「あぶない刑事」みたいな感じでしょうか(笑)。前作までの知識は、特になくても大丈夫そうです。
破天荒で孤高な刑事が、引退を決めた相棒やハイテクな若手チームと共に、自身が過去に残してきた亡霊にも等しい存在と対峙していく姿は、純粋にメチャメチャカッコイイです。アクションもド迫力で、観ていて手に汗握ること請け合いです。
ただお約束といえば勿論そうなんですが、主人公達が危ういところをギリギリ上手く助かっていくシーンが続くので、その辺はご都合主義感満載です。またR-15指定なので、グロい殺害シーンなんかも結構あったりします。
あまり深く考えずに、素直にアクションを楽しみたい、そんな作品かも知れません。
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