映画大好きポンポさんのレビュー・感想・評価
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ポンポさん、すいません。
映画製作の映画ということで鑑賞。
評価もかなりいいのでそこそこ期待して劇場へ。
なんですけど、まず最初に謝らせてください。
この映画の前にですね、「Mr.ノーバディ」という映画を少し離れた劇場で鑑賞しまして、そこから今作を見たんですよ。ノーバディの上映終了が11:00でポンポさんの上映開始が11:00。そこまで遠くないですし、上映開始11:00と言っても予告があるはずなので少し走れば間に合うと思ったんですね。少し不安だったので、普段は絶対しないんですけどノーバディのエンドロールを渋々見らずにスクリーンを出て、走ってポンポさんを見に行ったんですよ。結果11:07に着いて間に合ったーと思いながらスクリーンには入るとなんと既に始まっていた。
え?予告は?え?どんくらい過ぎてしまった??
結構進んでいたぽくて、11:00完全スタートだったんでしょうね。いやいやいや、書いてよ!!(涙) 他の劇場では予告無しって書いてあるのによ...。
ということで、時間があればもう1回改めて見たいと思いますが、今回は序盤を見ていない感想となります。本当に申し訳ございません。映画ファンとして許されぬ過ちを犯してしまいました。
7分遅れたポンポさんですけど、面白かったです。
映画熱に溢れ愛がすごいこの映画は、アニメーションながらにしてリアリティを感じた。いい作品なんですよね〜...だから悔しい。
映画しか好きな物がなくて、映画以外なにも好きではないと語る青年・ジーン(清水尋也)。映画監督に憧れて大物映画プロデューサーのポンポ(小原好美)の目に留まり彼女の元で、制作アシスタントとして働くことになった。
The・アニメって感じでポップで可愛らしい。
登場キャラクター、背景、描写など全てがよく出来ていて、ストーリーどうこうの前に非常に親しみやすい映画だなと思った。アニメが苦手な私でも「絵」だけでも十分に楽しめました。
先程も言ったように、この映画は愛が溢れている。
物凄い情熱と強くたくましい心。映画好きにもそうでない人にも、これを見るとかなり勇気づけられて元気になると思う。そして、「夢」というのがどんだけ素晴らしいものでカッコイイものなのかが分かる。夢を抱きたくなった。そんな希望に満ちた映画なのである。
劇中でポンポさんが言っていた数多くの名言のうち、最も印象に残っている「120分以上の集中を観客に求めてはならない」というセリフ。つまり、短い映画が面白いということなのだが、まさにその通りだなと思って、そりゃ120分を超える映画でも緻密な脚本により、観客を飽きさせない(クルエラ、コンフィデンスマンJPなど)映画はあるが、それは極わずか。やはり、映画は伝えたいことを簡潔に、短く深く物語を繰り広げるべきだなと。この作品はそんな言葉を強調して使っていただけのこともあってすごくテンポがよく、独特な切り替えや演出で観客の心を鷲掴みし、ニャリウッドという架空の世界に引き込ませている。彼らが制作した映画もその点を重点に置いて作っていたようなので、あれはあれで見てみたい。もちろんアニメでね。
ただ、ご都合主義が過ぎるかなと。
そこまで信用しているのもよく分からないし、捻りがない。笑いどころもあんまり無くて、挫折は一晩で上手くいきすぎている。もっと上手くできたはずなんだけどなぁ...。
他にも気になる点はいくつか。
ポンポさんこプロデューサーとしての凄さが分からない、頑張っているのが「監督」としてじゃなくて「編集者」として、そう単純なものか、全ての合否はポンポさん...?など。90分なのに求めすぎかな。
それでも、満足でした。
欠けていると感じているのは序盤を逃したからだろうなぁ...。本当に自分にイライラ笑
なめてました。ごめんなさい。傑作です。
すごいです。映画愛にあふれていて、これは泣いちゃいます。というか号泣しちゃいました。
そしてごめんさい。なめてました。ポンポやジーンの絵柄が子供っぽくて、こんな絵柄で映画を語れるの? なんて疑いの目で見ていました。
ポンポさんが制作中のB級アクション映画が自分の好みにズッポシで、まずは引き込まれました。巨大タコがミスティアのバストを絞り上げてのサービスショット。いいですね。
プロデューサーであるポンポさんは、興行として成功させるためには、エッチなシーンも大事と事もなげに言ってのけます。
そして、この作品の15秒スポットを制作するシーンがこれまたいい。15秒間の中に収めなくてはいけないポイントを解説しながら編集過程を見せてくれるんだけど、フィルムが差し込まれるようなダイナミックなアニメーションで、目が釘づけになる。
ポンポさんの口から出てくる名言は記憶に残るよね。「満たされた人間はモノの考え方が浅くなる。幸福は創造の敵」ポンポさん一体何歳なの?
劇中映画「Mesiter」で撮影された映像は合計72時間あって、これを公開版として編集する必要がある。72時間を2時間以内に収める作業って想像するだけでゾッとするんだけど、編集の面白さを編集ソフトの画面をうまく使いながら映像化しているから監督気分の追体験ができる。
編集の面白さだけでなく、ロケの手配とか撮影現場の準備とか裏方の仕事にもスポットが当てられていて、メイキングを見ているようで、いつのまにか泣かされてしまうというなかなかの傑作でございました。
今年の最高傑作、きたかも!!!
成し遂げたいと思うアツい心!!
これは見るべき映画
レイトショーも無いし仕事帰りでは上映に間に合わない。平日休み取らないと安心して映画も見れないと思ったら…
100人も入らない狭いシアターにびっしり…
金曜日で公開初日の映画が多いから大きいシアターから押し出されたんだろうけど、
平日休んで映画見に行って三本見て一番密だった。知ってる人は傑作だと知ってるんだ。
正直そこまで期待していなかった。
全くやられたよ、ポンポさんに。
あの小さな女の子がミスリードそのものだった。
オタクの監督も垢抜けない主演女優も、
ハリウッドネタも全部細かく計算されていた。
でも面白いし引き込まれた。
映画は作らないけど映像作成に興味ある人は見るべきだ。教科書みたいな、いや裏方ネタの宝庫?いやこれあの映画のアレだろとか。
しかも何故か泣けてきた。
映画をあまり見れなくなった今年の中で今の所一番の映画だ。
「傑作だ!」…と途中まで思ってた
「長い映画よりも90分の映画の方が好き」
このポンポさんの台詞通り、今作の上映時間もきっちり90分にしてる所、凄まじいほどの誠意です!!
映画作りを題材にした作品は何個か観てきましたが、自分の中では傑作が多いイメージです。
映画愛を肯定してくれるし、作品作りをしてる場面が物凄く好きだからです。
今作も、そんな場面が非常に多かったです。
また、アニメーションもまた独特です。
全体的にアメリカのカートゥーン調で描かれていて、それによってコミカルタッチで軽快なトーンで展開が進められていきます。
オリジナリティがあって、ちゃんと世界観にも合っていました。
今作は編集作業に多く視点があたっていたのですが、その主人公ジーンが編集する工程がバトルソードで斬るようにシーンのカッティング場面を演出していて面白かったです。
また、女優のナタリーが水溜まりをバチャンと踏む場面は京アニっぽさを感じたり、ポンポさんの紹介場面では魔法少女の変身シーンを彷彿とさせたり、それぞれ日本のアニメオマージュも入ってたりして、観ていて面白いです。
ポンポさんの喋る台詞もかなり印象深いですね。
特に「泣ける映画で泣かすより、B級映画で泣かせる方が凄いでしょ?」といった台詞はなかなかグッと来ました。
また、映画業界の楽しさだけでなく、大変さもちゃんと映していたのもポイントが高いです。
主人公を演じた清水尋也の声質はどこか畠中祐っぽさを感じたりもしました。
正直前半までは「絶対これは傑作だ!」と思ってました。
...ただ、後半のストーリー展開ととあるキャラクターの声の演技でわりとガッカリさせられました。
ネタバレについてです。
銀行マンをやっているジーンのハイスクール時代の同級生がいますが、ジーンが監督務める映画が危機に陥った時に救おうとします。そのなかで融資を募るためにプレゼンを行うのですが、そのプレゼン方法が割りと引きました...
だって、その社内のプレゼンを全世界に配信させてるんですよ!?あれはクラウドファンディングだけの結果見せればいいから配信する必要なんて無かったと思うし、機密情報漏洩も甚だしいです(^_^;)
また、終盤でジーンが編集作業の大詰めで何十時間も一人で作業してるんです。
ハリウッド映画なのに日本映画くらいの劣悪さな気がするのですが...
あと、主人公が「映画を作るために何かを捨てなければならない」といった感じの思考を働くのですが、そのために体を壊しても構わないといった姿勢に複雑な心境で観てました。
何故なら、自分が過去にそれと同じような事をした後に意欲を失ってしまったからです。
声の演技でガッカリさせられたのは新人女優のナタリーを演じた大谷凜香さん。
元々女優で声の演技初挑戦を加味して観ても、正直キャラクターと声が分離していたと言わざるを得ないです。
今は声優が本業じゃない方でも上手い方は多くいます。なので、他の上手い方にやらせるか、彼女にもう少し演技指導をするべきだったと思います。
好きじゃない部分もありましたが、総合で考えると好きな方の映画です。
Filmarks等のレビューサイトでも評価高いので、好きな人は多いと思います。
ただ、個人的には絶賛するほどではありません。
題名で判断しては、もったいない!
エヴァ何回も見るならこっち見て!
本当にこの映画、タイトルの軽さで最も響くであろう映画ファンに届かないリスクがある。一度でも映画の裏側、映画がどうやってできていくかに興味をひかれたことがある人にはぜひ見てほしい。アニメなんだけど扱っているのはハリウッド映画の世界で、訪れる危機も製作費枯渇や再撮影、ストーリー山場の舞台は編集室(!)。映画と映画の成り立ちを舞台とした王道の成長物語を堪能させていただきました。なにより上映時間が素晴らしい(笑)。本編の編集プロセスではDeleteが強調されているけど、短くするにはDeleteだけではなくシーンの順番を変えたり回想を入れたり、方法はいろいろあるので、そういった手腕も触れてほしかったかな。
トモアレ、早くたくさんの人に見てもらいたい、また早く海外での評価を聞いてみたい!
良い
絵描きさんの間で「良い」と評判だったので観に行った。
映画が出来上がるまでの人々の奔走と新人監督と新人女優を立ててスタートする大プロジェクト、可愛いアニメなのに現場のシリアス感にグッと引き込まれた。絵がとにかく可愛い。マーティン・ブラドックの演技に熱が入ってて思わず息を呑んだ。「MEISTER」単体でも面白そうなのに勿体ない!と少し思った。
ポスターの背景のモブキャラっぽい人たちもちゃんと出てきた。
主人公ジーン君の決め台詞が?って少しなりました。独特…。この映画も90分!? 少し駆け足だけど上映後周りで「良かったね」という声が聞こえました。「カメラを止めるな!」を思い出した。
漫画が6巻出ているので読んでから観に行くのがとても楽しみです。
教本アニメ映画
かわいい映像にプロ目線の脚本
映画の聖地ニャリウッドで、映画を一生懸命作る人たちモノ。
そして映画を作る映画ものの中では
「映画は、長いよりも短い方がいい」
という原作者の哲学が押し出されていて、作品の完成度を高めるために
「無駄なものを見極め、切り捨てる」
「少し効果的というぐらいのものも見極め、切り捨てる」
という新人監督の試練と成長が描かれている。
ただ繋いだだけの冗長なシーンと意識的に切り詰めて効果的になったシーンを対比的に見せてくれて、「実はこんなに違う」を教えてくれる啓蒙的な要素もあり。
良い作品を作るためにその実非情な決断を迫られているのだが、全体的にコミカルな作風に乗せているため重くなりすぎず、しっかりエンタメの範疇に収めつつ主題とドラマを見せてくれる。
あるシーンを切り捨てるのは、普通に感動させにいく物作りモノならまずしないこと。
だが本作では、ジーンが本物になった瞬間という象徴的なシーンとして成立していて、プロはもちろん一般観客でも「さすが」と思わせるだけのセットアップがある。
そういうわけで「プロが考える、かっこいい物作りのプロの姿」を遠慮無く打ち出した映画なので、現場の壮絶性が初めての人にはチクチク要素が随所に感じられ、感動はするものの感激まではいかないかもしれない。
(みんなで頑張って作ったから花丸、では回らないのだ。みんなで頑張って作るのは当たり前で、それが作品的商品的に効果的かどうかの次元で本作は全キャラクターの意識が共有されている)
また、この映画自体も「無駄はとにかく省いた方がいい」で作られていて、その「無駄」の判定は映画をこよなく愛してきた熟練の作者基準なので、
・1つの場面が多くの情報を兼ねる激しさ
・シーンの切り替わりの激しさ
・言葉で説明せず、描写で語り続ける濃密さ
は、作者レベルの玄人でないと「ついていくのが精一杯」になりかねないかも。
「ハマりきる(感情が確定され自覚される)前に、次のシーンに行ってしまう」というか。
いわゆる
「感性が磨かれきっており頭が非常にいい監督・原作者が、彼らの高い能力基準で最高のものを作った」
という作品になっている。
ちょっと、マスに向けて打ち出せるスピード基準を超えているかなと。
映画漬けのファンやプロのクリエイターにとっては「これだよこれ」と堪能させてくれる作品であることは間違いないと思う。
また、初回で「そこそこ面白かった」の人も、映画をさらに観続けて数年後にまた観たらかなり違うかもしれない。
自分としては、かなり楽しませてもらえた作品だった。
原作既読者として
原作既読者としては駄作ですね
原作をなぞった前半は幾つかのシーンのカットを覗けば十分満足できる出来。
しかし後半のオリジナル部分が寒すぎる。
ジーンの人格まで改悪して何を伝えたかったのか。
原作者が「映画については監督に丸投げしました」と予防線を張っていた意味がよく分かりました。
原作未読ならまあまあ楽しめたかも知れませんが既読者で絶賛している人は何を読んでいたのかと問い詰めたい。
良い掘り出し物
原作の方が、、、
何かを見つけたいあなたに
自分には何も無いと悲観することがある人、また今の生活に精一杯で自分を見失っている人には是非観て貰いたい映画でした。
しかし都合良く事が進む展開に敏感な方は、上映時間が短いことも相まって良い印象は抱かないかもしれません。
個人的には全キャラクターに華があり、主人公の努力、人間性が勝ち取ったサクセスストーリーに仕上がっていたと思いますので、よく90分に落とし込めたなぁと感心させられました。
皆が前を向いて仕事に取り組む姿には何か忘れていたものを取り戻したかのような感動を覚えると思いますので是非ご覧になることをお勧めします。
あららンド
やりたいこと いいたいこと なんとなくわかる
でもね ノイズが多くて
人材確保は直感パシリ上等海外ロケ即興撮影資金調達朝飯前成功の代償が過労で入院監督デビュー即受賞
90分じゃとても足りないようです、、
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