「映画好きで、頑張っている人のため」映画大好きポンポさん 猿田猿太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
映画好きで、頑張っている人のため
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これまで何かに夢中だった人も、そうでもなくて何も無い人も、何かに必死で頑張って、そしてそれぞれ幸せになれる、そんなスッキリハッピーな映画でした。しかも、エンドロールもダイジェストじゃ無く最後まで席を立たせない、上映時間はキッチリ90分w遊び心も満載です。
(追記)
家に帰って冷静になったので、良かった点を書き加えたいのですが――「誰もが上げるであろう、新人女優のヒロインが水溜まりをパシャってやってアハハと笑うシーンですが、普通、水溜まりを踏んで嫌がる人も居れば、このヒロインの様に楽しむ人も居る。楽しめる人は間違いなく良い人で、新人監督である主人公も、それを見抜いたという点で、映画の観客に主人公の才能を判りやすく判らせてくれる。しかも、その対比として水溜まりパシャを嫌そうに見ていたのが、あの金髪の主人公の友人の若手銀行マン。(それを観客の記憶に残してくれてるのは凄いのですが)もしかしたら、嫌な奴かと思ったけど、映画作りには避けて通れない費用の問題と対峙して、頭を下げて主人公を援護射撃してくれてて、しかも起死回生にクラウドファンディングという荒技を使う、正に今時の時事ネタを持ち出したのには、ほーっ!!と感動いたしました」っていうところが、とても上手く出来てたなあ、と感じ入った次第です。声優さん達の声もハマってるし、出来すぎのハッピーエンドもライトなアニメ作品だからこそ許される、見ればサクッと幸せになれる素晴らしい映画だったと思います。
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