「映画が好きな自分を肯定してくれる映画(NOT映画制作)」映画大好きポンポさん 安田大作さんの映画レビュー(感想・評価)
映画が好きな自分を肯定してくれる映画(NOT映画制作)
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作画もリッチで映像も綺麗でキャラクターもかわいくて良かった
なので他の題材にそのリソースは割いてほしかったなぁと思った
まず、劇中で作ってる映画がクソつまんなそうで
絶賛してる人たちもこれはどうやっても擁護できないレベルだと思うんだけど
みんなが心血注いで作るに値する映画には到底見えなくて
建物の基礎からぐっちゃぐちゃなのでそこに何を載せても崩れてしまう
これに尽きる
あとはもうどうでもいいんだけど
「映画は自由に作っていい」って巨匠に言わせておいて
主人公がこうでなきゃいけないって強迫観念に駆られて最後まで通してしまって
作品内で自己矛盾してるのがイラッときた
リアルにしたいのか抽象化した世界を描きたいのか最後までわからなかった
たぶんなんでニャリウッドって舞台にしたのか作り手も一回も疑問に思ってないんだろうな
原作がそうだからそうした以上の意味付けがなかった
架空なら架空でいいんだけど映画作りって現実でしょ?
銀行の融資とかもう映画業界以前に世の中を舐めすぎでは?
最近だとワンハリとかマンクとか
内幕モノって実際にあったこととかありそうな事で興味を牽引する部分が大きいと思ってて
結局ごっこ遊びに終始していて現実ではあり得ない陳腐な妄想や
少なくとも架空の世界の架空の出来事でやるにはすこぶる不向きな題材だと思うんだよ
逆説的に情熱だけじゃどうしようもならないものがあるって証明してしまった感じがする
土下座とか完徹とかブラック労働最大手のアニメ業界らしいっちゃらしいけどよ
これを臆面もなく作れちゃうってどんだけナルシスト
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