「等身大の主人公たちが頑張る姿を見ていたら、こちらも「元気」を貰ったような気がします。」映画大好きポンポさん もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
等身大の主人公たちが頑張る姿を見ていたら、こちらも「元気」を貰ったような気がします。
予告映像にタコと水着美女のシーンが
あったことを後で思い出した程度の
ほとんどノーチェックの作品でした。 (汗)
なのに気がついたら劇場のシートの上。 (…。)
またです。 けれど
この作品中でポンポさんが言っていた (気がする) のですが
「何かを感じたのなら、それを自分が信じなくてどうするの」
そうですね。
というわけで鑑賞です。
…で
細々とした感想は置いといて
「純粋に、面白かった」 です。
ポンポさんって誰? とか
全然知らないシリーズもの? とか
若い人向け作品かしらん とか
楽しめるか不安な要素が脳内にあったのですが
途中からすっかりどこかへ消えてました。 はい。
◇
映画が大好きなジーン君が
映画が大好きなポンポさんに出会い(拾われ?)ます。
ジーン君、ポンポさんの次回作でメガホンを握ることになり
監督として作品作りにのめりこんでいきます。
慣れないながらも、必死に取り組むジーン君。
その作品で、いきなり主演女優に抜擢されたナタリーさん
オーディションに落ちること30数回…。
ポンポさんが「光る何か」を見つけてこれも大抜擢です。
10年ぶりにスクリーン復帰の大ベテランは
俳優マーティンさん。
アカデミー賞、いやニャカデミー賞6回受賞の世界一の俳優。
ポンポさんが祖父を動かして出演が決定。
このような登場人物を中心に撮影が進み
無事完了。
あとは編集。
膨大な時間の映像を 切って 切って 切って
「この場面も切るんですかぁ」 とナタリー。 涙目…
ふとジーン君が気付く。
どうしても足りないシーンがある事に…
シナリオに無いシーンを追加で撮影したい と
ポンポさんに切り出すジーン君。
「どうしても必要なの?」
「…」
さあどうするジーン君…
というお話です。 (…雑っ)
◇
登場する人物がどんなキャラクターなのかも
ほとんど知らないで観たのですが
ストーリーはすんなりと頭に入ってきました。
登場する人たちの
「自分はこうしたい。こうなりたい」
という思いが画面から伝わってきて
心の中で終始、応援団がエールを送ってました。
「さあ、もう一息 頑張って」
大変上質・良質な作品に出会えた気がします。
観て良かった。
満足です。
※上映館の数が少ないのが、すごく残念。
◇ あれこれ
◆ジーンくん
目つきが 「焼肉店センゴク」 のモップ君みたいだな と
(漫画キャラです)
まあ、目の下にクマがあるところだけかも…(あと雰囲気?)
◆上映時間のこだわり
ポンポさんがこだわるの「90分」。
「子供はこのくらいでないと集中が続かないの」
で、帰宅してこの作品のことを確認。
上映時間 ⇒ 90分。 おぉ。有言実行。
◆上映時間の長い作品
は、確かに観るのがタイヘンです。 たとえば…
「アイリッシュマン」
Netflixで観たのですが、上映時間の長さと内容のバイオレンスさに
しばしば鑑賞中断しながら観ました。。。
これが90分なら子供でも… ( って、PG12でした… 汗 )
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。