「東側のイデオロギーはどこ?」A.I.ライジング Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
東側のイデオロギーはどこ?
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地球の国々が東寄りになり国家が潰れて行くというある意味挑戦的なシチュエーションでw宇宙開発の為にケンタウルス座のアルファ星にサイボーグのニマニと共に旅だった宇宙飛行士の話。
仕事に対して自信満々ながら、若い頃は奔放だったという主人公が、アシスタントであり性の対象でもあるエデルレジ社の主人公用にモデリング&プログラミングされた女性型アンドロイドのニマニ1345と旅に出るストーリー。
偉そうなことを言いつつフライト19日目にニマニを起動。
ちょっと暴力的な主人公のフェティシズムを解放しながらニマニとの関係をみせて行く展開。
というか、それだけ。
そもそもを言えばニマニだけで行けば充分なんだけどねw
何だか面倒臭くソフトのアンインストールだか権限を得る為にとかあるけれど…有り体にいうとバカなの?というね。
切ないっぽい感じを醸し出そうとしてはいるけれど、アンドロイドに惚れたアホな男が、自分の欲望に溺れて、アンドロイドがちょっとだけ応えるという宇宙に行った意味が何もない話で終了。
それを期待したなら少しはみられるけれど、しっとり重々しい流れでただのバカをみせられた、結局男なんてみたいなだけの作品だった。
そもそもそこまでしてフル充電しなくてもね。
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