魔界探偵ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たちのレビュー・感想・評価
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人の責任ではないが、この予告編では、間違えますよ!
自分がいかに稚拙であるか証明していただいた映画といえる。あくまでも嫌味ではありません。この映画、トリロジーでできているダーク・ファンタジー映画とされるもので、自分でもどうしてかわからないが、うっかりして2作目の「ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚(2018)」を先に見てしまうという馬鹿なことをしてしまった自分がいる。ただし、個人的には、トリロジーと言ってもどちらを先に見てもあまり大きな影響はないかもしれない。2作とも見たけれども各ごとに関連するのは、" the Dark Horseman"と呼ばれる魔人であって、あたかも奈落の王"Abaddon"を連想させる化け物で、それというのも邪悪な魔女ですらその存在を左右され、しかもサタンも牛耳るAbaddonらしいところがあげられる。もちろんゴーゴリと協力者の村人も出てくるが..........。
Yakov Petrovich, I don't know maybe I sterile it.
Sometimes the difference between dream and reality is very small.
And for people like you
I'm afraid that makes no difference at all.
From the point of view of the writer it would not be bad.
But from the point of view of the investigation,....................view
この映画、はっきりと言えることは、あまり何故そうなるのか?とか、というのもゴーゴリが失神して別の世界に行くのだが、それに伴って肉体も一緒に行くのか?精神だけがリープするのか?(肉体も一緒に行っているように描かれているが。)それとそもそも黒騎士とはいったい一体全体、何者? そんな謎だらけでその上、説明もあまりされないので、終いには、頭から謎の部分を考えないで、無視してからは、シナリオに遅れないように理解もできたし、面白みも出てくるものとなった。この映画の次回作の「ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚」が、ニコライ・ゴーゴリに対して、彼の原作の映画化された「妖婆 死棺の呪い(1967)」という作品のオマージュともとれるもので、この映画は、近代ホラー映画の最高傑作の1つとして呼び声が高いものとなっている。ただし、この映画の何とも言えない気持ちの悪さは、決して他の人に勧められるものではないと思えるのだが..............?(ロシアの民話に登場する怪物の"Viy"、その恐ろしさは、見ただけで人はなくなってしまうといわれている。)
男性役者の方々は、皆さん、あたかも亡霊のように青白く、ニコライ・ゴーゴリを演じていたアレクサンダー・ペトロフ、ゴーゴリとクリソツに外見をまねている。
文句のつけようのないCGI、ギミックを使ったゴア表現が満載で、夜の風景の描き方が耽美的と言える完成された構図をこれでもかと見せている。しかし、所々に突然現れる意味不明の登場人物もおり、特に2作目ではいったいこの重要な人物は誰なのかと、さすがに思ってしまった事があげられる。脇を固める警察署長、いつも酔っぱらっている過去に手術を失敗したことで立ち直れない医者や、かわいい女の子の父親でこいつ人間かというでかさの鍛冶屋のおやじ、リサ、オクサナといった魅力の塊の女性陣、謎の人物でリサの夫とかいろいろと個性豊かな登場人物も出ているので、極端に悪い映画と決めつけられないと思えるのだが、それはそれで、人それぞれ...........?
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