英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2019/20 ロイヤル・バレエ「コッペリア」のレビュー・感想・評価
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笑えた、面白かった。
2020年1月の公開時には映画館に行けず、わたしコッペリアに縁がないのかしら(しゅん)、とかって思ってたのですが、2020年8月に再上映が決まり、喜び勇んで観てきました。
まぁコロナウイルスの影響で、新たな舞台の収録ができないからなんですが…
さて、コッペリアです。わたくしは漫画から入った似非バレエファンなのですが、コッペリアといえば、テレプシコーラの千花ちゃんがコンクールで1位なしの2位になった時踊ったやつ!です。あと、第二部でアメリカのローラもローザンヌでスワニルダを踊ってます。
千花ちゃんもローラも、マイムが得意な子ではなく、テクニックの凄さが売りの子なので、コッペリアがコメディでびっくりしました。
スワニルダ役はマリアネラヌュネスが演じてます。結構仕切り屋で気が強くっていたずら好き。フランツがコッペリア(人形)に色目を使ったと知ったときの、ほっぺたプクーって膨らませてプリプリするところ、めちゃ可愛かった。
1幕は少しうつらうつらしましたが(すいません)、2幕からはバッチリ。コッペリウスの家に忍び込んでいたずらするスワニルダと友人たちが可愛かったです。
もちろんコッペリアのフリをするスワニルダも最高でした。
帰宅後にアマゾンプライムにパリオペラ座のコッペリアがあって、復習も兼ねて見て見ましたが、マイムがあっさりしててぜーんぜん笑えなかったです。
好みの問題でしょうがわたしは断然ロイヤルが好きです。
あと、3幕が2幕と繋がってて結婚式しないし、2幕もフランツじゃない男の子が出てきたり、ストーリーも全然違いました。衣装もスワニルダと友人たちの違いが腰のリボンの色しかなくて主役目立たないし…
近年はロイヤルバレエしか上映ないので見てないせいもありますが、パリオペの魅力って何ぞやって思いました。
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