劇場公開日 2020年2月28日

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「応援鑑賞にはちょうど良かった」スケアリーストーリーズ 怖い本 yuriさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5応援鑑賞にはちょうど良かった

2020年3月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

新型コロナウイルス蔓延中。もし感染していたら、自分は平気でも、実家の親にうつしては大変なので、自粛モード。しかし、映画館に行きたい気持ちがフツフツと沸き。売上協力という名目で、気を付けて観ることにして、近場で選んだのが本作です。
映画館のロビーには、女子高生しか居ない。(こら、ガラガラだからって、ソファに寝そべるんじゃない!小さい子じゃあるまいし。だいたい、それ感染リスクを高める行為だぞ)
場内も、女子高生が3人のみ。濃厚接触の心配は無さそうです。

この映画は、予告編で白い化け物がO次郎かドロンパに見えてしまい、気が進まなかったのですが、さて本編は・・・
主人公のメガネちゃんカワイイ。うん、ちゃんと怖い。あ、トミーはいざ知らず、この子達も襲われちゃう⁉悪い事してないのに。理不尽。ラモン(美形♡)も?まあホラーって、理不尽に殺されるものですけど。
少女がされた仕打ちも理不尽。ベトナム戦争も理不尽。ラモンの兄はなぜ死ななければならない?

話は結構面白く、適度にドキッとさせられたりして、ホラーが得意では無い人間にはちょうど良い怖さでした。続編もありそうな終わり方です。
あ、白い化け物は、どちらかというとオバQでした。

上映後のロビーにはやっと、20~30歳位の男女が数人。結果、上映内容のせいもあるのでしょうが、見かけた中で私が最年長でした。レディースデイなのに、映画好きの中高年が感染を恐れて自粛なんて、理不尽だわー。(女子高生が悪いと言う意味ではないですからね)

余談ですが、ハリウッドのホラーって、化け物が汚いですね。ゾンビは仕方ないとして。itのピエロなんか、アップでは吹き出物みたいなのが見えて、禍々しさより汚さにげんなり。嫌悪感を与えるというのも制作者の意図かもしれませんが。
わたしは、「ホーンティング」のような綺麗な映画の方が好みです。

ゆり。