「魔法が少し残った世界」2分の1の魔法 takaさんの映画レビュー(感想・評価)
魔法が少し残った世界
エルフの兄弟が亡き父を復活させるため不死鳥の石を探す旅に出る。
科学が進歩していき、自然と魔法が失われつつある中で
翼をもつ種族は飛べなくなり、元々あった力は失っていた。
そんな世界で主人公イアンは託された魔法の杖を持って旅の中で覚醒していく。
ボードゲームのようにある地点からゴールに向かうまで
徐々に主人公たちができることが増え、アイテムをゲットし
謎解きをしてRPGのように進む。
期待されずに厄介者のように扱われた兄バーリーは
亡くなった父を復活させるためいろんなアイデアを出すが
弟のイアンは信じきれずにいた。
イアンが魔法を覚えていくにつれ、何もなかった兄バーリーとの間に
確執が生まれてくるがそこには愛があった。
最後は半身の父との出会いに涙を誘うシーンもある。
ストーリー内に人間が一切出ない稀有な作品だが、どんな種族だろうと愛が大事。
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